ワタシの周りにも文庫で初めて「テンペスト」を読み始めた人が
結構いるのですが…。
その人たちが口をそろえて言うことがある。
「専門用語が難しい」
…うん、そうね。
人物の名前だけならともかく、
親雲上とか、表十五人衆とか、中取とかの役職名や
大与座とか評定所とか御仮屋とかの役所や場所の名前、
うみないび、あごむしられ、大あむしられ、という沖縄人もびっくりな固有名詞など。
沖縄人でも現代の人には全く馴染みのない言葉なのに
本土の人なら尚更ですよねー。
「しょっちゅう、なんだっけ?って前に戻ったりして読むのに時間かかった」
という人も。
うん。まじめな人の読み方ですね。
難しい言い回しや言葉はある程度飛ばしながら読んで
そのうちなんとなく分かってくるさー
が、ワタシがアドバイスする読み方なんだけ、ど。
…ああ!
単行本には「コレ」がついてないのか!!
これがないのは確かにつまづく人、多いかも…!!
登場人物や専門用語や方言の一覧。
単行本にはコレが挟まっていて、
時々参照にしたりしてちょうどよかったんだよね。
ワタシもテンペストを初めて読んだときは
首里城とか琉球史とか、まだ全然知識なかった頃なので
コレは役に立った記憶があります。
それから、サイトで掲載されてた人物相関図も
時々見ながら確認したりもしたなー。
うん。
これは必要でしょう!!
…って、テンペストツアー企画の時に
角川関係者の方にぼやいたりもしてたんですが…。
現在、文庫版のカバーは舞台に合わせて
トップ写真のような仲間 由紀恵バージョンになっているのです。
(ちなみにコレは新文庫カバーではなく舞台テンペストの大阪公演用のリーフレットです)
…で、そのカバー、
なんと裏に人物相関図、
折り返しのところに人物紹介と用語一覧が(笑)
あはは。
やっぱり要望があったんでしょうかね。
角川さん、
これ、
正解だと思います
ちなみに、ワタシは単行本の用語解説一覧は
カバーの折り返しのところにテープで貼っちゃってます。
ついでに、自作のテンペスト年表も(笑)
(ところで、真美那さんが子を授かるときの、尚泰王の年齢がちょっと大変な感じでした(笑)知らぬが仏?)
歴史ブログ 琉球・沖縄史
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