2015/08/14
「吾がルーツを辿る旅には避けられぬ戦争を知る夏が始まる(今年は戦後七十年に当たる)」
「学校で近現代史学ばざり教えかたにも難しさあり()」
「日清と日露の戰に義はあれどそれからあとはエゴが見えくる()」
「資源なき国には輸送路断たれれば何とかせんという気はおきる()」
「実験のようにピカドン使う国思考過程にキリストはなし()」
「植民地土台にしたる英国は日本の動き疎ましからぬ()」
「卑怯なるソ連の暴挙許せないスターリンとはおぞましき人()」
「中国も切られ刻まれ地に落ちど戰に乗じ革命なせる()」
「米露中大きな国の舵取りは良心だけでたちいかぬもの()」
「放置すりゃ人の欲望尽きないがバランスとるはいかにも難し()」
2015/08/14
「箸とらば世人や親の恩を知れわれの力で食うと思うな()」
「食事での作法を示す五観文和文であるが難しきかな
(1功の多少を計り、彼の来処を量る
,2己が徳行の全欠を、はかって供に応ず
,3心を防ぎ過貪等を離るるを宗とする
,4正に良薬を事とするは、形枯を療ぜんが為なり
,5道業を成ぜんが為に、応にこの食をうくべし
)」
「食物の功績・功徳を計り知りその来るところ推し量るべし
(1人々の苦労、食べる効用を思って感謝の気持ちで)」
「食膳に向かって己が行いの善悪計り戴くべしと
(2自分の行いを振り返りいただきましょう)」
「食べ物は体でなくて心さえ行するものと想い戴け
(3食に関する煩悩として貪り、顛り、愚痴の三毒、好き嫌い、不平不満等から離れる)」
「断ちたれば痩せ衰える糧なれば良薬を思い戴くべしと
(4医食同源)」
「仏道をなさんがための糧と想い食欲を越え戴くべしと
(5食欲を満たすにあらず仏道とする)」
2015/08/12
「御巣鷹に幾多の魂タマの果てしより三十年後も涙は消えず()」
「蜘蛛の糸想い起こせる救助ヘリあの惨劇に生きる命が(川上慶子ちゃんほか三名)」
「慶子ちゃん三児の母で看護士で強く生きるも来しかた如何()」