2017/06/15
「赤薔薇や萌黄の蜘の這ふて居る(M29)」
「この句とは萌黄の蜘蛛がみそなるか赤との対比命なりけり()」
「色あいの萌黄と音のハーモニー色を種々に変えて楽しめ()」
「まだ芒種夏至小暑へて大暑へと続き暑さはこれからが山(『暑中見舞いの日』)」
2017/6/15
「死の床や雷の音聴くワンコ()」
「何回ももんどりうって死出の旅()」
「娘の部屋のドアに掛けたる夏暖簾()」
「雷やムンクの叫びスヌーピー()」
2017/06/15
「野際さん肺腺ガンで逝きたまう素敵な人をまた失える(享年81才)」
「マッチョマン千葉真一と結婚も別れてあとも輝けるなり(3才年下)」
「キーハンター浅見光彦母親や冬彦さんの母でもありし()」
「岸恵子、野際陽子は別格の美しさ持つ女優でありし()」
「長島や高橋悦司と同期とかミス立教でNHKへ()」
「2、3日ずれていたるも連れてって我が家のワンコクッキーちゃんを()」
2017/06/15
「家内からクッキー悪しとメールあり会社早退覚悟を決める
(6/14の9:25のメール『痙攣 、一歩も歩けない、ヒックヒック、水も飲めないし、立ち上がる事もできない、今にもどうかなってしまいそう』)」
「夕方にクッキー連れて病院に痙攣止める措置を受けたり(6/14Wed)」
「痙攣は止まり安らか眠りたり帰る前には一声泣きしと(6/14 20:00頃)」
「帰り来て目覚めてチックの症状が出て座薬挿入をせり(夜九時頃に)」
「二錠目は後と思えどタイミング失つし朝五時挿入したり()」
「結局は一晩チックの症状がでて壮絶もなにもできない(6/14〜6/15)」
「木曜日朝つれていき預けたりケージに寝かすもチックは続く()」
「迎えるにチック収まり先生はその日の措置の説明をする
(二回薬投与、すごい勢いで下血、目薬、スポイドで水をあげる)」
「下血とは体の内圧高いとき勢いすごく発射されると()」
「女医さんは昭和天皇崩御時に下血されたと喩えがよけれ()」
「帰りては安らかに寝て座薬など投与はせずに安らかに寝る()」
「一時頃介護変わりて階下へと降りて様子を診ることにする(交代の前に下血あり)」
「三時頃目薬さして水やれる息をしやすい対処をしたり()」
「呼吸音調べに行けば息止まるまだ暖かい体のありし(三時半頃逝く)」
「下血など措置をしたりて段ボール棺桶としてクッキー納む()」
「紫陽花の花に眠れるクッキーは永遠にわれらのこころに残る()」
「祭壇をしつらえしばし慰霊する合同葬儀に持ち行く前に()」
「看取りたる医師よき診療で感謝するクッキーちゃんも喜んでいる()」