がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

【開催】Pop in Ryukyu select &ワークショップ

2024年06月27日 | ・琉球/沖縄、徒然日記


↑クリックで拡大

 

今年の春にあまわりパークで行った
「Pop in Ryuky-琉球史イラストレーター和々作品展-」

この展示会の抜粋+未展示作品+新作をセレクトして、
中城村の護佐丸歴史資料図書館で開催することが決定しました!
(主催/中城村観光協会さま)

題して
「Pop in Ryuky select」


図書館に来た人にも気軽に触れてほしいので、
3階の企画展示室ではなく、
敢えて2階・3階のロビー(エントランスホール)で行います。

7/25~8/18 
10:00~17:00
入場無料です。

 

 

今回は、ワタクシ和々の講師でワークショップも開催。
ワークショップについて少し説明しますね。

 

まず、ワークショップは
子ども限定ではありません。

夏休みに期間に行われるワークショップは
小学生対象のものが多いですが、
中高生、大学生や大人の方も大歓迎です。

もちろん、小学生が参加して夏休みの課題のヒントにもできます。

つまり、子供から大人まで幅広く楽しんでもらえる内容なので
大人の方もどうぞ、遠慮なくお申込み下さい★

 

また、単なる「作業」ではなく
「思考」や「創意工夫」、つまり「学び」をしていただく内容となっています。

あらかじめ準備されているものを
各々が作って終わり…ではありません。

展示会とのタイアップなので、展示品ともリンクさせながら、
私の解説や、やり取りなども加えながら進めていきますので
時間通りに集まっていただいて、一緒に進めていきます。

和々さん、美術の先生になりまーす

 

 

【ワークショップ1】
7/27(土) 13:30~15:00
兜の鍬形を作ってみよう

これは工作分野です。
ハサミやカッターを使うので、小学校中学年以上を推奨します。
(ただ、その扱いに困らないのであれば低学年でも可。保護者の方の判断にお任せします)

兜や鍬形について学びつつ、
オリジナルの鍬形をデザインしてもらって、工作します。
作ったら、室町時代の形式の兜(レプリカ)に装着、
実際にかぶってもらって(兜の緒のガチ結びも披露します)、
写真を撮りましょう。
レプリカとはいえ、沖縄で兜をかぶれる機会はそうそうないので
いい機会だと思います!

※筆記用具とハサミの持参をお願いします。
※カメラは各自で準備お願いします。

 

【ワークショップ2】
8/2(金) 10:45~12:00
超基礎編 イラストの描き方

ゲームも取り入れながら、
楽しく人物キャラクターイラストの描き方をレクチャーします。

図形と線から始める超基礎編なので、
普段絵を描かない人、苦手な人でも大丈夫!

お絵描き初心者さん向けの講座です。
もちろん、大人の方もウェルカムです!(親子参加もOK!)

※筆記用具の持参をお願いします。

 

【ワークショップ3】
8/2(金) 13:30~15:30
琉球史キャラをデザインしてみよう

これはちょっとがっつり系です。
私自身の創作についてのトーク&ワークショップになります。

イラストを描くのが好きな人向け。
(お絵描き初心者さんは、午前の超基礎編を受講してから…なら大丈夫)

歴史の捉え方や、キャラに落とし込むことの意義まで踏み込んで
がっつりトークするし、みなさんにも考えてもらいますよ~。

なので、どちらかというと中学生以上向けかな?高校生、大学生もカモン!!
(小学生なら6年生とか)

「ごさまる科」を担っている中城村内の小学校の先生たちにもオススメしたいかも。

 

※筆記用具の持参をお願いします。
※使い慣れてるノートやスケッチブックがあれば、それを持参してもOKです

 

 

ワークショップは参加無料、各定員15名、事前申し込み制(先着順)です。

申し込み、お問合せは、中城村観光協会まで

TEL 098-975-5309(平日9:00~17:00)
メール nakakanko530@mco.ne.jp
観光協会のSNSのDMでも受け付け可(中城村観光協会で検索)
X(Twitter)→@Nakagusukukanko
Instagram→@nakagusuku_navi

 護佐丸歴史資料図書館では対応できないのでご注意ください
 台風の場合は中止となります

 

 

ちなみに、今回のチラシのメインイラストは
「琉球戦国キャラクター図鑑」のキャラをFF風ドッド絵にしたもの

キャラクタードッド絵はMAKOTOさま(Twitter@MAKOTO77463065 )に
制作してただ来ました!
(ちなみに背景のドッド絵は和々作です)

 

勝利ポーズのアニメーションもあるので、こちらも是非ご覧ください♪
(画像をクリックでジャンプします)


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一生に一度のチャンス、杮葺の首里城正殿

2024年06月19日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

2026年の完成を目指して、
復興が進む首里城正殿。

現在の、屋根の様子です。

 

実は私が1番見たかった工程で、
みなさんにも激推ししたいのが、
今のこの状態!!
(去った作品展でのギャラリートークでも力説したほど)

 

首里城の屋根と言えば、誰もが赤瓦葺を思い浮かべると思いますが、
首里城は、屋根の軽量化と耐久性向上を目的に
土ではなく杮葺(こけらぶき)を下地にする
空葺工法が取り入れられています。
(参『首里城の復元 正殿復元の考え方・根拠を中心に』)

平成の復元時と同様、
今回の令和の復元でもその工法が踏襲されているわけです。

 

 

杮葺とは日本の伝統建築のひとつで、板葺の一種です。

薄い板を重ねて竹釘で固定していきます。
とにかく緻密で、気の遠くなるような作業。

動画→

 

杮葺の代表的な建築物には
金閣寺や銀閣寺があります。

 

 

美しいですね…

 

板葺きの、杮葺の首里城正殿!

