阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

逆転の発想で、和歌山の魅力を活かした発展モデルをつくろう!

2009年09月12日 16時10分01秒 | 政治
 今日も自転車で出発しようとした途端にバケツの底をひっくり返したような雨。今、事務所で待機しながら書いているところです。

 9月9日、仁坂知事にお招き頂き、岸本周平衆議院議員(和歌山1区)、玉置公良衆議院議員(和歌山3区)とともに県政の課題についてお話を伺いました。翌日の新聞各紙には、私の提言として、「道路整備の重要性はもちろん認めるが、和歌山の良さを活かした発展モデルをつくることも重要。逆転の発想で、道路予算を農業や医療、観光開発などに振る考えがあってもいいのではないか」というコメントが大きく取り上げられていました。

 仁坂知事によれば、紀伊国屋文左衛門の頃から、和歌山の栄光の歴史は交通網とともにあったということです。和歌山が停滞している要因のひとつは交通網の未整備であり、知事として、何とか力になりたいという思いは痛いほど理解できますし、民主党政権になったからといって、道路建設をストップするわけではありません。

 その一方で、財源は限られてきますから、拠出可能な予算の中でやりくりしなくてはなりません。

 道路に関する私の基本的な考え方は、下記の通りです。

 「命と安心を守ることが政治の責任」という考え方に立って政策を判断する。
 
 「本当に必要な道路を精査し、なるべく小さなコストで早急に整備する」
 「削減した予算は、医療や教育の整備、人材の誘致などにまわす」
 
 「その判断を行う上で、地域住民の声を最大限尊重する」

 民主党政権が本格的にスタートすれば、私たちがすべきは、知事や地方自治体の首長の方々と協議を進め、これまでの成長モデルを見直し、進化させて、和歌山の良さを活かした新しい発展モデルをつくることだと思います。私の基本的な考え方は、このブログの中でも再三表明していますが、それを発展させる必要があります。そんな作業を読者の皆さんと、また、私が畑で、路上で、ミニ集会でお会いする方々との対話で行っていきたいと考えています。
 
 あ、そろそろ止みそうだっ!。これから自転車で出発です。


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