先日、「手わざ」展を見るために訪れた首里城。
約5か月前の前回よりも変わった所&思う所があったので
レポートします。
まず、有料エリアゲートをくぐったところの風景。
パッと見は大きく変わりませんが、
色々と変化している点が。
まずは御庭の一角に欄干やその土台(?)が並べられていて
見ることができます。
そして、大龍柱がなくなりました。
大龍柱は現在、下之御庭に建てられた小屋に異動→補修を終え、
そのまま寝かされた状態で展示されています、
(↑窓越しに見学することができます)
女官居室は売店兼休憩所になっていました。
(なお、この女官居室も一部被災しています。
訪れた時はこの建物の外壁にも注目してみましょう)
中の休憩スペースはこんな感じ。
映像コンテンツなども見ることができます。
そして右手に見えるのが、新しくできた建物。
首里城復興展示室。
残存物や火災後の取り組みを紹介する映像展示など。
トイレもこちらに。
展示はこれから更に充実していくことを期待。
東のアザナからの風景。
被災していた奉神門の修理が進んでいます。
3月末には終了する見込みのようです
(修復している様子、間近から写真撮ってたのに
SDカードの不具合でこの時のデータが壊れていました)
ところで、今の首里城は
これまでにないくらい「工事中状態」でした。
まず、瑞泉門↓
なお、「琉球の華みぐい(華巡り)」というイベントが開催中でしたが、
生花の展示演出は瑞泉門下のこのスペースだけの様子…。
う~ん…。
そして右掖門。
漆が削り取られて白木の状態が垣間見れたのは良かったです。
瑞泉門と右掖門も漆の塗り直し作業で、
3月末に終了予定とのこと。
そしてずっと気になっているのが、
変わらずネットだけかけて放置状態の
継世門に、
鉄パイプにネットの龍樋…。
そして今回気づいたのですが、
万国津梁の鐘(レプリカ)がかけられている供屋に、
立ち入り禁止ポールが…。
(こちらも写真データが壊れてしまい写真なし)
え~……。
守礼門のそばの
国王頌徳碑や、
真珠湊碑文にも、
ここに移設されてから
立ち入り禁止ポールがついたのも
前々から不満だったのですが、
供屋までもか!
と。
この2つの碑文も
万国津梁の鐘の銘文も
以前のように近づいて文字や文章を
まじまじと見る(読む)ことができなくなってしまって
甚だ不満…。
子供たちにガイドするときは
たいてい碑文から「〇〇を探せ」ってやってただけに。
首里城、何かと制限多くなってない?(;´・ω・)
メイン施設が復興工事中だからこそ、
それ以外のスポットはなるべく
ネットやポールや三角コーンのない、
そのものの状態で見学できるようにしれくれたらいいのにな。
京の内とかも、
芝生や藪などに入らないように制限するのは分かるけど
あちこちに三角コーンやポールが目に入るのはとにかく興ざめ。
理由があって立ち入り禁止にせざるを得ないにしても、
ちょっとやり方を考えてほしいよ…。