なぜ私がこんなにこの状態を見るのを楽しみにしていて
こんなに推したいのかというと、

ざっくりいうと、

古琉球の首里城の姿だから。

 

首里城は500年あまりの歴史の中で
ずーーーーーーっと同じビジュアルだったのではなく、
歴史とともに、変わってきています。

最も分かりやすいのが屋根。

 


▲『首里城復興STORY』より(作画/和々)

 

古琉球の時代(特に15世紀後半~)の首里城は
板葺きだったことが記録されており、
おそらく杮葺だったであろうことが
同時代につくられた玉陵や園比屋武御嶽石門などから
推測できます。

 

あくまで瓦葺の下地としての杮葺(状)ではありますが、
古琉球の板葺首里城が、実際にこの目で見られるとは
胸熱すぎる…ッッ!!!

※私は「板葺の色のまま説」を採っていますが、
「表面に錫が塗られて灰色だった説」を採る方は
脳内で着色していただいて…

 

古琉球の板葺き(杮葺)首里城については
推定復元図を描いており、
過去記事で詳しく述べていますので
良かったらご覧ください→

 

 

 

そして、

おそらく、

これを逃すと、

この板葺首里城を生で見れることは
もう、一生ないと思います。

 

生で見られるのは瓦が葺かれる前の、
今の、この時だけ…ッッ!!

いつ瓦が葺かれ始めるかは分かりませんが、
6月中はおそらく大丈夫だと思います。

6月末の土日には完全に覆われている状態かな!?
でも作業の様子が見られる平日もおすすめ!

 

7/1からは首里城の駐車場料金(2時間利用の場合)が
2倍になるので(ぐはぁッ!)
6月中の見学をおすすめします!

 

 

ただ、公式からは今のこの進捗および杮葺についての発信が一切なく
見学デッキにも何も説明もないのが至極残念…。
(見に来るお客さんみんな、杮葺作業に興味津々だったのに…!)

これほど貴重なシーンはなく、
教育にも観光にも利用できるチャンスだというのに…!!!!

「見せる復興」で頑張っている首里城ですが
同時に「発信する復興」も頑張ってほしい…!!!!!

ライブカメラとまでは言いません、
定点写真でもいいから、
定期的に、せめて週に2回くらいは
「首里城復興なう」をSNSで発信してほしい

 

 

【追記】

6.23(日)の夕方に寄ってみたときの状態です。

木曜日夕方時点でここまで進んでいたので、
翌金曜日には完全に覆われるだろうと思って行ったのですが、

金曜日はここの作業はしなかったのか、
上部の量端を微妙に残したまま…の状態でした。


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相棒

2024年04月29日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

新しい相棒。

 

―備忘録-

iPad Air(第5世代)256GB
Apple Pencil(第2世代)

 


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Pop in Ryukyu イラスト展お礼、と募集

2024年04月28日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

遅ればせながら、あまわりパーク企画展示室で開催していた
「Pop in Ryukyu 琉球史イラストレーター 和々作品展」
無事に終了いたしました。

3/30~4/21と春休みを挟んだ長めの会期の間に
多くの人に足を運んでいただきました。

勝連グスクに行くにはあまわりパークでチケットを買わないといけないため
ついでに立ち寄ってくれる国内外の観光客の方も多く、
たまたまだったにも関わらず興味を示してくれたり、
本を買っていって下さる方もいて、
あまわりパークという、琉球史イラスト展を催すには最高の「場」を提供していただけたこと
とてもありがたかったです。

イラスト展開催の提案と主催をしてくれたあまわりパークに
改めてお礼申しあげます。

 


(オープンして1~2時間くらい、準備中の札がそのままだったことに気づかなかった入口^^;)

 

イラスト展の様子は、ツイッターやインスタで随時アップしていたのですが
改めてブログでも振り返り記録を残しておこうと思います。

ただ、久しぶりに使ったデジイチ写真がなんか暗く写ってしまっていて、
明度補正したもののあまり良いできではないこと、ご容赦ください…

 

ざっくり動画はこちら(Twitter)→

インスタでは企画発表から撤収までのストーリーズを
まとめてハイライトに設置しています(@wawa_ryuq) 

 


「はじめに」と「プロフィール」

 

タイトルの「Pop in」には、
ひょいっと立ち寄る、
気軽に立ち寄る、
という意味があります。

このイラスト展は、いわゆるアーティスト的な作品展ではなく、
「イラストを通して琉球史に触れる・楽しむ」が目的。

なので、アート展示というよりは、
イラスト多めの博物館展示、というイメージで構成しました。

 

 

ではでは、
トピックごとに追ってみます。

 

 

トピック1は、私が琉球史にハマったきっかけである「現代版組踊」。

肝高の阿麻和利を中心に、TAO Factoryの他舞台やプロジェクト、グッズ、
沖縄TOYOTAの琉球偉人シリーズの作品を紹介しました。

(デザインを担当した阿麻和利&百十踏揚のパぺット人形も飾りたかったけど
あいにく借用できませんでした)

肝高の阿麻和利紅型は同型別染めの2枚を初めて並べました。
左の初染めverはあまわり浪漫の会に寄贈していたものですが、
今回の展示に合わせてお借りしました。

私自身10年以上ぶりの再会で懐かしかったです(笑)

