12月4日 関市男女共同参画市民フォーラムで経済評論家 勝間和代さんの講演を聞きました。
テレビで見るのとまったくそのままで 非常に歯切れが良く、頭の切れる女性です。論理的できちんと数字で説明されるので説得力があり、その数字の記憶力に脱帽です。
立石に水のごとく、かなり早口でしたが、ご自分の言いたいことを伝えるために一気に話された感じでした。
勝間さんが最後に今日聞いた内容を1人が5人の方に伝えてください。 それを繰り返せばより多くの方にワークライフバランスが認識されるということでしたので、私も自分なりの言葉でお伝えしたいと思います。
・ワークライフバランスというのは「生産性の向上」にほかならない。 時間当たりの生産性を上げる、生産性が阻害されるような無駄な労働をし ない。
・格安・円高・財政の破綻など国際競争力をなくしている日本を救う手立ては ●若者に対する過少投資を改める ●男女共同参画を進める
・女性の雇用に特別待遇はむしろ必要なく、男女関係なくフレックスタイムを取 り入れ子育て・介護を共に行う。
・女性が安心に子供を産んで育てる整備をしていかないで、このまま人口が減り続けていくことは日本の破綻につながる。
・子供を持つ事にお金がかかりすぎるのも少子化の原因になっているので、国は教育にお金をかけて子供を育てやすい環境を作る。
・現在の日本の製品は女性の感性を反映させていない。このままでは 売れない、国際競争で勝てない。 人口の半分は女性だし財布を握っている割合はさらに女性のほうが高いので女性の意見を商品に活用することが大切。
・既存の枠組みに囚われない商品を作る起業家精神が大切。 市場にニーズがあるけれど気づいていないものを商品化する。 今ある、見えてしまっている市場を相手にしない。
・企業や官僚、政治家 各分野3割は女性が必要。女性は長期的な視野に立てるので女性の考えや物事の捉え方を反映させる必要がある
・男女共同参画を推し進めていない国 ギリシア、イタリア、スペインが財政破綻の危機に直面してて日本も対岸の火事ではない。
・男女共同参画を一気に推し進めるのではなく 少しずつの向上を積み重ねて大きな流れを作ることが大切。 毎日0.2%の向上が大きな力となる。
藻谷浩介著「デフレの正体」に通じる点も多く、日本の経済が再生するには若者と女性への投資が大切だと思いました。
一緒に講演を聴いていた主人には耳の痛い事も多々あったと思いますが・・・
女性が安心して子供を生み、育て、働ける日本が実現できれば世界から注目を浴びる国に変われることまちがいないでしょう。
そして柔軟性のある日本人なら「パラダイムシフト=価値観を変えること」をすることも可能だと思います。
0.2%づつ昨日より自分の意識を変える・・・この積み重ねで明るい未来の日本を皆さんで作りませんか?
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*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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