沖縄トヨタ×琉球偉人の個人編CM、
残りの二人のご紹介です。
(尚巴志編、護佐丸編はこちらから)
まずは阿麻和利編!
登場している女の人は女性空手家(でいいのかな?)で有名なあずささん
キレキレでカッコイイ
最後に百十踏揚編!
百十踏揚編だけBGMも違うのもポイント★
アットホームなほんわかムードがたまらない
ちなみに阿麻和利と百十踏揚の間に子がいたという記録や伝えはありません※
なのでフィクションということでお楽しみください
※もちろん全て調べつくしたわけではないので100%断言はできませんが、少なくとも一般的に言えば「ない」です。
伊平屋のテルク口は阿麻和利の娘(20歳)を示唆しているとのことですが…どうなんでしょう;
(参/「沖縄戦国時代の謎」(比嘉朝進著))
実際いたとしても年齢的にそれが百十踏揚との子とは考えられないですねぇ。
また、現在阿麻和利の子孫と言う方はいらっしゃいますが、それは阿麻和利の母方(伝)の由来するもののようです。
今年も大変お世話になりました!
実家に帰るので、振り返り記事や元旦更新はできないかもしれませんが
みなさまもどうぞ良い年をお迎えください
本日2投目。
うむむ…You tubeアップの調子が悪いのかなんなのか、
設定画面と実際の表示が違う…(-_-;)
アップロード日がなぜか29日表記になるし(設定画面ではちゃんと30日)
再生時間も設定画面と若干違う…。
何度かアップロードし直してみたけど変わらず。
う~…しばらくしたら設定どおりに直るのだろうか…。
じゃ、気を取り直して…
お待たせました!
沖縄県トヨタグループが琉球史の偉人たちとコラボしたCMの
個人編ネット公開です!
まずは尚巴志編!
ダイジェスト版でも出てましたが
最初のカットのリラックスした表情の尚巴志がステキ
最後の記念撮影してるのもなんだかカワイイ(笑)
で、
「え?なんで尚巴志が勝連?」とか思った方どれくらいいますか~?
次は護佐丸編!
ゴルフに興じるダンディな護佐丸。
幸人さん渋~い(^ε^)
画面がやや暗めなのは渋さを表すためなんだろうか。
崖のロケ地どこかな~?
感想もお待ちしていまーす
【百十踏揚編】と【阿麻和利編】は明日のお楽しみに!
なんか、色々とこれからも記事書きそうな予感なんで
カテゴリ独立させました。
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年賀状でまさかの20枚一気の印刷ミス。
コンビニに急遽買いに行く羽目に…。
ALL印刷の“裏用”に対して、ALL手作りの“表用”…
自分で自分の首絞めてる感も否めないが
ついこだわっちゃう美術人の性 (´∀`;)
先日行った本島最北巡り。
最大の目的はココ!
琉球七嶽の1つ、「安須森御嶽(あすむいうたき)」に登ること!
安須森御嶽は辺戸(へど)にある辺戸岳のことで、
鋭く切りたった岩山全体が聖地なのです。
安須森は琉球開闢(かいびゃく)の第一のポイントで、
天から降りたアマミキヨ(アマミク・阿摩美久)が最初に作った聖地。
(ちなみに以降、今帰仁の金比屋武→知念グスク・斎場御嶽(★ ★)→藪薩の浦原→玉城グスク(★ ★)→クボウ御嶽→首里森御嶽・真玉森御嶽と続く)
クボウ御嶽も訪れたことはありますが、高校生の時なんで写真はなし。
そのワイルドさと壮大さに惹かれ、
いつか行ってみたいと思いつつ約2年、やっと訪れることができました!