 

 

自販機デザインやのぼりデザインなど、
10年以上前の作品は拙すぎて正直展示するのは恥ずかしかったのですが、
「知ってる」「見たことある」「懐かしい」「このあたりの絵柄が和々さんってイメージ」
とのお言葉を意外とたくさんいただき、
自分が思っている(気にしている)表面の技術的なことは、
他人はそれほど気にしていないもんだなぁと思いました。

 

 

こちらの三部作は今回のイラスト展に合わせて制作したもの。
写真では伝わらないかもしれませんが、遠近感のある半立体になっております。

絵そのものはデジタル作画ですが
それを更に工作しており、アイシングジェルやラインストーンを使っていたりと、
展示会で直接見ないと伝わらない作品です。

本当はキャンバスにアクリルのアナログ画も描きたいなと
キャンバス買ってはいたんですが、できませんでした…

ところでこの3作品、賢雄だけが3回くらい落ちたんですよ……なぜ……

 

 

トピック2は担当書籍3冊からの「考証とエンタメ」

考証イラストの『琉球戦国列伝』(考証レベルは 旧<<<新)と
エンタメに振り切った『琉球戦国キャラクター図鑑』の、
同一人物を並べて比較できるようにしました。

考証のレベルアップや、表現の違いが一目瞭然です。

 

 

展示スペースが全然足りなくて紹介する人物はだいぶ絞りました。

あまわりパーク主催なので
阿麻和利を中心に人物をピックアップしましたが
本当はもっと先島や、中国人や日本人キャラも紹介したかった…。

 

 

ここでは人物や背景についても知れるように
解説や図解パネルも。
キラキラ化の意義についてのパネルも。

つながり相関図はキャラ図鑑に掲載されている図(印刷所作成)ですが
データがなく、改めて私がゼロから作りました。

ピンを立てているところが展示にあるキャラクターになっています。
気になったキャラから広げていけるように。

 


三山の図。

 

 

お次は中央の展示ケースエリア。

フリー素材現代版御後絵:尚巴志と、
使ってもらった媒体の紹介。

他にもあるんだけど、手元に用意できたものだけ。

 

 

もう一つの展示ケースはグッズシリーズ。
御城印、御城印帳、武将印、他。

御城印・武将印は、いつの間にか、14種類手掛けていました。

イラストと同様、商品を通して琉球史を知ってほしい
というのが常にあるので、解説をつけるのがこだわり。

なので解説書も一緒に展示しています。

 

 

振り返ったら映像コーナー。

8種の映像をエンドレスリピートで。

最初は見たいものを選んで見れるようページを作っていたのですが
YouTubeの広告の煩わしさや、
他の動画を見始める人がでてきたので
このスタイルは1日で辞めにしました。

 

 

トピック3はクライアントワーク。

依頼を受けて制作したイラストシリーズです。
この展示会で初公開&撮影不可のものがあるので
写真少なめで。

 

連日の湿度や気温差でパネルがよったり反ったりと大変な状態に…

よれに関しては貼り替えたりしましたが
パネルの反りはどうにもいかず……

 

 

加えて、展示の固定方法があまわりパークでまだ確立されておらず
(壁を傷つけないための使っていい道具、ダメな道具など)
当初指定された方法ではことごとく作品が落ちしてしまい
(パネルの角がへしゃげたものが多かったのはそのため)
それならこれは?→落ちた!
あれは?→落ちた!
と、色んな道具や方法をかなり試行錯誤しました💦

 

 

トピック4はその他の「自主制作」

 

 

 

Twitterの100日チャレンジで描いていた
「琉球関係絵図からピックアップイラスト化」シリーズは
色んな方に好評でした!(特にご新規さん)
(書籍化、グッズ化してほしいのお声も…)

今回の展示では所蔵博物館に利用申請をして、
元絵図も一緒に紹介しました☆

絵図史料にも興味をもってもらえると嬉しい(^^)

 

このシリーズ、「琉球交易港図屏風」からのものが多いので
所蔵している浦添市美術館のロビーとかで展示、してみたいな~。

イラストから、「この人を探せ!」とかって、
絵図をよく見るきっかけ作りとか、博物館教育にも活かせると思うんだよね…

 


「キラキラ琉球史★ゆんたくマンガ」も抜粋で。

 

 

それから創作歴史小説『月下に語る』も。
(ああぁ、パネルの反りぃ~!)

元々あった当時中3だったぎょにくさん(元:グロスケ)のイラストを使おうと思ってたけど
現在の彼女から連絡がきて、
新たに月下に語るのイメージイラストを描いてくれました!

なので、この絵だけはゲスト展示。

 


本の閲覧コーナー。

「月下に語る」「新城くん。」「キラキラ琉球史★ゆんたくマンガ」は
この為に製本(同人誌)しました。

色んな人が手にとったあと、
乱雑にならないよう、ちゃんと本を元の位置に戻せるよう、
本の下には書影(コピー)を机に貼っています。

 

 

 

出入り口付近には体験コー!

ぬりえ4種、
その他2種、
自由お絵かき用紙1種、

合わせて7種の体験ができるコーナーです。

おかげさまで大好評でした。
大人の方も外国の方も★

 

 

集中している背中、よい光景です✨
ふふふ

 

 

体験コーナーで塗った(描いた)作品は
持ち帰ってもいいのですが、
出口にあるポストに入れてくれたものは、
私がマステに一言コメントを入れて掲示させていただきました。

会期終盤には両面壁がびっしり埋まって、
会場をにぎやかにしてくれました!
ありがとう~!

