小学生の頃はクッキーやらアップルパイやら
シュークリームやらスコーンやら
よく作っていたのですが
それ以降、めっきりしなくなっていた
ゼロ(粉)から作るお菓子作り。
ン十年年ぶりに作ってみたくなって
ようやく着手しました!
きっかけは、以前参加した
沖縄市郷土博物館主催の土器クッキー作り↓
考古遺物をクッキーにするというのが新鮮で、
じゃあ、こういうのもできるんじゃない?
ああゆうのもできるんじゃない!?
と妄想むくむく。
誰か作ってーーーとTwitterとかでぼやいてきましたが
なかなか出てこないので(笑)、
もうまずは自分でやってみよう!
となった次第であります。
(とはいえ、よしやるぞ!と道具や材料を買いそろえてからも
更に半年くらい放置していたのですが…)
今回のモチーフに選んだのはこちら!
刻印石~!!
首里城と中城グスクで確認されており、
特に中城グスクでは既に150個以上もの刻印石が確認されています。
(写真で見てもピンとこないかもしれませんが…
触ってみたらわかる)
これが何を意味しているのかは今のところ謎。
幾何学的な模様も多岐にわたり
歴史ロマンをかき立てられます。
ン十年ぶりの、第1回目の様子。
砂糖は黒糖を使ったのでそれだけで茶色な生地に。
ミックスナッツをハンマーで砕いたものも投入。
土器クッキーの時に黒っぽくするために
ココアパウダーを入れていたので
今回も入れてみたけど、
砂糖が黒糖だったのでいらなかったかもしれない。
仕上がったのがこちら。
思ったより生地が柔らかくなりすぎてしまって
成形にすこし苦労しました。
でもサクサクでおいしく仕上がりました♪
刻印は中城グスク展での資料を参考に。
布積みの城壁からしか確認されていないため
クッキーの形も四角形を基本にしています。
う~ん、しかし”石灰岩感”がもうちょっと出せたらいいなぁ…
というわけで後日、2回目にチャレンジ!
(材料が余っていたからというのもある)
今回は石灰岩感をだせるように
ココアパウダーなしでかわりに黒ゴマに。
ナッツも荒めにしました。
印は爪楊枝でちまちまと描いてます。
綿棒できれいに伸ばすのではなく、
石灰岩のゴツゴツ感がでるように
指でぼこぼこににしたのですが…
焼きの時に膨らんでしまうので
石灰岩間に関してはまだまだですね(^^;)
黒ゴマはもう少し入れてもよかったかなー
でもあんまり味がゴマゴマするのもなー
まだまだ改善の余地はありますが
「刻印石クッキー(石積みクッキー)」、
お土産品とかにはもちろん
おいしく学べるワークショップにもできるんだよーー。
食べ物コンテンツは最強。
ノッてくれる業者さんや商工会、
観光協会や学芸員さん、募集中♡
また、2回目の日はちょうど4月3日シーサーの日だったので…
八重瀬町新城の石獅子も
クッキーにしました!
かわいい!!!(自画自賛)
この石獅子がツボすぎて
「ふぇ~ぬ新城くん」というおきなわ石獅子マンガ
を描いてました♪
こちらのカテゴリから読めます(10話)
こうやって考古遺物や文化財を
クッキー等にしてみるの楽しいです。
今後の予定は、線刻石板クッキーと貝符クッキーです♡
(蝶型骨器クッキーもしてみたいけど難易度高そう…)