2年も待ったのは、
さすがにひとりでは行かないほうがいい場所だからです。
特に標高が高いとか樹海があるというわけではありませんが、
ご覧の通り、安須森は急斜面の崖があちらこちらにある岩山。
登山のためのロープや鎖はあるものの、
足場は決して良いとは言えず、
雨天時はもちろん、雨上がりなど湿気の多い日でも足元が滑り、非常に危険です。
気軽に観光・ハイキング気分で行くような場所ではありませんので、
経験者と一緒に行くことをおススメします。
↑写真で撮った登山道。
でもコレ、まだ写真撮る余裕があったトコです。
本気でギャー!ってなったトコはとにかく必死で
写真撮る余裕なんてないですからね。
高所恐怖症なワタシ……がんばりました!
ロープの状態や足元を確認しつつ、
(ゆるんだり切れてたり、岩がぐらぐらしてる場所もあり)
ゆっくり登って約20分。
頂上に近づいて来たころにぽっかりと開いた洞窟が。
黄金洞(くがにがま)です。
歪曲した岩の層が太古浪漫を駆り立てます。
さあ、頂上まであとわずか。
(ってか、ここからが1番怖かった…ので写真なし)
そしてそして・・・
やっとたどり着いた頂上360度パノラマ!
ひゃ~!
しかも、下界(笑)ではどんより曇り空だったのが
みるみる青空に!
頂上にあった祠たち。
…一体どうやってこれらの石材やコンクリを運んだんだろう…。
恐るべし信仰心。
これでもなだらかな方の崖です。
(反対方向の崖は90度。今思い返しても脚がすくむ…)
柵はありません。
座り込んで高さと足場に気持ちを慣らすことしばし…(笑)
さあ、アマミキヨが見た雄大な景色を味わおう
北西…くらいかな?
北東あたり。
本島最北端、辺戸岬が見えます。
(なお、トップ写真は辺戸岬からみた安須森御嶽)
辺戸岬アップ。
安須森御嶽は今回登った場所だけじゃなくて
連なっている所も含めて安須森。
今回登った場所は宜野久瀬(シヌクシ)嶽。
右から「シヌクシ嶽」「アフリ嶽」「シチャラ嶽」、「イヘヤ」
(…たぶんあってるはず)
ただしこの「イヘヤ」だけは安須森には入らないらしく、
今は観光地になってます(→大石林山)。
ちなみに、アフリとは「涼傘(りゃんさん)」のことで、
アフリ嶽にキンマモン(キミテズリ)が降臨(!)した時、
涼傘が山を覆った(笠雲)という記録もあるそうです(「琉球神道記」)。
神秘的ですね~
琉球第一の聖地、安須森御嶽。
いい経験させていただきました
(めっちゃ充実感と達成感)
実際に登った時はもう十分って思ったけど、
今度はもっと緑がいっぱいの時にとか、
アフリまで行きたいかもとか、
さらに思ってしまうワタシなのでした
ええ、筋肉痛抜けるのに2日かかろうとも!(笑)
*参*
『琉球古道』(上里隆史著)
『琉球王国ぶらぶらぁ散歩』(おおきゆうこう・田名真之著)
沖縄トヨタグループがお送りしている
琉球偉人シリーズCM
電通沖縄さんから連絡いただきまして
いよいよ今日から個人編の一般放送開始だそうです!
(予定よりも遅れちゃいましたが…)
特に正月にはガンガン流れるみたいですよ!
個人編は、
尚巴志編、護佐丸編、百十踏揚編、阿麻和利編の
各15秒4種類!
個人的におススメなのは百十踏揚編です
みなさんが最初に見るのはさて、誰なんでしょうね(*^m^*)
(これで占いできそう…(笑))
You tubeへのUPは
明日から順次行っていこうと思いますので
県外の方はもう少しお待ちくださいね!
(データは預かっているので↑スタンバイはOKッス!)
めざまし土曜日で流れるかな?
と思ってつけてたら、
予告編の方が流れてました。
「按司」の漢字ミスも修正されてましたので
こちらでもご報告しておきます~
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そのままTVつけっぱしてたら「にじいろジーン」で染の安坊出てた。
このお店も行ったな、懐かしい~。
部屋の手ぬぐいも正月バージョンに替えようっと
一昨日、沖縄本島最北巡りに行ってきました
沖縄出身のワタシですが、
実は本島の最北まではまだ行ったことがなくて
初めて行くところばかりでした!