 

 

物販コーナーも。

ドッドフォントで私を表すもう一つの要素、ゲームエッセンスを。
というか、今めちゃ流行ってますよね、ファミコン風のピクセルアート。

 

 

ゆんたくマンガは開始3日で早々に売り切れてしまいました。
通販対応を先にしたので元々残部少ではあったのですが、
せめてあと10は刷っておけばよかったかも~

 

『新装改訂版 琉球戦国列伝』はトークイベント時に売り切れてしまい、
再入荷してもらいました。

そして普段は肝高の阿麻和利関連の公演でしか買えない
阿麻和利ステッカーも。

なお、(ゆんたくマンガを除く)これらの売り上げは
肝高の阿麻和利の活動に活用されます。

 

ご購入いただいたみなさま、本当にありがとうございました!




始まる前

 

4/7に行われた上里隆史さんの講演会&トークセッションは満員御礼!

 

 

そして追加で企画したギャラリートーク(全5回)では
上田絵馬之助さんのご協力により、
「琉球兜」をお披露目いたしました!

ギャラリートークのためにリピート訪問して下さった方も何名もいて
本当にありがたかったです。

 

この展示会をきっかけに多くの方の反応や感想に直に触れることができたのは
大きな励みとなりました。
(もちろん「(キラキラを見て)これはやりすぎでしょ」とか「沖縄人はこんな顔うすくないやろ、もっと時代劇みたいなやつが見たいんや!」などの辛口批評も含め)

ご来場いただいたみなさまをはじめ、
イベントへのご参加、
お声かけ、
お花や差し入れ、
本やグッズの購入、
メッセージポスト、
広報に協力くださったサポーターや施設、
自信のSNSでの感想や写真などの発信、
また、いいねやRTで応援して下さったみなさま、

本当にありがとうございました!!

 

いただいたエールを糧に精進してまいります。
今後とも琉球史イラストレーター和々を
よろしくお願いいたします

 

 

<Pop in Ryukyu広報サポーター/掲示施設>

寿一兎さま
Hikaru Russeauさま
島袋1さま
島袋2さま
宮城さま
喜納さま
山本さま


沖縄県立博物館・美術館さま
世界遺産中城城跡さま
護佐丸歴史資料図書館さま
中城村観光協会さま
読谷村観光協会さま
豊見城市歴史民俗資料展示室さま
豊見城市中央図書館さま
沖縄国際大学考古研究室さま
あまわり浪漫の会さま
軽便与那原駅舎展示資料館さま
沖縄市観光協会さま
読谷村文化センターさま
居酒屋島笑さま
読谷村総合福祉センターさま
読谷村花織事業協同組合さま
世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアムさま
センター自治会(沖縄市)さま
VR まめひなたスクランブルさま
VR 雨端Amahajiさま
VR anywhere cafeさま
沖縄市立図書館さま
沖縄県立図書館さま

ほか、うるま市内各文化施設さま
(うるま市内はあまわりパークがアプローチしてくれました!)

 

+ + +

 

<募集>

このイラスト展で制作した作品パネルを無料貸し出しいたします。

図書館、学校、ブックカフェ、史料館、イベントなど、
一次的に展示・活用していただける場所を募集します。

参考までに、2011年に読谷村立図書館で展示活用していただいた様子がこちら



作品の一部のみ、数枚とかでも構いません。
ちゃんとした展示設備がなくても、
虫ピンや両面テープ利用が可能な壁や天井があれば大丈夫です。
 なお、イラスト展の主催だったあまわりパークさんには
流用すること了承いただいてます。

ご興味ある方はこちらにあるメールアドレスからご連絡下さい。


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【追加イベント】ギャラリートーク開催!

2024年04月09日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

去った4/7のトークイベントでは天気の悪い中、
たくさんの方にご参加いただきありがとうございました!

おかげさまで満員御礼で、
その流れで企画展示室もにぎわい、
物販の「新装改訂版 琉球戦国列伝」も早々に完売しました。
買えなかった方を出してしまい、申し訳ない…。
(本は出版社に再依頼し、再入荷しています)

 

展示会は21日まで続きます。
ということで、当初の予定にはなかったのですが
関連イベントを追加することになりました!

 

和々によるギャラリートークを開催します!

● 4/14(日) 13:30~/15:30~
● 4/20(土) 10:00~/13:30~/15:30~

の全5回です。

所用時間は1時間程度を予定しています。

参加無料
事前申し込み不要
開始時間の5分前くらいに直接会場にお越しください。

 

この展示会は作品数が150点以上と多く、
琉球史解説などのキャプションも多いのですが

多めのキャプション(文字情報)もざっくりとトークで分かりやすく、
作品もポイントを押さえつつご紹介していければと思っています。
展示していない作品についてや裏話なんかも出てくるかも!?
また特典としてギャラリートーク参加者だけが見れる、
沖縄ではめずらしい、あの実物資料も披露します!

もう見たよ、という人も楽しめるよう(新たな気づきがあるよう)
工夫できたらと思っていますので、ぜひご参加下さい♪

お待ちしています♡


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【衝撃】国宝級の大発見!!新発見の御後絵の人物は…!?

2024年03月15日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

今日のお昼、
超絶ビックニュースが飛び込んできて
度肝をぬかれました!

