がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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テンペスト行脚~執心鐘入~

2009年10月31日 | ・『テンペスト』行脚

※執心鐘入のあらすじは前記事、こちらからどうぞ

■組踊 執心鐘入■

今、舞台の袖から若松役の少年が出てきた。
その役者を見て真鶴はぶっと息を噴いた。

―――兄上、また若松を演ってる。

王府に永遠の美少年といえば嗣勇しかいない。

恋に溺れる女の悲しい性を引き出すには、
役者が本物の美少年でなければならない。

嗣勇が出てきた瞬間、御内原の女官たちはメロメロになった。

「嗣勇殿なら女官の掟に背いてもいいわ」
「この女官殺しーぃ!」

とかけ声がかかると嗣勇の役者魂に火がつく。

徹底的に若松になりきって、女の理性を吹き飛ばす色気をふりまくのだ。

若松と女の掛け合いは風流な韻律で進行する

今日のはつ御行合に 語ることないさめ

約束の御行合や だにすまたしちゃれ
袖のふやはせど 御縁さらめ

 

御縁てす知らぬ 恋の道知らぬ
しまし待ちかねる 夜明けの白雲

 *

女がだんだんキレて鬼になっていく。

美少年に溺れて行く女の姿は息を呑むほどの迫力だった。

 

真鶴もまた評定所筆者だったときに「執心鐘入」を観た事がある。

その時は若松の気持ちしかわからなかった。

寧温に向けられた男たちの好色なまなざし、
女官たちの黄色い声は職務にはわずらわしいものだったからだ。

しかし今、真鶴になって「執心鐘入」を観ていると、
叶わぬ恋に溺れていった女の気持ちが痛いほどよくわかる。

「若松のバカ。彼女を鬼にしたのはあなたじゃないの。
お願いだから一度だけでも彼女に振り向いてあげて。
少しだけでも優しくしてあげて」

しかし舞台の若松は狙われた美少年という被害者の立場を徹底的に貫いている。

若松が女に向かって「恥知らず!」と罵った瞬間、
真鶴の胸は抉られた。

この組踊の作者は男尊女卑の権化だと真鶴は憤っていた。

「私が『新・執心鐘入』を書きます。退治されるのは若松のほうです!」

真鶴が鼻息を荒げて東苑を後にした。
その後ろを雅博が苦笑してついてくる。

 

「別にあなたが罰せられたわけではないでしょう」

「女を情念だけの生き物のように書くあの脚本に納得がいかないのです!
理性は男だけのものではありません。
女にだって理性はあるんです!」

意気軒昂になっていく真鶴に雅博はたじたじだ。
こんな人をどこかで見たことがある。

  

「テンペスト(上) 362-」より 池上永一著/角川書店

  

恋に溺れるあまり鬼と化した女。

しかし、この鬼の面に、どこか悲しみや悔しさも感じます。
テンペストの執心鐘入の場面を読んだからでしょうか。

それにしても、この女役の方、さすがにすごかったです。

ズームでずっと写真を撮ってたので、
ストーリーが進むにつれ、目がどんどん変わって行くのが分かりました。

ちなみに、組踊は歌舞伎みたいに全て男性で演じられます。
(…今も、だったと思う…けど)
今回も全て男性の方でした。

若松役の、指先の色気ががなんとも言えないですね

コメント (3)
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組踊「執心鐘入」(あらすじ)

