3月20日(日)に行われました、
東北関東大震災被災者支援イベント
~広げよう支援の輪、繋げよう結の心~
ちむドン×2!フェスタ in むら咲むら
のレポを続けまーす。
(レポ記事→★ ★ ★)
(ちむドンフェスタブログやあまわり浪漫の会ブログから飛んできてくださった方、ありがとうございます)
当日の衣装も実に華やかでキレイだった女サンの皆さん☆
このイベントのメインはなんと言ってもこちら、
現代版組踊絵巻「REQUIOS~わったー島ヌ、シンカヌチャー~」
のリニューアル再演!
REQUIOS(レキオス)とは、琉求人のことをいいます。
(レキオの複数形でレキオス。“歴男”じゃないよ)
シンカヌチャーは仲間という意味です。
この舞台は「大航海レキオス」ということで2005年に上演されたものらしいですが、
その舞台で披露された音楽や演舞は今でも様々な平田舞台でも見ることができました。
それだけ、レキオスの舞台平田舞台にとって大きな存在であり、
平田さんの代表作であったということですね。
しかし、2008年夏に初めて平田舞台を見たワタシにとっては
そのレキオスの舞台を見ていたはずもなく…
サントラとパンフレットと、大琉球浪漫のDVDで我慢しつつも
いつか見たいな~と思いを馳せておりました。
そのレキオスの舞台が見れる!!ということで楽しみにしていました
内容はリニューアル、とのことですが、
たぶんもともとの(2005年の)レキオスのその後の話、というか、
アナザーストーリーみたいな、そんな感じだったのかな?
きっと、2005年のレキオスを見ている人にとっては
更にツボな舞台だったんじゃないかな、と思いました。
でも、今回が初めてのワタシにとっても
そりゃ~、もちろん、ステキな舞台でしたよー!!
ストーリーとしては、
6年ぶりにシマに帰ってきた「カイ」、
出会った日系3世の「カルロスJr」
カイが探していた友人の弟「シン」
この3人が、新世代アトラクション施設レキオステーションを巡りながら
様々な舞を通してレキオスがたどった道を知り、
レキオスとは、うちなーんちゅとしての自分とは、
ということを考えていく…というような感じ。
前日の通し稽古もがっつり見させてもらったので、
その時の記事にも書いていますが、
今回は「絵巻」ということで、演舞満載の舞台構成!!
おなじみの「出発の朝」から始まり、
「ダイナミック琉球」「レキオの夢」はもちろん、
例の、超ツボな少林サッカー+空手の演舞、
花織の宴で見たチルーと里主の舞、
創作エイサーコンテストで見た原始的なエイサーの舞、
星のゆりかごでのフラ、
スピーディーで力強い、獅子舞ならぬライオンダンス、
オヤケアカハチからの「まみどーま」
そして尚巴志でおなじみの「国頭さばくい」
そして「レキオス」舞台からの、
タイな踊りやマレーシアのサルタンの踊り、
そしてそして、シンカヌチャーの新曲&新演舞!!
ね、多方面から、盛りだくさんでしょう?
↑空手、かっこいいの~~~やっぱりこのバージョンが1番しびれます(笑)
そして、平田大一さんのソロも!!
もうね、平田さんの「舞台」は空気が変わる。
「星を眺める一人になるな 星そのものにならねばならぬ」
BGMがまたかっこいい!
朗読の合間に入った囃子の部分がまた…!!(くうぅ…っ!)
「星のゆりかご」と、それから「灯火」では笛も披露してくれました!
で、今回は役者チームはグッと少なかったんですが、
主役のカイ君、「綾庭の宴」で初めて(?)役者として認識しましたが、
あれからもう何度かお見かけしまして、もうバッチリですよ!
2005年のレキオスでも同役を演じていたのかな?