 

琉球王国の国王の肖像画などアメリカで見つかる 県に引き渡し|NHK 沖縄県のニュース

戦後初確認か?琉球国王の肖像画「御後絵」がアメリカに 沖縄戦で流出した文化財が沖縄県に戻る – QAB NEWS Headline

「過去の記録になく歴史的発見」沖縄戦で焼失とされていた琉球国王の肖像画「御後絵」が米国から返還 | 沖縄のニュース|RBC 琉球放送 (tbs.co.jp)

 

沖縄戦で消失していた琉球国王の肖像画「御後絵」が
アメリカで発見され、沖縄に返還されたとのこと!!

気になるその御後絵は
第13代 尚敬王と
第18代 尚育王。

尚敬王は近世琉球の文化芸術が花開いた、琉球ルネサンスともいわれている時の王様で、
尚育王は教育に力を入れ、自身も書家として有名。『テンペスト』でもおなじみの王様。

劣化しているとは言え、
どこがどんな色だったのかしっかりと確認できます。

 

2つの御後絵を写真で見るならこちらがオススメ↓

琉球国王の肖像画「御後絵」、沖縄に戻る 流出文化財22点を米国が返還 戦後の混乱で持ち出される【動画あり】 | 沖縄タイムス+プラス (okinawatimes.co.jp)

琉球国王の肖像画「御後絵」が米国で発見、沖縄県に帰る 沖縄戦で流出、米FBIの盗難美術品ファイルに登録 色彩が初めて判明【動画あり】 - 琉球新報デジタル (ryukyushimpo.jp)

 

これまで、御後絵は鎌倉芳太郎が大正時代に撮影した
モノクロ写真でしかその姿をみることができませんでした。

平成復元の首里城の南殿2階で、
ずらっと掲示されていたのもそれ。

モノクロ写真なのでどのような色なのかが分からず、
近年では佐藤文彦氏の絵(『遥かなる御後絵』作品社)や、
化学分析で色を推定し、彩色模写復元するという試みも行われていました。
尚育王尚灝王が復元済)

 

戦前、御後絵があったのは尚家の住む中城御殿。
家宝ともいえるそれは一般公開されていたものではないので
実際に実物を見た人というのはごくごく一部の人。

見た人の証言も「極彩色だった」という程度で
どこがどのような色だったのか細かく知るすべはなく、
長年の謎でもあったのです。
(だからこそ、近年の化学分析による彩色模写復元は画期的だったのです)

沖縄戦で失われていたと思っていた御後絵の実物が
アメリカで見つかったというのは
まさに青天の霹靂。

科学分析によって彩色復元されたものと
「答え合わせ」ができることからも、
絵画研究、モノクロ写真からのカラー分析研究にとっても
大きな成果につながります。

 

…しかし、
尚育王の顔左半分はどうした!?

劣化が激しい状態なのはわかるけれど、
あの不自然な目は、劣化して絵具がはげたところに
誰かが後から描き足したようにしか見えない…。

そもそも目の高さも瞳の向きも違うし、
皮弁冠のラインもなんか左上がりになってる。

単に絵の具の剥離や紙のヨレで、オリジナルがああなっているだけとは考えにくいし。

ヨーロッパでのキリスト像のトンデモ修復を思い出したんだけど…

ともあれ、鎌倉写真で見るような端正なお顔立ちの尚育に戻ることを願います…

 

 

+ + +

 

さて、話を戻して、
私が受けた衝撃はこれだけではないのです!!

 

+ + +

 

この2つだけでもヤバイというのに、
今回返還された22点の美術品の中には
あと2枚、肖像画があるんです。

 

その1つが、

どう見ても、

御 後 絵 。

 

でも、誰だかわからない。

 


琉球王国の国王の肖像画などアメリカで見つかる 県に引き渡し|NHK 沖縄県のニュース

↑サムネにもなってる、この動画の最初に出てくる絵

 

ってことは、

鎌倉芳太郎の写真にもない、
新しい御後絵の発見の可能性!!?

 

鎌倉写真の御後絵は10枚(10人)。
第二尚氏は19代までの19人。
でも最後の尚泰は御後絵ではなく写真なので
彼を省くと御後絵不明の王様は残り8名。

改めてその謎の絵を見ると、
服装は明代の皮弁服スタイル。
尚円王や尚真王に見られる、あのシンプルなタイプです。

 

ってことは、第二尚氏前半の人だ!

前半で、鎌倉写真にない王様というと、

 

・尚宣威(~1477)

・尚清(~1555)

・尚永(~1588)

・尚賢(~1647)

・尚質(~1668)

 

の5名!

尚宣威は在位半年だし冊封も受けてないし
ちょっと考えにくい気がするので、
4名のうちの誰かか!?

(尚質の次の尚貞からは明らかに服飾が代わるので
尚貞以降は考えられない)

 

薩摩侵攻以前の古琉球の王様だったら
激アツ倍増だけど、真相はいかに!?

 

っていうか、
尚育、尚敬の御後絵ももちろんすごいけど、
この謎の御後絵新発見のほうがやばいよ!!

国宝級の、世紀の大発見だよ!!!!

ってか、いずれ国宝指定されるかもね!

 

これから調査研究が進むと思うので
続報を楽しみに待ちたいと思います!!

 

うほうほ!!

 

 

追伸:

3/18(月)のOTV夕方のニュース(8チャンネル)で特集組むそうです!
これは見逃せない!!

 

 

+ + +

 

翌日の報道で、
謎の御後絵には「尚清様」との記述がある事が報道されました。

尚清!!!!!!

