博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大漢風』第19~20話

2007年02月18日 | ドラマ『大漢風』
結局第18話のレビューでの予想は大ハズレでした(^^;)

項羽は范増らの懇願によって章邯の降伏を受け入れます。一方秦兵に捕らえられた虞姫は侍女の君児と離ればなれになって咸陽の阿房宮に送られ、胡亥に手籠めにされる寸前に、その胡亥が趙高によって殺されてしまいます。趙高は子嬰を第三代の君主として即位させますが、その趙高も子嬰らによって誅殺されてしまいます。これで李斯・胡亥・趙高の三バカトリオが全員逝ってしまいました……

その間に劉邦の軍が咸陽に迫り、子嬰は劉邦への降伏を決意します。胡亥が殺されてから阿房宮の一室に閉じこめられていたらしい虞姫は劉邦迫るの報を聞くと、「あのケダモノに捕まるわけにはいかない」と、逃亡を図ります。

劉邦は玉座に座って部下から「万歳、万歳、万万歳!」と拝礼を受けたりしてはや関中王気取りですが、呂雉も夜中にこっそり玉座に腰を下ろして一人悦に入ります。そして張良がそれをうっかり目撃してしまい、呂雉が政治に関して相当の野心を抱いているのを知って驚愕するという所で今回は幕引きです。何かえらい引きでしたけど、この分だと次回かその次あたりが鴻門の会の話になりますね。
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『碧血剣』その6(完)

2007年02月18日 | 武侠ドラマ
碧血剣』第26~30話まで見ました。

このパートでは明朝の滅亡、李自成軍の堕落、そして袁承志と玉真子によるラストバトルまでじっくりと見せてくれます。特に紫禁城を舞台に繰り広げられる明軍と李自成軍との攻防は見応えアリです。

ただ、最終話は展開を端折りすぎですね(^^;) 黄真が穆人清から華山派掌門の地位を譲られるシーンなんかが削られたりしているので、原作を読んでない人はそもそもなぜ華山派の面々が華山に集まったのかとかがよくわからないんじゃないかと。

張紀中監督の次回作は『鹿鼎記』ですが、『鹿鼎記』では『碧血剣』で活躍した阿九や何守らが再登場します。こちらの方でも孫菲菲や蕭淑慎に演じてもらいたいというのはムリな願いでしょうか(^^;)
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