2015/08/08
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『かくて昭和史は甦る~教科書が教えなかった真実/渡部昇一著』を購入した。内容は、亡国史観をやめて東京裁判が抹殺した日本の言い分を知ること。近代日本の奇跡と日清・日露戦争の世界史的な意義を知ること。韓国、中国の抗日はゆすりのネタであること。太平洋戦争は悲劇の戦争だったが、欧米列国の亜細亜植民地化を防ぎ独立運動の旗手になった。真実を知ろう!
まあ、こんな内容だと推察するのだが、この本の『まえがき』を読んでいて思わず膝を打った。まえがきの最後に、『平成七年四月八日 はじめて祖父にになった翌日/渡部昇一』とある。これはつまり、わたくしがはじめてじいさんになった日と重なる。わたしは平成27年4月7日に初孫が生まれたので、二十年遅れで同じような感慨を持ったことになる。彼は、昭和五年生まれだから、ほぼ同じ頃、孫を得たことになる。
彼は、プロだからものを書くのは当然で上梓した日がたまたま初孫…となっただけだと思う。わたしは、かねてから垂訓みたいなものを残したかったのだが、そんなレベルにはないと自重もあった。ここに来て、孫となれば重い腰をあげるほかない。垂訓ではなくて、家族の歴史をまとめようと考えたわけである。ただ、親戚の間にもこのような歴史を語れる人も少なくなってきており、わたしがやらないとだれもやらないだろうという思いが強くなった。
やり始めると先祖が生きた明治から昭和は、幾多の戦争と関わっており、わたしを含めた戦後派は真実をしっかり見ていないという思いがしてきた。家族の歴史と一緒に日本の近現代史についても書きこんで、読んでくれる人にも真実を知るようにしてほしいと願う次第である。
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