琉球王国の象徴が鮮やかに 最高の絵師が傑作 豪華さと技術に驚く識者「インパクトは計り知れない」 国王の肖像画が帰還 | 沖縄タイムス+プラス (okinawatimes.co.jp)


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【掲載】CUT2023

2023年12月18日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

画像

11/30に発売となったカットイラストのイラスト集「CUT2023」

私のTwitterをみた代表の方にお声かけいただき、
私のイラストも掲載させていただきました。

画像


201名のイラストレーターの中の一人として
帯にも名前が♡

 

画像

中はこんな感じ。

見開き2ページです。

今回は紅型風味のイラストに絞ってみました。

他の方々のイラストが「現代」「日常」であるのに対して、
圧倒的に異色な私のページ💛

歴史、文化、自然、観光、沖縄感、南国感
のあるイラストをお探しでしたらお任せあれ~!

 

『CUT2023』

amazon(試読可) https://amzn.asia/d/2v4BkyZ

楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17702872

 

 

和々のポートフォリオサイト/お問合せはこちらから

和々-琉球史×イラストーサイト (canva.site)


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カタカシラの由来

2023年05月05日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

1603年~1606年に琉球に滞在していた
袋中上人の記した『琉球神道記』より、

カタカシラの由来について。

 


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2022年の振り返り

2022年12月31日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

ブログを放置しまくっていた間に
もう2022年大晦日です。

ありがたいことに2022年も
たくさんのオシゴトの機会をいただき
琉球・沖縄史を伝えるお手伝いができたことを
嬉しく思います。

お知らせなども全然追いかなかったのですが、
ここで主なものをさざっと振り返ってみたいと思います。

 

『首里城復興STORY』(沖縄県)
マンガ/コミックモーション

過去記事→
コンテンツサイト→

 

 

『新装改訂版 琉球戦国列伝』(ボーダーインク)

10年ぶりのリニューアル!全イラスト描き下ろし

過去記事→

 

 

「万国津梁の鐘のものがたり」(沖縄県立博物館・美術館)

絵巻風アニメーション。
紅型風イラスト、楽しかった!

動画コンテンツ→
(アップロードし直された為、リンクを修正しました)

 

 

お城EXPO2022沖縄ブースのぼり+琉球王国のグスク・コラボ御城印
(沖縄観光コンベンションビューロー及び各観光協会)

 

いずれまた記事にできたらと思いますが、
コラボ御城印と、連動したのぼりです。

 

 

琉装イメージキャラクター(琉装苑)

左から2番目の短ドゥジン+帽子は私が提案したメンズ琉装です☆
(もちろん女子がしてもカワイイ)

※ドゥジンは元々男女共通の上着でした。
時代が下ると、男性は肌着(下着)扱いになっていきました。

 

 

琉球史キャラクターカード(中城村観光協会)

過去記事→

今後も展開していきたいシリーズ。

 

 

舞台パンフレット用イラスト(TAO Factory)

モノクロのシンプル系のイラストです。
初夏に手掛けたお仕事なんだけど、
実際に使用されたのかは不明です(^^;)

 

 

これは現在進行形で、試行錯誤中。
ちら見せ。

 

以上、主なものをピックアップさせていただきました。

 

 今年は学芸員資格を取得したのも一つの節目となりました!

 

来年は武将印とか琉球史キャラカードとかを、展開していけたらいいなぁ♡

 学芸員資格取得の分野でもある博物館教育(教育普及)にも絡みたい!

考古分野をいかに一般にとっつきやすく提示するか、も目下の関心事です。
(やりたいことは口に出しておく)

 

”琉球史イラストレーター”(琉球の歴史文化の基礎知識があるのが強みです!)として、
来年も琉球・沖縄史の魅力を伝えるお手伝いができるよう、精進してまいります。

 

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

-和々-


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「万国津梁の鐘のものがたり」公開!

2022年10月16日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

以前もちらっと書いていましたが、
ワタシがイラストを担当させていただいた
簡易アニメーション「万国津梁の鐘のものがたり」が
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)で公開されました~!!

 

「万国津梁の鐘」が見てきた
琉球・沖縄の歴史を紹介する
絵巻絵本のようなかわいい動画です(約9分)。

大航海時代や王国時代の話だけではなく、
近代や現代もカバー。
万国津梁の鐘が県博に収まり、
今、そこに「ある」までのものがたり。

 

今回はオール紅型風味テイストです。

30点あまり描いた中で
私が一番気に入っているのは…

 

 

屋良知事です☆

 

「万国津梁の鐘のものがたり」は
県博のエントランスホール(無料)でエンドレス再生中です。

ちょうど「琉球」展も始まりましたし、
県博にお越しの際は是非見ていただけると嬉しいです


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土偶の日

2022年10月11日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

去った10月9日は語呂合わせて
「土偶の日」
でしたね。

ワタシも前々から縄文文化に興味があって
土器や土偶の不思議な造形も大好きであります。

 

普段、琉球枠で活動している私ですが
土偶の日は土偶で参加!

 

 

土偶と言えばこのビジュアルを思い浮かべる人も多いくらい
土偶の代表格、遮光器土偶ちゃん!

