2015/07/07
「プラトンやアリストテラスの末裔は経済観念なくてあきれる()」
「緊縮に反対したるチプラス氏やけくそ気味で尻を割りたり()」
「国民の投票結果辛抱を拒絶をしたり六割ほどが()」
「詳しくは国の在り方わからねどやることやらずば改善できぬ()」
「結果受け中・露はギリシャに肩入れを表明したり下心持ち()」
「プーチンと習近平がほくそえみギリシャの危機に支援をすると()」
2015/07/07
「奴隷ゆえあなたの望みそのままに仕える他になにをしようか(#57イントロ)」
「愛なるは愚かなものでわが愛もあなたのことは寛容である(#57)」
「神により奴隷にされたわが身には辛抱しかない何をされても(#58イントロ)」
「われ待つは地獄であっても咎めない汝が快楽に善悪あれど(#58)」
「太陽が五百周してなお君のその美に優る肉体はなし(#59イントロ)」
「昔にはきみに劣れる題材に讚嘆捧ぐ才ある人も(#59)」
「われわれの時も終わりに向かうもの恵みしものを無惨に壊す(#60イントロ)」
「わが詩は時の神にと抗いて来るべき時まで君を讃えん(#60)」
「きみの愛豊かであろうとわれのこと霊送り込み監視までせず(#61イントロ)」
「不寝番している吾は君のため遠く離れて気ままなきみの(#61)」
「自己愛という罪われに取り憑けど鏡を見ては邪悪に気づく(#62イントロ)」
「きみのことわが身のように称えるが老残飾る青春の美で(#62)」
「わが愛すものの命を断とうともその美を記憶にとどめおかんか(#63イントロ)」
「彼の美は黒きインクで詩のなかに永遠に生きんか緑のままで(#63)」
2015/07/07
「大池は鶯多く棲むのかな鳴く声聞ける人多かりき()」
「春琴の『天鼓』は籠の鶯も大池にてをちこちで鳴く()」
「春琴の筝の音聴けば天鼓さえ舞い降り共に楽奏さんか()」
「鶯を厠で聴けるは贅沢とわれは聴きたり寝覚めの床で()」
「片思いラブラドールに応えないわが家の犬の無愛想謝す()」
「雨降れる七夕まつりに空眺め天鼓と牽牛置換ができず(天鼓が牽牛だという話もあるらしい)」