阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

新・衆議院議員として思うこと

2009年09月02日 00時39分47秒 | 政治
 衆議院議員になって3日目。私自身は、これまでとあまり変わらない生活です。朝立ちをして、日中はずっと挨拶回り。マスコミの取材を受け、勉強をして、夜も集会に顔を出しています。もちろん、自転車にも乗っています。初登院が9月16日と決まりましたが、それまでは、できる限り和歌山2区での活動に専念します。

 次回に向けた闘いはすでに始まっています。何よりも主戦場である国会では1年生議員。与党議員ですから「質疑」という見せ場はありません。その中で存在感を示し役割を果たすには、とにかく勉強すること、そして現場の声を聞くことが大切だと思います。

 かなり前から勝利を確信していたので、当選を決めた時も極めて冷静でした。大きな挑戦の機会を与えて頂き心躍る思いですが、それ以上に、選んで頂いた責任を果たす責任の大きさを痛感しています。

 一方で、支援者の方々が、とにかく喜んでくださることに感動しています。泣きながら祝福してくださる方々も大勢いて、この勝利がどれほど意義があり、待ち遠しいものであったのか、改めて実感しました。黒船の襲来、敗戦など、外的要因によってしか変われなかった日本人が、自分たちの力で政権を変えたのですからね。政権交代という歴史的な大事業に参加してくださった方々の勇気に感謝します。

 100通近い祝福メールを頂き、子供の頃からの友人が、温かく、待ち遠しく見守ってくださっていたことに感激しました。でも、ほとんど返事が書けていません。今、闘いに備えて必要なことをしていますので、返事は少し時間ができた時に書かせて頂きたいと思います。

 自分のために勝ちたいとは思いませんでした。しかし、多くの時間とエネルギー、そして、地域での立場などを投げ打って応援して下さった方々のために勝ちたい、勝たねば! との思いが成就したこと、素直に嬉しいです。

 政権与党の議員になるわけですが、他政党の支持者に「圧力をかける」自民党政治と同じことをするつもりはありません。和歌山を、日本を、そして、この地球社会をもっと住みやすくするために、党派などは超えて協力すべきと思っています。

 しかし、官僚と政治の癒着の中で生み出された税金の無駄遣い、利権を生み出すための政治権力の不正な行使には徹底的にメスを入れます。これは民主党の公約でもあります。裏の裏まで調べ尽くして情報公開をする。問題があれば徹底的に追及をする。これは政権交代の意義であり、醍醐味ですからね。冷徹にやり抜くことが、国民の期待だと理解しています。


 私の政見放送がYouTubeにアップされています。貴重な動画ですので、ご覧ください!
 
 http://www.youtube.com/watch?v=gS38XUZQDk8