マイブームの藍型風味で。

 

 

茶色バージョンもあるでよ。

なお、資料にしたのはおきみゅーに以前あった
ガチャガチャで手に入れたミニフィギュア。

現在ショクバのマイデスクに鎮座しています♡

 

 

 

私の好きな土偶の別種がみみずく土偶。

実はワタクシ、去年まで約2年ほど某大学に通ってたのですが
その授業の課題(文化財紹介シート)で作ったのがこちら↓

 

 

使用している文化財画像は「東京国立博物館画像検索」より(課題指定)。
https://webarchives.tnm.jp/imgsearch/index

裏面はワークシートにしてみた。

 

ワタシは描くことが1番「観る」ことに繋がると思っています。
でもただ描けと言われても、
きっと難しいしそそられないと思うので、
きっかけの「問い」と、それに伴う「思考」、
そして「アレンジ(自由)幅」を。

つまり答えは一つじゃないっていう。

ただの見たまんまスケッチにしていないのはその為。

なお、このワークシートを描くのに
表の解説文がヒントになるようにもなっています。

「当時の人(縄文人)」を考えながら土偶を「観て」みると
その髪型や服装、装飾品など、いろいろなことに気づかされます。

 

 

で、描いてみたのみみずく土偶ちゃんの図。
(※私個人の解釈です)

むかし、美容系の人の縄文人髪型の再現の記事を見たことがあるんだけど
本当にすごい造形、まさにアートですよね。

 

ワークシートは女性の土偶でしたが
男性の土偶とか、あと埴輪とか、
いろんなバージョンで作ってみたいです♪


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根間うい、紅型風味

2022年09月29日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

前記事で紅型風味のイラストを紹介しましたが、
絵柄も等身高めのマンガテイストものにしたらどうなるかな?
と実験してみました。

 

 

モチーフは、敢えて琉球史人物ではなく、
沖縄のVチューバ―根間ういちゃん。

初めて描きました(^^;)

なんなら、和々で活動してきて二次創作って初めてしたかも…!?

キャラ単独で…だと紅型風味の演出効果はやや薄めかな??
キャラ以外のモチーフも入れて全体的に紅型風味にしたほうが
もっと「っぽく」なったかも。

 

 

藍型風味にもしてみた。
(カラー版の自動単色化じゃなくて、ちゃんとイチから塗ってるよ)

こっちはさすがに厳しいか(^^;)

褐色肌に白系の髪とか
配色をガラッと変えた方が映えたかも。


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紅型風味イラスト

2022年09月18日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

お問合せ/サンプルイラストのページ
「紅型風タイプ」の素材を追加しました。

 

紅型風味のイラスト、
今、描いてて一番楽しいテイストです♪

琉球古武道 釵(サイ)。

左から
・雪舟筆(伝)の琉球人
・琉球風俗図よりアンマー
ワット・ポーの琉球人像

デフォルメキャラはもちろん、

 

 

 

等身高めの人物まで。

楽童子の絵図より、濱元里之子

 

 

人物だけなく、モノや植物、建物に船に風景、
架空の生き物(→アマビエ 白澤 キジムナー)なんかもどんとこい。

Twitterのアイコンと
名刺にも使っている藍型風白澤。

 

紅型は固有色にとらわれない、
というのも特徴の一つで、
故にあの独特な華やかな色合いを演出できるのですが、
案件のケース(使われ方)に応じて配色は調整しています。
(カットイラストの時は固有色に寄せた方がベターなことも)

 

 

カットイラストではなく
こういう一枚絵(デザイン)の場合は割とカラフルに。

 

 

これは以前、着物の紅型を描いたもの。
「白麻地牡丹尾長鳥水に菖蒲紅型単衣」より。
資料があるので配色もそのまま踏襲。

デジタル(iPad)で描いていますが
実際の紅型の工程と同じように「型紙」から作りますよ。

 

 

先日、紅型風味テイストでのイラストカットのお仕事をいただいて
数十点描きました。

紅型風味で描くのは初めてのモチーフも多かったので色々試しつつ、
どのカットもとても楽しく描かせていただきました。

これまでの「和々イラスト」とはちょっと違いますが、
このような紅型風味テイストのお仕事ももっと広げていきたいです♪

どうぞよろしくお願いします <(_ _)>

 

なお、このお仕事は入稿終了していて、
成果品は10月か11月にリリース予定です。

リリースされましたらまたお知らせします


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世界遺産5グスク御城印コンプリート、と御城印帳活用法

2022年07月03日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

今帰仁グスクでMRゲーム「THE BATTLE OF NAKIJIN」を体験したら、
発売されたばかりの御城印も忘れずにゲット!

今帰仁グスクの御城印は2種類。
登城記念のもの(A)と、そうではないもの(B)と。

 


中城グスクで沖縄発の御城印を出して1年9か月。
やっと世界遺産5グスクの【公式】御城印がそろいました。
(2番手が出るまで1年3か月と長かったけど、2番手が出てからは早かったでですね)

 

 

首里城の「首里之印」のインパクトたるや。
最初見た時「なるほど、こう来たかぁ~!」と唸りました。
さすがです。

左上の復帰50周年マークがついているのは枚数限定。

 

 

中城グスクの御城印は芭蕉紙限定版や
お城EXPO限定版など、複数あるのだ。

通常版もそろそろ大幅リニューアルしたい今日この頃。

 

 

お城EXPOが御城印初売りだった勝連と座喜味。

私も会場で購入したのですが…
日付の所が書き損じになってる

しかも購入した日は18日というね。

エラーコインならぬエラーカード。
これはこれで貴重…かも?


世界遺産5グスク揃った御城印。
グスク巡りの1つの記念、お土産として
手に取っていただければ幸いです♪

 

世界遺産じゃないグスクもどんどん出していこ!
浦添、糸数なんかはすぐそばに案内所あるしイケると思うよ!

