がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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子どもに大人気の垣花樋川

2014年07月31日 | ・琉球歴史/文化風景

 

涼を求めて、カー&ヒージャーシリーズ。

今も生(活)きているヒージャーと言えば
こちらはもう有名でしょう。

南城市にある、垣花樋川(ヒージャー)。

以前も写真をちらっと載せたのですが、改めて紹介。
(トップ写真は再掲載。撮影は去年の9月)

 

 

まるで水音が聞こえてきそうな

ものすごい水量です。

 

 

じゃばーっ

どぼどぼどぼーっ

 

 

水路が作られていて、
林の中から水が勢いよく流れて行きます。

 

 

全国の名水100選のうち、トップ31に入る垣花樋川。

うん、納得。

 

 

側にはこの垣花樋川の水を利用した
クレソン畑が広がります。

クレソン、皆さん好きですか?

ちょっと癖あるけどおいしいよ。

 

 

天然のレジャープールのような垣花樋川は
ちびっこたちにも大人気。

もちろん利用料はタダ。

夏休みは混んでるんだろうなぁ

 

ゆっくり味わいたい大人のみなさんは
朝の早い時間をおススメします。

高台にあるので、景色もいいですよ
(トップ写真参照)

 


樋川に行くには石畳の急な坂道を下りて行かなければいけません。
(逆ルートもあるみたいですが)

 

 

途中でなかゆくい石もあります。

昔は水を汲んでこの急な坂道を行き来してたことを考えると
確かに必要なポイントです(笑)

ワタシタチもちょっとひとやすみ。

 

石畳道は天気の悪い日などは
滑りやすくなりますので
充分に気をつけてくださいね。

 


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今も活きる、金武大川

2014年07月29日 | ・琉球歴史/文化風景

 

暑い日が続いているので
涼しくなれるような水の話題で。

沖縄にはカー(井戸)やヒージャー(樋川)と呼ばれる水源がたくさん残っているのですが
今も変わらず豊かな水が流れ続けているのはごく一部。
先日紹介したウティンダも激減してるしね。

今回は今でも豊かな水が生きているカーをご紹介。
(写真は今年の4月)

 

 

金武町にある、金武大川。

またの名をウッカガー。

金武町の文化財に指定されています。

 


どぼどぼと流れ落ちる水。

すごい水量です。

解説版によると1日1000トンを超えるのだとか。

 

 

水も透き通っていてとてもキレイです。

エビもいたよ。

 

 

カーの水で野菜を洗っている人たちの姿も。

今でも現役でカーが使われているということですね。

今も立派に活かされている、地域の文化財です。

 

向かいには公園があって
定期的に噴水から水が出ていました。

水遊びする子供たち。

い~な~ (´∀`)

もちろん無料です。

今年の夏は地域の歴史を感じつつ、
カーで涼を取ってみるのはいかがでしょう?

 


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ヘビロテ必至。

2014年07月28日 | ・現代版組踊レポ


カーラジオから流れてきた
オリオンビールのCMの「走り出せレキオスよ~♪」が
頭から離れないまま家路についたら、
(この曲フルで聞きたい。どっかで聞けないかな?)
TAO Factory10年記念CDが届いていました!

AMAMIKIYOと花織の宴の2舞台のサントラ

カナサの舞台楽曲はとても好きなので待ってました~って感じ
(舞台楽曲CD出してーってこちらもしつこく書いてましたしね(笑))

 

うーん、やっぱり曲を聞くと舞台の記憶がよみがえってきますね

特にAMAMIKIYO。
花織の宴はDVD借りてて持ってるのでそこで聞いたりしてたけど
AMAMIKIYOは無かったので。

しばらく現代版組踊の曲は聞いてなかったのですが、
今日からしばらくはヘビロテ決定です(笑)

 

コメント (2)
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多謝-350万アクセス-

2014年07月27日 | ・徒然日記

 

いつもありがとうございます

これからも「がじゅまるの樹の下で。」を
よろしくお願いしますm(_ _)m

 

―和々―

 


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那覇の水源ウティンダ

2014年07月27日 | ・琉球歴史/文化風景

昔むかし、那覇は海に囲まれた浮島でした。

水源の乏しかった浮島・那覇では
対岸のウティンダ(落平)と呼ばれる所から水を汲み、
小舟で運んでいました。

那覇の水源、ウティンダ。

琉球貿易図屏風(19C/滋賀大学経済学部付属史料館蔵)には
豊かに水が流れているウティンダの様子も描かれています。

参/「ウチナー紀聞大いなる遺産シリーズ第8話」

 

そのウティンダ、

なう↓

ちょろちょろ~って感じではありますが、
今でも水が流れています。

水量は少なくなったとは言え、
絶えず水が湧いているというのは
なんだかホッとしますね。

いつもカーとかヒージャーとか行って感じるのは
昔も今も変わらず水が湧いているという
自然の不思議。

水路のようなものやタンクのようなものもありました。

ちょっと前までは実際に使われていたのかもしれません。

 

ちなみに場所はこちら。

沖縄セルラースタジアム那覇(駐車場側)の向かいデス。

 


