雑誌を読むなら
対象年齢が自分の年齢と大幅にずれている雑誌のほうが
断然おもしろいなぁと思うのです
というのは
ターゲット層に自分がピッタリな
つまり年相応の雑誌を読むと
実用的すぎて、わくわくしないのであります。
先日ヘアサロンに行きまして
してもらっている間、
美容師さんが置いてくれた年相応の雑誌をパラパラみていたのですが
なんだっけ
「ヴェリィ」とか
「STORY」とか。
いかにも役立ちそうな情報が
載っていれば載っているほど
なんだか息がつまるのですね…。
なんでだろうね
『幼稚園ママのTPOファッション』とか
『失礼のない手土産リスト』とか
確かにお役立ち情報満載でございましょう。
でもどうにも息詰まるんですね。
また主婦雑誌の
節約特集とか
もう、役立ちすぎる情報の嵐で
その現実感の濃さにもう倒れそうになるんですね。
なので、美容師さんに
「まったくターゲット層でない雑誌を」と
リクエスト。
女子高生向けの雑誌とかおもしろいんです。
「セブンティーン」とか。
君らってばーどんだけ元気やねん!
とか
どんだけ男女交際で頭いっぱいやねーん
とか
ツッコミどころ満載でこっちも明るくなりますし
女子大生向けの雑誌なんかも
その清純なファッションのかげに見え隠れするあざとさに悶絶で
女ってヤツは…とある意味たのしめますし、
それに20才くらい年上のお姉さま方の雑誌
「婦人公論」。
これはすさまじいですよ。
もう人生の酸いも甘いも噛み分けた60代のお姉さまの
セキララに綴られた手記なんかを読むと
「ヒィィィィ、私などまだまだひよっこでございます」と
その女の業の深さにおそれをなし、プルプル震えてみたり、
それにオジサン向け趣味雑誌「ライトニング」なんか
もうオトコのうんちくの香りがぷんぷん漂いすぎて
女子からしたら、もうその悦に入りぶりが
とってもおもしろいんです。
たのしいおじさんがいっぱい載っています。
現在、唯一買っている雑誌がありまして
「アール」という雑誌です。
これまたたぶん若い人の雑誌なんでしょうけど、
メイクアップアーティストのセオリーが
一般的に流行しているメイクとは違っていて
キッチリ作りこまれていなくて自由なんです。
開放感があって見ていて楽しいです。
高校生の頃は
「Cutie」という雑誌が大好きでした。
ロッキンオンジャパンとか、
宝島もすきだったなー。
そうそう中京区には
アベヘアワークスというステキなヘアサロンがあり
おもむろに
ロック雑誌「BURRN!」や
「ギターマガジン」が
スっと差し出されるんですよ