2009年10月31日 | ・琉球歴史/文化風景

国指定重要無形文化財 組踊

玉城朝薫作 「執心鐘入」(しゅうしんかねいり)
初演は1719年。

組踊については中秋の宴の「二童敵打」の記事で書いていますので
こちらをご覧ください。

では、テンペスト行脚と絡める前に、
ストーリーをご紹介します。

主人公は美形で聡明だと名高い中城若松(なかぐすくわかまつ)。

首里への奉公へ向かう途中、日が暮れてしまい、
山中の一軒家に宿を乞います。

家にはが一人。

今日は両親が留守だから、と最初は断ります。

しかし相手があの評判の若松だと知ると、
これはチャンスと家へ招き入れます。

疲れもあり、すぐに寝入ってしまった若松。

しかし、女は一晩中語り明かそうと始終関係を迫ってきます。

そんなつもりはない、と断る若松に
「これは運命だ」と尚もしつこく迫る女。

「ならん!」

と一喝する若松。

これはたまったものじゃない。

すぐにここを出ようと若松は立ち上がります。

それでも食い下がり、背中を追う女。

その手を激しく振り払い女から逃れます。

女のただならぬ情念に身の危険を感じた若松は、
寺の住職に助けを求めます。

話を聞いた住職は若松を鐘の中に隠し、

3人の小僧を見張りに立てます。

そこへ、若松を追って女がやってきました。

「ここにそのような者はおらぬ。早々に立ち去られよ」

「なんですって!?そんなはずはないわ!」

笠を振り上げ抵抗する女。

若松を求めて、寺の中を探す女。

「いない!」

「いない!」

「どこにもいない!」

「おのれ、若松様をどこに隠した!?」

燃え盛る情念に笠を振り回し暴れる女。

異変を感じた住職は隙を見て
若松を鐘の中から別の場所へと逃します。

怒りと悲しみのあまり顔を伏せる女。

しばらくの後、女がゆっくりと顔を上げると、

そこには…

はっきりと鬼の相が。

法力で怒りを静めようと立ち向かう住職と小僧達。

いまやすっかり鬼女と化し、怒り狂う女。

住職たちのとの戦いのすえ…

見事撃退する。

 

 

という話。

組踊は能や歌舞伎に影響を受けてできたものです。

この執心鐘入も能の「道明寺」と良く似たあらすじとなっているそうです。

二童敵打に比べてとっつきやすいあらすじと演技だと思います。

台詞も、二童敵打よりかは聞き取れたし。

これを以前、組踊専用のホール「国立劇場おきなわ」で見たことがあるのですが、
ここで見る執心鐘入の鬼女の場面は
鬼女が鐘の中から宙吊りの状態?で出てくるので
迫力と不気味さが一層際立ちます。

組踊入門編としては執心鐘入が1番いいのかもしれません★

 

出演は「伝統組踊保存会」の皆さん。
あらすじは中秋の宴のパンフレット(執心鐘入の項)を参考にしました。

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首里城祭2日目

2009年10月31日 | ・琉球歴史/文化風景

首里城祭、2日目。

行って来ました!(≧∀≦)ノ

 

 

今日のメインプログラムは、
冊封使行列と冊封儀式。

当時の琉球にとって中国皇帝は親王、
つまり親と子という関係でありました。

冊封(さっぽう、さっぷう)とは、中国の皇帝が、
その国の王として認めることで、

琉球王は冊封を受けて初めて
正式に琉球の国王となることができました。

冊封を行うための使節団を冊封使といい、
琉球の王が変わるたびに、冊封使を招いていました。

それは琉球にとって歴史的、文化的、経済的に多大な影響を与えたのですが…

 

さて、何から話しましょうか。

 

昨日の「執心鐘入」もあるし。

ぼちぼち行きましょうか。

とりあえずコチラ。

今日、首里城に着いたときに下之御庭(しちゃぬうなー)でやっていた
津覇の獅子舞。

その迫力と、予定外にも客席まで降りての演技に
観客もわんやわんやの大喜び。

見学に来ていた保育園児たちは大慌て(笑)

それにしても今日は曇りに雨に晴れと安定しない天気で、
晴れ間は日差しがきつくて暑かった

ちょっと日焼けたかも…

 

では、昨日の「組踊 執心鐘入」から始めましょうか。

 

(続く)