行ったのは、
茅打バンタ
↓
戻る道
↓
辺戸岬
↓
義本王の墓
↓
辺戸蔡温松並木
↓
安須森御嶽
↓
奥の集落(オランダ碇)
↓
宜名真御殿(宜名真神社)
↓
道の駅ゆいゆい国頭
↓
旧大宜味村役場庁舎
↓
大家
です!
1日かけての盛りだくさんの史跡巡りで、
達成感と充実感
それぞれまた記事を書けたらと思っていますが
前のコスモス畑の写真もまだまだあるし、
連日のオイシイモノ写真も備忘録としてUPしておきたいし、
明日からは例の沖縄トヨタの琉球偉人シリーズCM[個人編]も
いよいよ一般放送開始!(お待たせ!)
書くこと、やること満載なので、ぼちぼち行きたいと思います
年賀状も全くの手つかずだし、家の大掃除も…。
気長にお付き合いくださいませ
とりあえず、今回の2枚の写真は「茅打バンタ」からのもの。
バンタとは「崖」のことで、
ココから束ねた茅を投げると風で吹き上げられて飛び散るというのが
「茅打バンタ」の名前の由来らしいです。
史跡じゃなくて景勝地ですネ。
ここを訪れた時はあいにくの曇り空で
水平線ももやががっていましたが
やんばるの険しい山と、壮大な海の眺めが
同時に味わえる絶景ポイントでした
ぼーねんかいでした。
(クリスマスから連日くゎっちーばっかり食べてます)
会場だったホテルの部屋の名前が
「南山」「中山」「北山」
だったのにツボった(笑)
ちなみにウチは「北山」でした。
どうせなら中山でやりたかったな(笑)
(お隣の中山は、別の同業者が同じく忘年会してました。あんがい音漏れる(^^;))
ちなみに「平山」ってのもあったけど、
これは何だ…?
(読みもヒラヤマじゃなくてヘイザン)
なお、昨日の影響で絶賛筋肉痛中のワタシは
立ったり座ったり歩いたりのビュッフェスタイルは若干キツかったです
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コメントお返事遅れてます;
ごめんなさい(>_<)
*おまけ*
これはクリスマスに食べたもつ鍋~♪
〆は雑炊で!
all photo by ケータイ
今日は沖縄もすごく気温が下がったけど
お天気は晴れ!
お天気のいい日はどこか外に出かけたくなる。
というわけで向かったのは東村のお花畑(沖縄かぐや姫)。
昨日のタイムスにコスモス畑の記事が載っていたので
久々に訪れてみました。
グスクや墓ばっかじゃなくて
時にはカメラ女子な感性も磨いておかんとね…(笑)
うわーっと一面コスモス畑。
コスモスの視線にしゃがんだら
風で一斉にこちらに波打ってきて
なんだかすごい迫力がありました(笑)
ピンクの波に飲まれてみる。
これでもまだ5分咲きとのことだったので
まだまだこれから先も楽しめそうです
思いのほか、冷たい風も心地よくて
冬の晴れ間のコスモス散歩を楽しみましたよ
今年はイルミネーションも撮りに行けなかったので
いつにも増してクリスマス感はないですが
美容室も行けたし買い物もできたし、
なかなか充実したいい1日だったかな
Have a happy christmas
そして久々のflower photoは惨敗…
全然思うように撮れんかった…(ノД`)
明日は鍋パ☆
↑どちらにせよクリスマス感はない(笑)
ふぅ…っ。
今日1番の大シゴト完了(笑)
っつーか、こわ~…、争奪戦、こわ~……
ちょっと気持ちが折れかけた…(笑)
だって、うまく繋がるかどうかは運だもん…。
あまわり浪漫の会のみなさん、お疲れ様です(敬意)。
ありがとうございますm(_ _)m
よし。
とりあえず、
ひと安心。
ついでに争奪戦レポ(笑)
('09→★ '10→★ '11→★)
'08年は普通に取れてて苦労した覚えなし。
発売日や発売開始時間も全く意識してなかったと思うのだが…。
(卒業公演の濃さがまだ分かってない頃なので)
今考えても不思議すぎる…。
イラストは阿麻和利。
「琉球戦国列伝」用の、没になった奴が出てきたので。
(なんで没にしたんだったかな~?)
