この夏、
中城グスクの発掘作業を体験する機会に恵まれました
1日だけだったけど、
とても貴重な体験をすることができました。
発掘場所は、
中城グスクを久々にガイドした時にも作業されていた
正門横の城壁の下(城外)。
雑草抜きや土払いから始まり、
実際に一つのトレンチ(作業のために区画されたエリア)を
地表から削っていく作業も体験。
土を掘るというよりは、
地表を削っていく、土を払っていくって感じ。
詳しいことはここでは書けないのですが、
ワタシ自身も実際に「モノ」を見つけることができました。
しかも最後の最後にはかなりテンションがあがった「モノ」も!
歴史の遺物を実際にこの目でみて、触って、
歴史の一端に触れることができて感動しました
そして…
覚悟はしていましたが
やはり翌日はかなり体にキてました
ワタシはたった1日だけだったけど、
あのような姿勢を1日中することってないからね。
ズボンもすり切れて破れてたし…
(一緒に体験した他の人も)
毎日作業している作業員さんに
頭がさがる思いです
翌日は、発掘された遺物を
洗浄、整理、作図(っていうのかな?)している
作業場も見学させていただきました。
(洗浄作業はちょっとだけお手伝い)
発掘報告書などに載っている遺物の絵(図)、
あんな緻密な作業で描かれているのか!とびっくり。
発掘現場はALL男性でしたが、
こちらは意外と女性の方が多かったです。
ワタシが体験したのは本当にちょっとだけでしたが、
実際に身をもって体験したことで
遺物を見る目がちょっと変わりそうです。
この夏、1番の思い出になりました
お世話になった中城教育委員会生涯学習課文化係の皆様
本当にありがとうございました
ちなみに以前の記事でも書いた南の郭のこの御嶽の石↑は
やっぱり崩れていたのを立て直して修復したらしいです。
真ん中のほうに亀裂が見えますが、
そこで割れて崩れてたようですね。