感想:ファミコン探偵倶楽部 その2

2021-07-16 20:20:48 | ゲーム (Switch)


だいぶ遅れたが「消えた後継者」の感想。

最後に遊んだのがGBA版だから17年ぶりだなぁ。
きちんとしたリメイクは今回が初!!



先に「うしろに立つ少女」のほうをプレイしたので色々と新鮮。








あゆみちゃんが大人っぽくなっててたまらん!!
こっちのほうが好み!!
皆口裕子の声もベストマッチ!! おっぱいさわりたい!!

というわけでおっぱいを調べまくってたら隣で見てた小4の姪に「変態死ね」と言われた。

ていうか「うしろに立つ少女」でおっぱい調べまくってると
マジでバッドエンドになるんだよなw








背景のビジュアルが詳細になったおかげで、
舞台である明神村によりリアリティを感じることができる!!





綾城家の胡散臭い面々のビジュアルも素晴らしい!!(アキラのぞくw)






「うしろに立つ少女」の最大インパクトがクライマックスだとすれば
「消えた後継者」は、やはり最初の被害者である完治の死体ではなかろうか。







うおぉ……。
原作のイメージをきっちり再現しながらも、全体の色調も相まってなかなかの凄惨さ。
死体の調査時はウインドウが赤くなる演出もいい!!


ファミコン版の発売当時はゴールデンタイムにもかかわらず
CMで完治の死体が流れまくってたなw
見たことない人はyoutubeで探してみて。







八つ墓村のオマージュでありながら、
当時流行していた社会派サスペンスとしての瀟洒な雰囲気の折衷。





それでいて昭和の街並みも見せてくれてノスタルジー半端ない。
コ〇モスの自販機なつかしい!!
やはりリメイクってのはこうあるべきだと思うわ。




古いADVってのは行き詰ってストレスを感じてから、いかに先に進むかという
解放のカタルシスがあると思うのだけれど、そのゲームバランスも絶妙。

システム自体はだいぶ親切になっているものの、詰まるときは詰まる。
このバランスの取り方が本当にすごい。







「うしろに立つ少女」は非常に出来の良かったSFCリメイクをはさんでいるので
色々と粗が見えてしまったのが惜しかった。
演出の追加自体は非常に素晴らしかったのだけれど、
やはり全編に追加するのは大変だったらしく中途半端に感じてしまった。

一方こちらは無駄な演出を追加することはせずに、
キャラクターの表情の変化に集中していて、
ファミコン版の正統進化を感じられて感動した!!

制作スタッフが違うのかなぁ…。
スタッフロールを見比べないとわからんが。




そしてやはりストーリーも素晴らしい。
犯人が確定している状況からのどんでん返しは度肝を抜かれる!!

しかし、この事件って今の科学捜査なら30分で解決してそうだなw
スマホがある時代に犯罪のロマンを作るのは難しいね!





というわけで、33年越しのリメイクとして大満足の出来。



ちなみに。
BGMをアレンジ版とファミコン版の原曲から選択できる。

このリメイク版ではエンディングのあとに「あるセリフ」が追加されているのだけれど
ファミコン版の音源を選択するとそのセリフがない。

一瞬、「?」と戸惑ったが、これはおそらくファミコン版の余韻を再現する意図なのだろうと思う。
「引き算」での心憎い演出。
ファンの心理をわかってくれているリメイクに最後まで感謝。


■■■現在の進行状況■■■

「消えた後継者」「うしろに立つ少女」クリア



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 株主総会:任天堂 第81期(20... | トップ | 2021夏アニメ感想 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ゲーム (Switch)」カテゴリの最新記事