昨日、お風呂上がりに
子供が勝手にテレビをつけてた。
わたしはスキンケアとかドライヤーで
一緒にテレビを観てなかった。
ひとしきり観ていた息子(5才)が
爆音でドライヤーをかけている私のところに来て
「俺は、街で会ってもじろじろ見たりしない。
脚がなくても何もおかしくなんかない。
脚がなくてもいつまでも泣いてないあの人がすごいからや」
と、一気に言い放った。
めっちゃ怒っとった。
義足のひとの番組だったそうだ。
髪を乾かしながら
「怒ってるアンタがすきよ」
と言うと
「おうっ!」と
怒りながら定位置に帰っていった。
わたしが母親として
「ここだけは、ぜったい」
と思っている「ここだけ」がまさにそれだ。