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音響チェック

2009年10月31日 | ・琉球歴史/文化風景

御庭に響き渡る『かぎやで風』の生演奏。

正月の新春の宴は雨で野外演奏は見れなかったのでうれしい

お、今度は御座楽の演奏リハーサルがはじまりました

あと30分かな。


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冊封使儀式

2009年10月31日 | ・琉球歴史/文化風景

スタッフのみなさんが頑張って会場設営中。

あ、御座楽のみなさんもやってきましたよ


今日は守礼の門のところからの冊封使行列もあるんだけど…

悩んだすえ、儀式が行われる御庭でスタンバイすることに。
いい場所で見たいし…

これはすべて味わうには数年がかりだわ


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南瓜手ぬぐい

2009年10月31日 | ・手ぬぐいコレクション

ハローウィン、ということで南瓜の手ぬぐいを紹介です★

えーと、ポンピン堂で注染です。

鎌倉の拭うで購入しました。

縦に並んだ南瓜がデザイナブルでお気に入りです。
現在、家の玄関に取り付けているニトリフレームに収まっております。

写真に撮ったら色がキレイに写らなくて
パソコンで調整しようと思ったらこんな嘘くさい仕上がりになってしまいました(笑)
でも、色合いとしてはこんなかんじです。

さわやかなセルリアンブルー

夏にケータイを変えて、
今まで小物で選ぶことのなかったこの色を手にしてから
ちょっとこういった青が目につく今日この頃です。

 

さ、首里城祭2日目だー


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首里城祭始まりました

2009年10月30日 | ・琉球歴史/文化風景

今日から首里城祭が始まりました!

うちなんちゅのくせに、首里城祭を見物するのは実は初めて。
去年の秋から急上昇中の首里城熱により、今年のこの日を楽しみにしておりました

今日の首里城祭のプログラムは伝統芸能の宴。

いつも首里城の下之御庭で行われている琉球舞踊に加え、
地域の伝統芸能、そして今日は組踊「執心鐘入」が上演されました!

下之御庭での上演なので、見物は無料

シゴトを調整して早く終わらせて、時間年休もらって見に行きました!

「執心鐘入」についてはテンペスト行脚と絡めて
別記事で詳しく書いていきますね。

首里城祭、明日は冊封使行列と冊封儀式。

あさっては国際通りで琉球王朝絵巻行列。

11月3日の文化の日は首里古式行列。

3日は分からないけど、明日、あさっては張り切って出かけます!

琉球王朝ネタはまだまだまだまだ続きそうです…。

昨日完成した「百十踏揚」のブックカバー、
自分の本もカバーチェンジして、今日ブッカーをしてもらいました
(表紙保護用の透明フィルムシート)


よりホンモノらしくなって(笑)感動もひとしお


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梅文様手ぬぐい

2009年10月29日 | ・手ぬぐいコレクション

「梅文様」手ぬぐい。

梨園染謹製、注染です。

梅は奈良時代に中国から渡来し、花だけでなく枝もその枯淡な姿から愛好され、
今では日本の花として親しまれている。
また、意匠としてはバラエティに富み、表現技術も多様で、
きものの文様として重要な位置を占める。

(ラベルの解説より)

たしかに梅モチーフのデザインは好きなものが多いです。
ばっぺーたら(※へたしたら)、桜よりもデザイン性は富んでいるのでは…。

私のもっている手ぬぐいも桜モノよりも梅モノが多いです。
家紋も梅モノが好きなの多いかも。

梨園染が出している、鉄線に蝶とか花づくしの手ぬぐいとどこか雰囲気が似ていて
お気に入りの1枚です。

毎日選ぶ手ぬぐいが寒色から暖色へシフトしつつある今日この頃、
よく活躍してくれている優秀なコです

コメント (2)
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2009年10月28日 | ・染め・デザイン制作

(前記事の続き)

で、とりあえず表はこうなりました。

 

 

 

どっちがいいかな?

 

ちなみにこの百十踏揚は「肝高の阿麻和利」の百十踏揚ではなく
『百十踏揚(与並岳生著)』の百十踏揚です。

肝高の阿麻和利の百十踏揚だったら
もっとお姫様らしくもっと華やかな感じになります(笑)

それにしても、ももちゃん、
この本では年齢や年代の記述がやたらはっきりしてる。

これって史実?フィクション?
(生没年、不明じゃなかったっけ…)

正しければ、16歳で阿麻和利に降嫁。
阿麻和利32歳(!!)
(※でも若々しい風貌で25・6歳に見える)

鬼大城も阿麻和利と同じ歳。

むきゃー。


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今だ!急いで筆を執れ!