今回の舞台のキャスト発表があったとき、
どなたかのツイッターかブログかで「万年反抗期が帰ってくる」みたいなことが書かれてましたが(笑)
琉舞の時の物腰やわらかい色気のある趣とはガラリと違って、
カルロスのおじさんやシンに絡まれてうっとおしそうにする様は
強気でちょっと短気な普通の男の子そのもの(笑)
こんなに琉舞の時と雰囲気ガラリと変わるかぁ!ってびっくりデシタ。
もうね、表情が全然変わるからスゴイ。
(パッと見、同一人物と気付かないよね…)
琉舞の印象が強かったワタシとしてはスゴイ新鮮でした。
また、特に印象的だったのが「星のゆりかご」に行く前の、
「うわぁ、キレイな夕日だなぁ…!」の場面。
(ちなみに本当にキレイな夕焼け空でした)
その後、やっぱり何かとカルロスのおじさんに絡まれて(笑)
げんなりした表情をしながらもハケるんだけど、
そのハケ際に、もう一度空を見上げてすがすがしい表情を見せる。
「うわぁ…、いい顔するなぁ…!」
としみじみ思っちゃいました。
↑ほら、こんないい顔もする(笑)これでも、カチャーシーです(笑)
で、出ましたよ、最強のアカインコ君&おもろコンビ(笑)
でも、今回はだいぶ押さえてきたかな?(笑)
「ぶっ飛ばしてんなぁ~」というほどではなかったです
(立ち居地的にいいバランスかも)
でもやっぱりコミカルでおもしろかったよ♪
客席にも、このコンビのファン、結構いるっぽかったですよね( ´艸`)
シンのサンシン披露もさすがのさすがでしたし、
アクシデントのフォローもナイスコンビネーションでした(笑)
「みんなで歌えばここが沖縄、みんなで踊ればここが沖縄」
↑ライオンダンスの場面。
リハでは獅子に頭をかまれたい人ー!?って客席に聞いて
誰も手を上げないことを想定してカイがかまれまくってましたが(笑)
当日は多くの人が手を上げまくることに(笑)
思わずカイが「なんでこんなにノリいいんだよ!」とツッコむ場面も。
それにしても、シン、楽しそう…(笑)
で、今回の、いい意味でのぶっ飛ばし大賞は
マレーシアのサルタン王に決定!
観客の視線と意識、
全部かっさらっていきました。
これはね、もう、はい。
言葉では伝えきれない(笑)
更に磨きがかかっておりました。
完璧プロです。
個人的に、舞台上に上り下りするときのヘタレ具合と(笑)、
まみどーまや国頭さばくい中の客席行脚がツボでした。
そしてそんなサルタン王を怪しむ男サンのM君
(踊りながらも演技細かい…!(笑))
そうそう、サルタンの場面は男サンの演舞というか、
台詞中の背後でのポーズもスゴイおもしろかった。
どこか、ボディービルチックというか、●●レンジャーというか(笑)
まぁ、そんな感じで演舞中心の盛りだくさんな舞台でした。
尚巴志や阿麻和利みたいに、一人の人物に焦点を当てて
その生き様を描く現代版組踊とはちょっと違った趣でしたが、
ショー的要素が満載で、飽きずに最後まで楽しめました!
また今度はストーリー性にも赴きをおいたバージョンも見てみたいです!
ともあれ、今回演じたTeamシンカヌチャーの皆さん、
あんな短期間で、初参加のコタチもいながら、
よくここまで作り上げました!!(天晴れ!!)
今後の活躍も大いに期待しています!!
がんばれ~!Teamシンカヌチャー!!
今回も前日の通し稽古風景の写真でお伝えしました~。
(当日は写真撮影禁止だったですからね…客出しもなかったし)
たくさんの保護者の方々もお疲れ様でした!
舞台終了後、何名かのお母様たちに声をかけられました。
こちらこそ、ブログ読んでいただきありがとうございます
保護者の方々の理解と支援あってこそ、
ワタシたちが大いに楽しませていただけているのです
歴史ブログ 琉球・沖縄史
カウント18・19の47・48。
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