ホントは大帯に刀さしてます。
刀とかの武器は別に描いて、後で合成してるので
人物だけの下図にはでエアー刀(笑)で描いているのです。
明日は平日でシゴトだし9時台は空き時間ちょっとしかないから微妙だな~(^^;
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(昨日の翔べ!尚巴志レビューは前記事にて)
先週読了した本。
「沖縄の星 悲劇の英雄 阿麻和利加那」
(増田信一著/リブリオ出版/1985)
以前パラ見はしたことあったけどちゃんと読みました。
高学年からの児童書に分類されると思いますが
なかなかの文章量でした(全267ページ)。
阿麻和利が題材の物語はいくつか読んできましたが
この本で描かれている阿麻和利を一言で言うとすると
経営者、阿麻和利
です。
最初の4分の1が屋良での幼少時代、
4分の2が勝連に移り住んで地域興しをしていく様子、
ラスト4分の1が勝連按司になってから死ぬまで。
つまり「勝連按司・阿麻和利」になるまでの
「加那」に趣を置いた物語になっていました。
幼少時代に懐機に会ってたり、
懐機の師匠である張老人に師事したり、
屋良の人々のために色々と尽くしたりと、
病弱で悲惨な屋良子ども時代
という感じではなかったですね。
友達にも恵まれてるし…。
「国王の立場で考えるか、按司の立場で考えるか、領民の立場で考えるか、
それぞれの立場によって考え方は変わってくるのです。
加那様は、どの立場で考えようとされていますか」
(57- 張老人(懐機の師))
この小説のテーマはまさにこの一言に集約されているように思えました。
立場が変われば見方や考え方も変わる。
実際、沖縄出身ではない作者が阿麻和利を題材に物語を書こうと思ったのも
阿麻和利に対する評価の二面性が興味をひいたからだそうで。
このこだわりは阿麻和利自身だけでなく
茂知附按司や倭寇、金丸(松金)、尚巴志王、尚泰久王、護佐丸などにも
展開されていましたよ。
「わしが城主になってからの40年間に、わしがやってきたことを次々と思い出してみた。
わしだって、領民どもの年貢を軽くしてやりたいという気持ちがないわけではないが、
首里からの取り立てが厳しくなる一方なので、
どうしても年貢の数を増やすしかなかったのだ。
首里だって、北山征伐をし、大きな道路を国中に造り、
国家の体制を整えるためには、
勝連に対する年貢の取り立てを軽くしてくれる望みはない。
そうかといって、首里に逆らったらつぶされてしまうに決まっている。
わしの考えは、いくら考えてもここでとまってしまうのじゃ。」
(190- 茂知附按司)
茂知附按司の最期のセリフ。
政治を怠り酒浸りの悪評高い茂知附按司が単純な「悪」ではなく、
按司として立場ゆえの苦悩や弱音を加那に漏らすシーン。
物語のラスト1ページも唸ったね。
惜しいのはこのようになかなか設定は面白いのに
小説としては展開が割と淡々としちゃってること。
描きようによってはもっと面白くドラマチックになりそうなのに、
結構みんなあっさりと消えて行ったのが残念。
う~ん、それとも児童書だからこんなものなのかなぁ?
でもゼロから村おこしをしていく経営者(リーダー)としての阿麻和利は
なかなか興味深かったです。
この部分がこの物語のメインでもあるし。
チームを作るとか、ミーティングのシステムとか、
目的の共有や規則、休暇や情報収集法など、
子供向けのリーダー論の物語としても読めるかも?
