お、俺だって全く手加減してなかった訳じゃねえし!
勝負を目の前にして最初から手を抜くなど武人としてあるまじき行為、
ってゆーか、いや、そもそも最後にはこっちから負けるつもりだったんだし、
それを勝手に入ってきて勝手にいい感じになりやがって羨まs(以下略)
浦添の三大王統(舜天・英祖・察度)の
歴史を紹介する電子紙芝居がこのほど完成し、
YouTubeで公開されています!
ワタクシ和々が3編の全イラストを
担当させていただきました(しめて45枚)!
風景系のイラストもガンバリました!(´;ω;`)
昔の浦添グスクの様子などは
監修の元に作成したイメージイラストになりますが、
地形やガマやカーなど、
自然物で今も残っているものは入れているので
探してみてください♪
1作品5分程度なので
さくっと見れます。
学校の郷土教育などにも
利用してくれたら嬉しいな(*'ω'*)
動画はナレーションのみなのですが、
固有名詞やちょっとした専門用語など、
表記(漢字)がわかると、
調べたいと思ったときに検索しやすかったり
言葉がより耳や頭に入ってきやすかったりするかな?
と思いまして、
少しピックアップしてみました。
(意味はナレーションの中で説明しているので割愛します)
合わせてご参照下さい。
■浦添市三大王統① 舜天~琉球最初の王~
・按司(あじ)
・利勇(りゆう)
・天孫氏(てんそんし)
・世の主(よのぬし)
・源為朝(みなもとのためとも)
・滝沢馬琴(たきざわばきん)
・椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)
・葛飾北斎(かつしかほくさい)
・舜天丸(すてまる)
・浦々(うらうら)……浦/地域・エリア、浦々/多くの地域・エリア
■浦添市三大王統② 英祖~太陽の子と呼ばれた王~
・伊祖(いそ)
・伊祖のイクサモイ(いそのいくさもい)
・義本(ぎほん)
・禅鑑(ぜんかん)
・元(げん)
・瑠求(りゅうきゅう)
・尚巴志(しょうはし)
■浦添市三大王統③ 察度~海外貿易を開いた王~
・奥間大親(おくやうふや)
・森の川(むいぬかー)
・黄金宮(くがにぬみや)
・泰期(たいき)
+ +
英語字幕版や中国語字幕版もあるので
(ナレーションは日本語のままです)
外国の人はもちろん、
英語・中国語の勉強をしているという人にも
役立つかも?!
URLのみ載せておきますね。
なお、チャンネル名は
「浦添市観光協会うらそえナビ」です。
【英語版】
舜天/https://www.youtube.com/watch?v=tMu_E-eoy4I
英祖/https://www.youtube.com/watch?v=7erhEwPZk1o
察度/https://www.youtube.com/watch?v=MrEJyvwM8vg
【中国語版】
舜天/https://www.youtube.com/watch?v=E3D8HMZFn-s
英祖/https://www.youtube.com/watch?v=9rZIa_IVB0c
察度/https://www.youtube.com/watch?v=KOHBAwuvZZA
『海神(わだつみ)の島』
(池上永一著/中央公論新社)
「テンペスト」でおなじみの(再放送終了!)
池上さんの新作。
読了してしばらくたつのですが、
少し振り返ってみようと思います。
時代は現代。
主人公は沖縄生まれの三姉妹。
銀座の高級クラブのママ・汀(なぎさ)
若き水中考古学者・泉
地下アイドル・澪。
5億円相当の軍用地主であるオバアの遺言により、
相続の条件である「海神の秘宝」の謎を巡って
3姉妹は相続争いを繰り広げる。
舞台は東京、沖縄、福岡、日本各地。
さらにアメリカや中国、台湾など、
現代の基地問題、領有問題などもからんで
複雑に、しかしハチャメチャに(池上作品ですから!)
展開される物語。
そして、作中から感じる
これまでの池上作品のエッセンス。
(”北崎倫子”はもちろんのこと)
戦争(『ヒストリア』)に、
場天ノロの勾玉(『テンペスト』)に、
古代人(『黙示録』)。
こういうのは同一作者の本を読み続ける醍醐味でもありますね。
(テンペスト以前の本は読めてないけど、きっとあるに違いない)
それぞれ強烈すぎる個性を持つ3姉妹。
彼女らを取り巻く、また人間味豊かなキャラクターたち。
相変わらずの池上ワールドなので、
所々「うわぁ…(引)」となりつつも、
お宝探しの過程で出てくる
歴史学・考古学エッセンス、
水中考古のシーンには
わくわくドキドキして、
「ヒストリア」よりも没頭できました。
(過去に県博で開催された「水中文化遺産」展は
印象に残っている展示会の一つ!)
基地に関するくだりは、
一部「う~ん?」と感じる点もありましたが
最後まで読んで、なるほど言いたいことは分かった、と。
現代の諸問題における池上さんの主張、
メッセージが込められるなと感じました。
「私はアイデンティティに縛られて客観的視点を失うのが嫌なのよ。
物事を認識するときは、必ず複数の視点からアプローチするべきでしょ。
それが論理や化学というものよ。」
(P394 )
この本が出てすぐの頃、
新聞で池上さんのロングインタビュー記事が載っていたのですが
その記事も読んでみたくなりました(有料記事だったので未読)。
それを読めば、池上さんがこの作品に込めた
意図や思いがもっとわかるかもしれません。
今度図書館で探してみよう。
↑クリックでサイトにジャンプします。
仲間由紀恵さんのインタビューも含めた2分動画も見れますよ!
首里城火災から1年。
今週・来週は首里城や琉球をテーマにした
番組の放送(再放送)も目白押しです。
その中の1つが、ドラマ『テンペスト』
最初に放送されたのが2011年なので
もう9年もたつのか…(遠い目)。
昨日、1・2話が放送されたのですが、
放送開始の16時以降、
ブログのテンペスト関連記事のアクセスが急増しまして
昨日は普段の2倍のアクセス数になっていました(^^;)
一番アクセスが多かった記事が
「板良敷(牧志)朝忠と孫寧温」
やはりみなさん、
主人公が実在の人物だったのか、
モデルがいるのかが気になったのでしょうか…。
寧温が朝忠そのまんまのモデルではありませんが、
参考にした人物の一人ではあると言えるでしょう。
それから
今改めてもう一度作ってみたら
もう少し精度あがるかな?
テンペスト関連の記事はカテゴリー分けしているので
もしよかったら色々ブログ内検索してみて下さい。
◆テンペスト行脚
テンペストに出てくるスポットやモチーフを実際に巡って
小説の該当箇所と一緒に紹介している記事
◆テンペスト徒然
テンペスト行脚以外の、テンペストにまつわるあれの記事
現在、首里城のレストセンターでは
「テンペスト展」を開催中。
(11月8日まで!)
着物や小道具、
撮影時の写真や解説パネルなど。
首里城にお越しの際は寄ってみては?
テンペスト3~10話からは
11月3日、7日の2日に分けて一挙公開です!
ちなみに、琉球史研究者の前田さんが企画した
「放送直後に琉球史若手研究者がテンペストについて話す」
という動画も配信されているので
興味のある方はそちらもどうぞ!
昨日配信の分がこちら→https://youtu.be/4g-u1_ppiqk
(若手研究者に交じって、
一般人兼琉球歴女兼テンペストオタク代表として
プニさんも声だけ出演しています)