琉球貿易図屏風、面白いよー。実物大のポスター欲しい~。


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白昼夢

2014年07月26日 | ・徒然日記

 

白 昼 夢

のような。

 

レタッチなしです。

クーラーガンガンにかけてた車から外に出たら
カメラのレンズが曇ったので
フィルターかけたみたいになりました(^^;)
(※カメラにとっては急激な温度変化はマズイので真似しないように)

あとホワイトバランスが蛍光灯だから青っぽい。

 

今日はこれにて。

どろん。

 


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書院の空中庭園

2014年07月23日 | ・琉球歴史/文化風景

 

 

首里城・書院には忠実に復元された琉球庭園があります。

この庭園鑑賞のポイントは、
縁側に座って観てみること。

座って、視点を落とすと
背景は全て空になります。

それはまるで空中庭園の様。

ここは見学ルートの設計上、人の往来が激しく
座ってのんびりするようなスペースではないので
ついつい見落してしてしまいがちですが、

本来なら、書院にいる客人や王様が、
畳間や縁側から鑑賞するように考えられているはず。


何気ない見学スポットも、
当時の人と同じ視点になってみると、
新鮮な発見があるかもしれませんね。

 


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再演!現代版組踊・百十momoto

2014年07月22日 | ・現代版組踊レポ

 

公開まで、あと一ヶ月!

このブログでも幾度となく再演希望のコールをしていた
現代版組踊「百十踏揚~第一尚氏のヒロイン~」
「百十~momoto~」として(やっと)再演決定です!!
(先月発表を見た時は高熱中にも関わらずガッツポーズでした(笑))

この舞台は現代版組踊でワタシが唯一落涙した
個人的にも忘れられない思い出深い作品。

色々リニューアルされるのだと思いますが、
前回の良さをそのままに、バージョンアップして欲しいです!

メンバーとか内容の詳細等はまだ分かりませんが、
…期待しちゃってもイイですか!?(*^m^*)

ポスターは電通沖縄作かな?
素材がトヨタのCMでの百十踏揚っぽよね♪


そう言えばトヨタ(カローラ)の百十踏揚と言えば、
先月から新しいCM放送されてます。
麻乃さん演じる百十踏揚と、パペットあまわりももちゃんとのコラボ。
かわいいCMになっています。
(データまだ受け取ってないからネットでの公開はしばしお待ちを―)

 

 

現代版組踊「百十~momoto~」
平成26年度沖縄県文化観光戦略推進事業

8月22日(金)
18:30開場/19:00開演
国立劇場おきなわ小劇場


10月17日(金)
18:30開場/19:00開演
国立劇場おきなわ小劇場

 
料金:2000円(一律)/全席指定席

お問い合わせ/TAO Factory 098-983-0144


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氷カバー

2014年07月20日 | ・手ぬぐい活用術など

 

手ぬぐい記事目当ての訪問者さんが激増してるので
(夏のせい?)
久々に「手ぬぐい活用術」の記事を


先月、私が高熱でうなされている時、
大活躍したのも手ぬぐいです。

アイスノンとか氷のうとか保冷剤とか氷枕とか、
あとは水を入れて凍らせたペットボトルとか、
直接肌にあてるのではなくタオルなどを巻いてから使うと思いますが
ここをタオルではなく、手ぬぐいを巻くと便利

タオルよりも生地が薄い手ぬぐいは
アイスノンや氷のうなどにくるっと巻くだけで
しっかり馴染んで、しかも崩れ(はずれ)にくい。

タオルだとどうしてもモコモコして
崩れやすいからね(^^;)

手ぬぐいは薄すぎて冷たすぎるんじゃ?
という心配も御無用。

長さがある分、2回、3回と巻けるので案外大丈夫です。
(ここがハンカチやバンダナとの違い)

 

看病してくれた母ちゃんも思わず、
「これ、便利だねー」
と一言。

でっしょ~?

 

暑い日が続いております。

高熱の治療のためだけでなく、
今の時期はクールダウンや、
はたまた毛穴引き締めなどの美容法にも使える
アイスノンや保冷剤。


デザイナブルな手ぬぐいも一緒に使ってみたら
気分もちょっとアガるかも?

 

 

写真はSOU・SOUの伊勢木綿手ぬぐい。
ふわふわで肌触りが最高の一品。
最近SOU・SOUにハマりまくりなワタシなのでした(笑)
(2・3年は続くかも(^^;))


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尚巴志の弟

2014年07月19日 | ・琉球史散策/第一尚氏

(本日2投目)

玉城村史(8巻/2006)によると
尚巴志は4人の弟がいることになっています。
(※尚巴志は長男)

その1番下の弟が、5男の手登根(てどこん)大比屋

彼にまつわる史跡が南城市佐敷にあります。

その名も、フッチャー石。

大人の背丈ほどある細長い石が
地面に突き刺さっています。

伝承によると、この石は
中国貿易に貢献していた手登根大比屋が中国から持ち帰ったとか
(※手登根大比屋ではなく、単なる手登根の役人が、とも)

手登根大比屋がアカバンター(集落後方の丘陵)から投げて
この場所に突き刺さったとか
尚巴志も怪力の伝承がありますから、弟もそうだったんでしょうかね(笑))

はたまた、単に船着き場で舟をつなぐのに使った石だ、という説も。

地面が見えないほど草が茂っていて、
すぐ側までは行けませんでした。
(サンダルだったし、ハブヘビ棒持ってなかったし)

草がなかったら、ちゃんと根元から全体像が見れたんですが…。

 


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THE☆SUMMER!

