阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

事業仕分け調査チームの一員として

2010年04月07日 23時20分09秒 | 政治

 今日は事業仕分け調査チームのメンバーとして外務省管轄の公益法人や財団法人4団体を訪ねてヒアリングを行いました。天下りを受けていること、1000万円以上の公費支出を受けた団体であること、また、行政から公費支出を受けていて、かつ、事業の全部または一部を委託等として外部に依存しているトンネル法人であることなど7つの項目に複数当てはまる法人が対象です。しかし、一番大切なのは、事業が本当に役に立っているか、税金を使って継続する意味があるかどうかです。

 あくまでも仕分けの前段階の調査ですが、一次情報を省庁に提供してもらうのではなく、国会議員が直々に調べることに意義があると思います。とは言え、超短期決戦なので、事前にどれだけ情報を頭にいれるかが勝負です。昨夜は徹夜に近い状態で資料を読み込みました。

 私は紛争が起こった国の平和構築や発展途上国の社会・経済開発の現場で活動をしていたので、外務省やJICAなどの事業はコストが高く、また、現場の声とはかなり乖離があることを強く感じていました。今回は、そんな長年の問題意識をぶつける絶好の機会と考えて張り切っています。

 明日の午後も法人訪問を続けます。その後、様々な情報と合わせ、仕分け人の方々が有効活用できるように資料を作成します。


 写真:柴橋正直衆議院議員と