(前回のつづき)
メインのイラスト制作は9月までにメドをつけ、
秋から本格的に準備したのがこの本のもう一つの柱。
そうです、
現代版組踊。
今回の本のテーマは
「琉球史エンタメ」だったので
(また別記事で詳しく書きます)
これはどーーしても入れたかった。
現代版組踊なくして今の私は存在しない!
また、琉球史エンタメとして考えても
現代版組踊はその先駆けと言っても過言ではない!
(今は琉球史エッセンスの劇やショーがだいぶ増えましたね☆)
現代版組踊を知らない人にも
是非知ってほしい!
現代版組踊がきっかけで
琉球史にハマったワタシのように、
この本の読者さんも
まずは琉球史を単純に楽しんでほしい!
そこでまずは現代版組踊推進協議会に連絡をとり、
長谷川会長と森屋さんに相談。
本への掲載やそれに向けての諸準備など
快諾してくれただけではなく、
各チームとの連絡調整や段取りや素材集めまで
なにからなにまで、本当に本当にお世話になりました。
一番お世話になったのは
(当時)現役メンバーだった県内4チーム代表8名と
肝高の阿麻和利OGでもある森屋さんも含めた座談会の開催。
<参加チーム>
・肝高の阿麻和利
・北山の風
・那覇青少年舞台プログラム
・鬼鷲
題して
「だから、現代版組踊はやめられない!」
がっつりみっちり2時間たっぷり。
パートも、
役者、女性アンサンブル、男性アンサンブル(経験者)、バンドと
全部をカバー。
実は、本に収録されたのは
紙面の都合上実際にテープ起こししたものの
…半分以下。
未収録の様子もいつか何か機会があれば
少しお披露目できたらないいな…。
そして同時進行で舞台観劇レポートも。
離島チームの活動も是非入れたかったので
急きょ、久米島にも飛びました。
(アカハチは時期的に厳しかった…)
毎回観劇するごとに書いているレビューを
ぎゅっ!!と圧縮した感じ。
(私は文章と写真で、澪之助はイラストで)
前々から私のブログのレビュー記事を見たことがある方は
ご存知かもしれませんが、私のレビュー記事…
そうです。長いんです。
なので2ページじゃ本来は全然収まり切れず、まとめるのに苦労しました…(^^;)
内容がマニアックになりすぎてもいけないので
ここは第三者に見てもらおう、と、
"琉球歴女の会”幹部の福耳劇場さんに
原稿チェックのご協力をいただきました(感謝!)。
なお、レポしている公演は
去年の9~11月に行われていたものです。
公演ごとに配役や細かな演出も変わるのが現代版組踊。
レポで書いた演出が、次は少し変わっていたり
なくなっていることもあるかもしれないけど
常に変化する、と言うのも現代版組踊の良さ。
全く同じ公演ではないからこそ、
また次も見たくなるのかもしれません。
現代版組踊はこれまで何度も雑誌で取り上げられたり
平田さんを始めとする関係者が本を出していたりするのですが、
いちファンが、いちファンの目線で、
書籍の中でがっつり現代版組踊について書く(描く)
っていう本は…初めてじゃないかな?
しめて20ページ!
年末の、ボーダーインクの仕事納めまでには脱稿する!!
ということでクリスマス返上で↓がんばりました(笑)
(当時のツイッターより)
(つづく)