2009年10月28日 | ・染め・デザイン制作

肝高の阿麻和利の興奮も冷めぬうちが勝負!

 

ほっからかしだった肝高の阿麻和利紅型2作目。

脳のやる気物質アセチルコリンは行動を起こして刺激を与えないと分泌されない、
ということで、アレから何も進んでないけどとりあえず拡大コピーしてきました!

しかし……

今回は手法を「紅型型染め」にするのは断念

前回は紅型教室に通って、れっきとした紅型の工程でおこないましたが…
今回のはちょっと一筋縄ではいかなさそう。

今は紅型教室もないし。

サイズも2倍だし。

で、大学時代の卒業制作でもやってた「紅型風イラストレーション+α」でやってみます。

 

昨日、パネルに布を張って、下地作りに着手。

絵の具を乾かしている間に……

別の一作品に着手だー!!!

別のパネルに布張りして同じく下地作り。

今だ!急いで筆を執るんだ!
乾く間もなく直接絵の具で書いていく絵画的手法でGO!


というわけで、頼まれていた『百十踏揚(与並岳生著)』のイメージ画を描きました。
(※コレは紅型風イラストレーションやなくて絵画風イラストレーションです)

昨日の2時間。
今日の1時間半くらいでとりあえず第一段階終了。


勢い任せで2日で描いちゃいました。

更にコレに、首里城や勝連城跡などの画像を組み込んで行きます。

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キムタカノアマワリ

2009年10月27日 | ・肝高の阿麻和利レポ

肝高の阿麻和利の会場で、CDを買いました。

Niinaの「Smile☆Sign」

彼女は肝高の阿麻和利OGで、
中1から高3までの6年間、
女性アンサンブル(女性ダンスチーム)だったそうです。

てっきり肝高の阿麻和利時代は「きむたかバンド」(歌・演奏チーム)と思いきや
女サン出身とは、びっくり。

シンガーソングライターとして
作詞作曲も手がけています。

その彼女の、初めてのマキシシングル。

5曲入りで、その中の1曲に「肝高の詩」をアレンジした
「キムタカノアマワリ」があります。

オリジナルは舞台のクライマックスに演舞される躍動感あふれるメインテーマ曲なのですが
この「キムタカノアマワリ」はスローテンポで哀愁漂うしっとりしたアレンジになっております。

あたり一面がオレンジ色に染まった大きな夕日の海の向こうにハーリーが一艘。
海を渡る一羽の鳥がどこか物悲しくピーヒョロロ……

っていうようなイメージです(笑)

でも聴かせるアレンジがすごいキレイでしんみりします。

もし、「百十踏揚」を大河ドラマ化したら、
首里軍の勝連征伐のいくさで、堕ちゆく勝連軍(城)の場面や
阿麻和利と鬼大城との一騎打ちの場面で使ってもいいかも…
とか、勝手にいろいろ妄想しています(笑)

(最近よくある、アクション場面をスローモーションにして
バラードやレクイエムやクラシックなどの曲を流す、というようなアノ類の演出)


↑画像をクリックすると公式サイトにジャンプします

公式サイトで「キムタカノアマワリ」の視聴やムービーも見れますので
興味のある方は一度覗いてみてください

(「おぼろ月」も好きだな~)

というわけで、今日、フェンスの向こう側に
とてもきれいな夕日を見ました。

フェンスの向こうは異国の地。

届きそうで、届かない場所。

 

 

ALLケータイ撮影。
最近撮りたい!という場面でカメラ持ってないこと多いなぁ…
車に常時置いておこうかしら…。

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花ごのみ手ぬぐい

2009年10月27日 | ・手ぬぐいコレクション

梨園染めの「花ごのみ」

注染。

夏に、梨園染の会社(事務所&倉庫?)で購入しました★

昭和レトロモダン
昭和30年代を思い起こさせる懐かしさ
それでいてどこか新しい

とのキャッチコピーがラベルにありました。

 

だんだん肌寒くなってきて
(それでも晴れの日の日中は暑いんですが)
日々選ぶ手ぬぐいもだんだん中・寒色から暖色にシフトしてきました。


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肝高の阿麻和利秋公演終了!

