2018/01/29
「大相撲の初場所はジョージア出身の栃ノ心が優勝した。14勝1敗は見事な成績だった。次の場所も健闘することは当然だが、外国人力士に母屋を取られたようで、さらなる日本人力士の健闘が期待される。稀勢の里関の相撲は、怪我をする前の粘り腰からは、想像もできないできであった。戦える状態で初場所出場を決めたのであれば、あの戦い方は考えられない。筋肉が全然機能していないようで、力強さがなかった。今度出てくるときは、ウェート・トレーニングをして力の出る筋肉に仕上げてからでないと同じ憂き目にあってしまう。
あと一つ、途中まで圧倒的な安定感と強さを発揮していた一人横綱の鶴竜関が途中からボロボロになったのは見ていて疑問に思った。モンゴル軍団のどこかから、勝ってはいけない、優勝してはいけないという指令が出たと訝ってもおかしくはないであろう。真相は分からないが、場所後のモンゴル勢に対するパッシングがモンゴル勢に向かわないようにするような力が働いたと考えてもいいのではないか。
そのほかに色々不審なことが発覚したが、貴乃花親方の理事解任もうなづけない。春日野部屋の暴力事件は、初場所の終了と同時に雨散霧散してしまい、これもうなづけない。来場所の大相撲がどうなっているかわからないが、モンゴル勢も日本勢も相撲に専念してして、ガチンコ勝負にかけてほしい。改革すべきは、横綱審議会とか、相撲協会の組織運営や親方制度の在り方などであろう()」