ドラッガー的な(笑)
*おまけ*
加那は松金(金丸)とも旧知の仲で(ちなみに同じ年頃)
百十踏揚の嫁入りは泰久がまだ越来王子の時という設定。
「加那殿、泰久様はお主が勝連城主になられたのを祝って、
大きな引出物をくださるそうですよ。
それがなんだか当てられますか。
とてもすばらしい贈り物なのですよ」
(207- 松金(金丸))
百十踏揚を引出物よばわりとはけしからん(`ε´)
ちなみに黒幕は尚泰久、金丸に加えて玉城大親。
やっぱ「百十踏揚」に勝るのはないな。
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「翔べ!尚巴志」
2012年12月22日
大里農村環境改善センター
10月の中間成果報告会を見せてもらってからの
「本公演」でした。
勝手に琉球浪漫シアターみたく
1時間ちょっとくらいの舞台と思ってたんですが
(前回がそれくらいだったから)
なんと、二幕二時間のフル公演でした(!)
前回「お休み」していたきよらや攀安知等のキャストも復活!
どうしても色々と制限があった分(舞台設備とかね)
今回ならではの創意工夫やチャンレンジもたくさん見られた舞台でした!
≪平田之子と屋比久之子の二人≫
まず、今回はこれ見れただけでも満足ッス
(身内贔屓ですが(笑))
屋比久之子は前回から引き続きでしたが今回は平田之子まで。
よりによってこの二人がこの二人を演じるなんて。
二人並んでこんな立派な姿を見れる日が来るなんて。
オカアサン、ウレシイ(感涙)
「父さんは何も悪くないんだ!」
の初セリフから2年?
身長も伸びて、声も逞しくなって、
あれだけのたくさんのセリフもしっかりこなしてたし
演技もこんなにうまくなって…
嬉しくって涙出そうなったよ。
(当時からベテランの風格だった同じく身内のRさんとは違って
この二人はホントに見た目も内面もちびっこのひよっこだったので
若干ヒヤヒヤがあった分、成長の驚きと喜びも大きいのです(笑))
これからがホントに楽しみな二人です。
なので“これから(数年)”のためにも、
“これから(数ケ月)”はちょっと踏ん張らないとね!
健闘を祈る!!
というわけで、今回は尚巴志様を差し置いて
この二人のイラストにしました
兄弟のよう…(笑)
(ところで二人はちゃんと平田之子と屋比久之子のお墓参りはしたかな~?地元だぞー( ̄ω ̄)ノ)
≪護佐丸27歳≫
さて、今回は鮫退治のシーンなどカットもありましたが
その分、商人、懐機をキャストとして追加、
そんでもって護佐丸をこれまでよりも前に出した新構成も特記事項でしょうか☆
きゃ~護佐丸~~~
って感じでした(笑)
幻のあの衣装も2年ぶりの復活だったし(笑)
尚巴志との身長差も何気にツボでした
(↑マニアック)
今回オリジナルで追加になっててた
護佐丸と尚巴志の対話のシーンが良かったです。
「なぜこのような無茶をなさりなさるのです」
「はは、本部殿にも同じようなことを言われたよ」
護佐丸と尚巴志の、より近い関係が感じられたし
よって護佐丸がよりたってたかな
前までの作戦会議での云々よりもこっちのほうが好みです
しかもこのシーン、月夜の、静かな波音の聞こえる海辺、
たそがれる尚巴志に歩み寄る護佐丸。
そして流れる「月の船」
ゴメン、ロマンチックすぎて笑った…(笑)
ワタシにとって「月の船」は現代版組踊シリーズの
ベストオブ愛のテーマなので。
(「灯火」よりもコレ!)
しかも切な系。
(北山三角関係の時の乙樽のテーマと、こだわりの「月下に語る」)
護佐丸と尚巴志のふたりきりの時に
この曲が流れるとは思わなんだ…。
だって尚巴志の舞台ではこの楽曲使用なかったしね…。
途中できよらと尚巴志のシーン移行した時は内心ほっとしました(笑)
(尚巴志早くきよら呼べきよら!って念じてたワタシ(笑))
≪復活☆北山戦≫
今回復活した北山戦のシーン。
2週間前に「北山の風」見たばっかりだったから
なんだか不思議な気分でした(笑)
でもその分尚巴志との密談のシーンは
本部のセリフをいつになく注意して聞いてみたよ。
(この両方を初見で見た人の感想が知りたいな)
攀安知も本部もダークヒーローでかっこよかった!