2009年10月25日 | ・肝高の阿麻和利レポ

肝高の阿麻和利秋公演千秋楽、
台風20号の影響もぶっ飛ばして無事に終了しました~!!!

私は通算16回目の観劇でした。

 

いやぁ!今日の公演は昨日の公演に増して、すごかったです!!!

まず、

「ギャル」と「おたく」の肝高の子に度肝を抜かれました(爆)

ええええぇえぇ~~~!?
どうなるの~~~??(((゜Д゜;)))

と思いましたが、ハッタラー役のK君とのコンビネーションも抜群で
いつになく笑いが多く起こりました(笑)

台詞もがらりと変わり、最初のかばんのくだりなんか、
「なるほど、こう来たかぁ!」と唸りました。

今までにない新鮮さを味わいました。

(「踏揚、I love you」「me too~!」のくだりが頭から離れません(笑)
今思い出しても笑える。今までにないパターンだったわ、プププ…(^ω^))

また、エイサー場面の立ち位置も変わってたし
“阿麻和利の最期の幕”の幕明け照明も改善されてた!
(幕の下から後ろ舞台の光が漏れてたのちょっと気になってたんだよね…)

他にもいくつか動きが変わっていたり追加されていたり。

台詞も今日はかなり聞き取りやすかったです。

そして、舞台が終わり外へ出てみると…。

あれっ!?

台風の風雨はどこへやら!?
始まる前はあんなに風雨が激しかったのに!

すっかり台風が去ったかのようなきむたかホール前広場。

あまわり浪漫の会会長さんのOKの合図で
メンバーが外に出てきました!

恒例の、お客さんお見送りとお礼の演舞です!

平田さんの一声で「ダイナミック琉球」も披露してくれました~!

むきー。

こんなことならコンデジでも持ってこればよかったー。
ケータイではこれが精一杯です


↑公演が終わると全員が並んでグスクに向かって一礼する。コレはどこの会場でも行われる。

今日見ながら、ふと思った。

肝高の阿麻和利は県外公演も精力的に行ってきていますが、
本当の肝高の阿麻和利の舞台の魅力は
やっぱりここ沖縄、勝連(きむたかホール)でしか味わえないってこと。

県外公演はどうしてもメンバーが限られてくるし、
会場の大きさや仕組みも多少違うだろうし。

でもホームグラウンドである、ここきむたかホールでの公演は
140名ものメンバー全員が舞台に立つ。

声を大にして「大ホール」とは言えない広さの会場ではあるけれど、
そのホールの隅から隅までが全部舞台になる。

クライマックスのあの会場中に響き渡る「肝高の詩」

躍動の地響き。

やっぱり他では味わえない感動があります。

 

県外公演を見られた方も、これを機会に
次は沖縄での公演を是非「体感」してほしいものです。

 

来年は勝連城跡が「琉球王国のグスク及び関連遺産郡」として
世界遺産登録されて10周年。

是非、来年は勝連城跡公演が観たいものです。

 

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台風の中の千秋楽

2009年10月25日 | ・肝高の阿麻和利レポ

なんとかたどり着きましたが……

傘が壊れました(爆)

風はいよいよ強く、
ちょっと飛ばされそうになりました(マジで)


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暴風域にならない限り

2009年10月25日 | ・肝高の阿麻和利レポ

台風20号の影響でだいぶ雨風が強くなってきました

でもまだまだこっちは強風域。

 肝高の阿麻和利秋公演の千秋楽は
暴風域が発令させない限り行います
とのこと。

 暴風域が発令されない限り行きます! ( `・ω・´)ノ

せっかくご招待いただいてるしね★

 

…でも、勝連城跡に登るのはやめときます
嵐の勝連城跡を撮ってみたいということで公演前にいくつもりだったんですが…
合羽ないし諦めます

 

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