阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

「万歳」をしなかった理由

2009年09月08日 23時58分41秒 | 政治
 衆議院選挙で当選させて頂いた時、私は「万歳」をしませんでした。代わりに皆さんにお願いし、「国会でもガンバロー!」と、皆さんと声を揃えました。海南事務所では、待ちに待っていた支援者の方々が、「万歳」をしてくださったのですが、私自身は深々とお辞儀をさせて頂いただけでした。最近聞かれることが多いので「理由」について書きたいと思います。

 「勝って万歳しよら!」「万歳するのが楽しみやっしょ」

 多くの支援者の方々が「万歳」することを楽しみに頑張ってくださったのですが、私自身は当選した政治家が「万歳」することにずっと違和感を持っていました。当選は、あくまでスタートラインに立っただけ。自分自身は6年越しの挑戦だっただけに、志を遂げた感慨、そして、保守王国・和歌山県で小選挙区で勝ち、政権交代に寄与できた達成感はありましたが、本当の勝負はこれからです。万歳は、衆議院議員として自分自身が本当に納得できる仕事をした時に、心の中でしたいと思います。

 そんなわけで、当選してからも、早朝活動、自転車、また挨拶まわりなど、選挙戦中と変わらない活動を続けています。何よりも嬉しいのは、熱い熱い選挙戦中と比較しても、皆さんの反応が、今、一番いいことです。車の中からガッツポーズしてくださる方、「おめでとうやで!」と激励してくださる方々。本当に大きな、そして切実な期待を感じています。

 明後日には新しいポスターが完成しますので、民主党の掲示板へのポスター掲示をお願いしたいと思います。

 一方で、国会で活躍するために一番大切な、政策の勉強にも時間を割いています。これまで現場で培ってきた問題意識を国会で活かせる場が与えられたわけですから! 今、生涯で一番勉強が楽しいと思える日々を過ごしています。

 また、申し訳ないのですが、「祝勝会」のような会合には出席できません。

 私は「夜の評判が極めて悪い」とか。自分で運転していますからお酒も飲みませんし、当選したからと言って弾けることもありません。とにかく、勝負の場は国会ですから、夜はそのための準備が最優先です。

 「限られた時間を使って政策を勉強する」「早朝活動のために早く起きる」ことが大切だと思うので、ご理解を頂ければ幸いです。


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