博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『封神榜』その5

2007年02月25日 | 中国古典小説ドラマ
『封神榜』第29~32話まで見ました。

西岐に派遣した張桂芳や九龍島の四聖の敗北に激怒した聞仲は遂に親征を決意。しかし西岐には哪三兄弟や楊戩・黄天化・雷震子ら闡教の門徒が集い、殷軍を苦戦に追い込みます。これに対して申公豹は金鰲島の十仙や峨眉山の趙公明といった截教の大仙を援軍に差し向けますが、闡教の方からも元始天尊の直弟子である九仙が差し向けられ、金鰲島の十仙の敷いた十絶陣を次々と破っていき、趙公明も敗死してしまいます。

爺さんばかり出すのが鬱陶しくなったのか、闡教の十二大仙は九人に端折られ、以前から登場していた南極仙翁や雷震子の師である雲中子がメンバーに入っています。十絶陣破りのシーンもそのうちの半分ほどが端折られてしまってますね。やっぱり戦闘シーンが大幅に省略されてしまいました(-_-;)

さて、男装して姜子牙や武王の侍衛になっていた子嫻ですが、姜子牙の命令で唐突に武王に正体を明かすことになり、武王とラブラブ状態となって二人で十絶陣の一つ・紅沙陣を破りに行きます。子嫻が女性であることがバレて一波乱あるのかと思いきや、拍子抜けするほどあっさり武王らに受け入れられてしまいます。また申公豹から武王を誘惑するよう銘じられていたはずの鳳来は出番すらなくうっちゃられてしまってます。この辺りの展開がどうもグダグダですなあ……
コメント
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