 

 

 


さて、御城印を収納するものとして御城印帳があります。

 

この御城印帳、表はポケットですが裏は白紙になっていて
記念スタンプやチケットの半券やシールを貼ったり
メモや登城日記を書いたりするのにもピッタリなんです!


この日、オツレサマが持っていた御城印帳を撮らせてもらったのでご紹介!

 


同じグスクでも、行くたびに押して日付をメモしておいたり、
複数あるスタンプをコレクションしていくのは、大人でも楽しい。

この日、私は御城印帳を持参するのを忘れてしまってすこぶる後悔しました…

 

今帰仁グスクは御城印帳は出していませんが
他4グスクは出しているのでぜひお好みのものをゲットして
グスク巡りのお供にしてみては?

 

お城印帳活用術については以前も記事にしています→

 

ちなみに中城グスクは私がデザイン担当しました!
よろしくどうぞ!

 


右と左、どちらを表紙にしてもいいようになっているよ~♪
ビニールカバーをかけ替えるだけで右開き、左開き、お好みでどうぞ!

 

中城村観光協会通販サイトから買えます→


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THE BATTLE OF NAKIJIN

2022年07月02日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

先日、今帰仁グスクにできた新しいコンテンツ
「THE BATTLE OF NAKIJIN」
を体験してきました!


 

2019年に制作された5G実証実験今帰仁グスクVR動画を元にした、
MR式バトルゲーム。

完全映像のVRとは違って
現実に見えてる風景に、カメラ内に映し出される映像が重なる
半リアル半仮想現実、っていう感じ。

実際の今帰仁グスクの城郭内でできればより良いのだろうけど、
今帰仁文化センター内の一室に設けられた
専用スペースが「舞台背景」となっていました。

 


ゲームの物語は1416年の今帰仁グスク。
中山軍VS北山軍の戦。

千代金丸の柄を模したコントローラーを操作すると
画面上では赤や水色のオーラをまとった「刀身」が出現。

自分が千代金丸を手にした北山王・攀安知となって
向かってくる中山軍をひたすら倒していくというもの。

 

ムムッ、中山軍イケメンじゃないか。

 


髭もないし若いな…尚巴志というよりは護佐丸か?


敵を倒した分だけポイントが加算されて
合計点でランク付けされます。
(王様~雑兵の5段階だったかな?)

自分がやられたらマイナスポイントになりますが
自分が死ぬということはありません。

 

 

プレイ時間は約5分。

最初は「なんだ、たったの5分かー」と思いましたが、

終了後は
汗だく&疲労困憊。

 

かなりのハードバトルです(笑)

 

こりゃ、5分以上は無理だ。

 

 

とにかく次から次へとやってくる中山軍。

 

ぎゃーー!!!
みんな同じ顔!しかも無表情!
ゾンビかっっっ!!!!

 

ってなったよ(笑)


時々中山軍が村の娘を人質にして向かってきて(非道!)
娘を斬っちゃったら減点とか
ボスは馬に乗ってて馬を先に斬るべしとか
変化があって、とにかく休まる暇はありません。

 

ちゃんと「斬れた」にカウントされるためには
コントローラーの操作になかなかコツがいるようで
へたれなワタシは動いている割にはなかなかポイントに繋がらず

最終的に下から2つ目の足軽レベルでした。


ちなみにオツレサマ↑は最上ランクの王様レベル!
初プレイで1万ポイント超えはすごいとスタッフさんも驚いていました!

 

最終的には歴史通り北山落城のシーンになり
VRの時と同じくじーんとくる落としどころで
余韻&歴史要素もばっちり。


大満足の5分間でした。

 

ええ、その後4日間筋肉痛を引きずることなろうとも!!
(マジです)

 

 

ゲームのPR動画はこちらから(今帰仁村観光協会Twitter)
https://t.co/OVhp5OCEsI」 / Twitter


ゲームは専用サイトからの予約制。
MR「THE BATTLE OF NAKIJIN」体験予約 (select-type.com)
(※1週間前からの受付)


日時指定制で1枠1組(2人)まで。
料金はひとり500円(※今帰仁グスクの入場料とは別)
当日、文化センターのカウンターで支払い。

 

体験してみて満足はしましたが、
正直いうと、この値段設定はだいぶお高め。
(最初二人で500円だと思っていたので、え!高ッ!!ってなった

歴史好きな人は琉球史題材のゲームという物珍しさもあって
高くても出すと思いますが(ワタシのように)、
そうではない一般の人が「やってみようかな」となるには
この値段ではかなり厳しめかな。

せめて、1組500円とかじゃないと、
またやろう!とは、なかなか……ね…。
(グスクの入場料は別に取られるし、しかも値上がりしてるし…)

 


予約制だからなのか、今帰仁グスクや文化センター周辺に
ゲームの存在をPRする掲示物等は特にありませんでした。

もっとPRしても良さそうだけどな?
予約が埋まってない枠はその場で申し込みでもOKにするとかさ。
そういう掲示物作って(〇時の回、空きあり 的な)。

平日は予約がら空きみたいだし。

知る人ぞ知る的な扱いになってたのはもったいないなーと思いました。

 

あと、残念ながら13歳(中1)以下はプレイ不可

立体視が未熟だからという説明になっていたけど、
そんなものなのかな?
せめて小学校高学年とかからはできたらいいのにね。

 

今後に期待です。


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