TanteOLのキドアイラク

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がんばってる同級生たち・・・ピアノデュオコンサート

2010-10-14 09:00:00 | Music



連休明けの火曜日、
大学時代の同級生2人によるピアノデュオコンサートがありました。
私が卒業した大学は、
一応、関西以西ではレヴェルは高いと言われていまして、
まぐれで入学してしまった私などは除き、みんな優秀でした。
現在でも、オーケストラ奏者や指揮者、作曲家、ピアニスト等々、
第一線で活躍している同級生は多数います。
ピアノ科は、私が思うに、みんなテクニックもありつつ、
アンサンブルもとても上手でした。
4年間の中で伴奏をお願いした同級生たちは、
どの人も、初めて合わせても特に違和感もなく、
しっかりと私のヒヨヒヨな演奏を支えてくれましたので、
とても感謝しています・・・



さて、今回コンサートを開いた2人は、
会うのはとても久しぶりでしたが、
メールや手紙などではやり取りをしていた仲。
Tちゃんは、たくさんの生徒さんを持ち、大学でも教えており、
Mコは、2人の息子さんを育てながら、合唱団や声楽の伴奏に忙しい毎日。
2人がデュオを結成したことは知っていましたが、
何しろ地元は関西ですから、なかなか演奏を聴くことができずにいました。
それが今年は東京で開いてくれましたので、
やっと聴く機会がおとずれたといわけです。
ダンナさんにはムリヤリ付き合ってもらいました。

会場は、日比谷にあるスタインウェイサロン東京・松尾ホール。
80人も入ればいっぱいというサロンでした。

今年はスペインを代表する作曲家アルベニスの生誕150年ということで、
プログラムは、アルベニスの、組曲「イベリア」を中心に、
グラナドスやインファンテなど、スペインの香りにあふれたものばかり。
間にそれぞれのソロ演奏もありました。

まず、この狭い空間にフルコンサートピアノが2台という環境なので、
音がワンワンするのでは、と思っていましたが、
そこはさすがきちんとコントロールしていて、
狭い空間のことは少しも感じずに聴くことができました。
そして、なんといっても、2人とも大学時代と変わらず、
テクニックも衰えることなく、
その上、どちらがどこを弾いているかわからないほど、
でも、お互いの個性は尊重しながら、
溶け合った音楽を奏でていました。
忙しい生活の中、よく努力をしているんだなあ、と感動しました。



終演後は、2人にダンナさんを紹介し、
ひととき旧交をあたためましたが、
驚きだったのは、彼女たちが日帰りということです!
午後上京し、リハーサル、本番をやって、
最終の新幹線で関西に帰る・・・
なんというエネルギーでしょうか!
仕事が続いたからといって体調崩してる私が甘かった~
彼女たちを見習って私もがんばらなければいけません。

久しぶりの再会を果たし、刺激も受け、とても嬉しいひとときでした。