2014年07月19日 | ・琉球歴史/文化風景


過去撮影の勝連グスク

連日晴れマーク1つの沖縄です。

THE夏!!って感じ。

子どもたちは今日から夏休みですね。

元気に夏をエンジョイして行きましょう!

 

皆さんは今年の夏の予定はなんですか?

 

 

  
先日再訪した津堅島


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チョウノハナ

2014年07月14日 | ・琉球歴史/文化風景


前々記事の続き。

斎場御嶽で1番セヂ(霊力)高くて重要なスポットは
三庫理から見える久高島のアングルではなく、その真後ろ、
久高島に相対してそびえているこの岩・この場所なのです。

その名も「チョウノハナ」

なぜなのかと言うのは色んな考え方があるようなのですが、
ワタシが聞いたのは
久高島方面、つまりニライカナイからのパワーが
ぶわーっ!とやってきて
相対してるこの岩にどーんっ!とぶつかって、
 地面に落ちてくる…という感じ。

パワーが落ちてくるところにちょうど香炉があります。

 


それがこの香炉。

「触らないで」という注意書きが側に立っています。

たまたま居合わせたアマミキヨ浪漫の会のガイドさんが言うには
三庫理から見える久高島、
いわゆるよくガイドブックで見るアングルで写真を撮ろうとして
この香炉に登ってしまう観光客もいたのだとか…。

な、なんとバチ当たりな…

これ、コンクリブロックじゃありませんぜ。

 

斎場御嶽を訪れた際には
久高島ばかりを見ないで
背面にあるチョウノハナにも注目してみてくださいね。

 

 

ちなみにアマミキヨ浪漫の会と
あまわり浪漫の会は関係ありません。
っていうか、現代版組踊関係の団体ではありません(笑)
南城市の観光ガイドの団体です。


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1日の終わり

2014年07月11日 | ・徒然日記

 

今日の夕陽。

ちょうど日没時間の頃。

 

 

暮れゆく。

 

 

あーした、天気に なぁ~れ。

 

(マジで)

 


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台風一過

2014年07月09日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

“台風一過”を“台風一家”だと思ってた皆さん、コンバンハ。

ちなみに私は“波浪注意報”も“HELLO注意報”だと思ってた時期があります。

あ、もちろん小さい頃の話ね。


 

台風8号、明日には本土上陸のようですね。

こちらは幸い被害と言う被害はなくて済みましたが、
(めずらしく停電もしなかった!
ショクバで一部浸水したり、木々が折れたりしてました。

本土は家の作りも地形も沖縄とは違うので
沖縄よりも大きな被害が出ないか心配です。

どうぞ充分な備えをしていてくださいね。


 

写真は先週末、久方ぶりに訪れた斎場御嶽(寄満)。

苔の緑がキレイでパチリ

斎場御嶽も台風で木とかいっぱい折れたんだろうなぁ…。
でも塩害よりはまだいいか…?

でも斎場御嶽で1・2を争う写真スポットである
三庫理から見える久高島というここ
木で島が全く見えなくなってたのには失笑しました
(※あ、失笑の意味、間違えちゃダメですよー!)

ま、重要なのは
久高島が見えるココじゃないからいいけどさ。

斎場御嶽の重要スポットはこちらではなく…

 

(つづく)

 

コメント (2)
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七夕と台風8号

2014年07月07日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

今日は七夕。

 

…がっ、沖縄は最大級の“猛烈な”台風8号接近中。

今はまだ雨も風も全然ですが、
天の川どころではないですね

 

*台風の備えチェックポイント*

レンジなどの電気を使わないで良い食糧の確保。

飲み水・生活水(トイレの水とか)の確保。
(※アパートなどだと停電と連動して断水することもあるため)

懐中電灯・ろうそくの準備。

携帯は常に充電MAXにしておく。

パソコンの電源コードやLANケーブルは抜く。

バス運行状況のサイト気象庁のサイトをブックマークしとく。

アイスなどの冷凍庫のものは早めに食べとく。

おやつの確保。

本や漫画の準備。
(※テレビやパソコンは停電したら使えないため)

 

で、言うまでも無いですが、
ベランダなど外にある物は中へ。

不安定なものは固定を。

 

明日はちゃんといつもどおりに早起きすること。

かな?(笑)

 

 

七夕どころじゃないけど、
一応気分だけでも満点の星の首里城を。

龍潭池に写った夜空も神秘的

 

…というイメージで、
もちろんレタッチ(合成)です(笑)

 

とかね。
やりすぎな例(笑)

もっと星を小さくできれば良かったけどこれが限界。

 


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