やっぱいいねぇ~
攀安知役をやると演者さんの印象がガラリと変わるね!
体格も華奢な方だからなおさら意外性が。
でもあの目力は健在
予想してなかったキャスティングでしたが似合ってるかも!
実際の「戦」のシーンでは
舞台が小さめのため暴れるには狭そうだったけど
でもその分次々と役者が出てきて口上を述べるシーンでは
間が詰まってスピード感があって良かったです
≪尚巴志ときよら≫
今回尚巴志で印象的だったのは
先述した護佐丸との対話シーン。
そしてきよらとの対話シーン。
天命に従って決起したものの
「己の心に驕りや慢心はなかったか」
と苦悩をちらりと見せた所がグッときた。
(彼女はああいう類のセリフ回しがとってもウマい)
三山統一という偉業には
多くの犠牲が伴ったのは事実。
特に北山戦は中山軍も多くの犠牲を出してますしね。
そういう多くの血の流したということは
これまではアカインコ君(ストーリーテーラー)がチラリと触れていましたが
今回はそれをとりあげてきよらとの対話に入れてたのは
とても印象的でした。
その尚巴志の迷いに対するきよらの返答も良かった。
あなたが良しと思ったことをまっすぐに貫き続ける、
その姿を見せることに意味がある
という感じだったかな。
こういう苦悩とか迷いとか弱音とか
そういう人間的な弱い部分がちらりと見えると
主人公としてとても魅力的に映ります。
単純さわやかヒーローじゃない
人間誰もが持っているちょっとした影の部分。
そんな感じできよらの存在意義もけっこう立ってましたが
きよらのアカペラなくなってたのはちょい残念。
「きよらの唄が聞こえる…」
あのアカペラがあればもっと深くなったと思うし
笛の生演奏もメロディーリンクしてもっと良かった思いました☆
マニアックポイントで言えば、
国頭サバクイの時に尚巴志がすぅ~で作業に混ざろうとして
護佐丸に「いやいやここは我々だけで…」とされてる所が和みました(笑)
農業を一緒に手伝ってた頃の癖っぽくて良かったです
庶民派尚巴志様アピール。
≪新キャラ☆商人からの…≫
尚巴志が刀と鉄を交換しし農機具を作って分け与えたという逸話を
今回初めてキャラとの対話で紹介してました。
人をその気にさせる尚巴志の人柄、不思議な魅力。
それをカリスマ性と言います。
ふむふむ。
鍛冶屋に引き続き商人でも似たようなセリフを入れたことで
尚巴志のカリスマ性についてのアピールは強くなってましたね☆
今回鮫退治のシーンはありませんでしたが
個人的にはそれゆえの物足りなさは感じなかったですよ
むしろこの商人とのシーンと、
その後の農業とのシーンをもっと広げていってもいいくらい
マミドーマの演舞やっぱりイイな~
大地の踊り(マーケット)は生演奏・生歌じゃなかった分
ちょっと難しかった部分もあったかな…?
マミドーマと違って唄がないから
尚巴志とかのセリフか何かを入れられれば中盤の間延び間は押さえられたかも?
まだまだいろいろ出来そうですね、尚巴志の舞台
↑名前出してくれてどうもありがとう
今回この公演をやるまでに色々あったであろうことは
最後の尚巴志や父母代表の挨拶でもそうですが
パンフレットの後ろの「Special Thanks」一覧でも
垣間見ることができましたよ。
とにもかくにも、
今回このように尚巴志の舞台を続けてつなげてくれたことに
ファンとして感謝です。
メンバーさん、父母の会のみなさん、OB/OGのみなさん、
関係者のみなさん本当にありがとうございました。
まだまだ可能性のある尚巴志の舞台。
これからも応援しています
そして今回惜しまれつつも卒業となった二人のメンバーさん
これからの人生に幸多かれと!