博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大兵小将』

2010年09月23日 | 映画
『大兵小将』

時は紀元前227年、秦の始皇帝による統一前夜。梁軍の攻撃により全滅した衛軍ですが、その中で王力宏(ワン・リーホン)演じる将軍1人が生き残り、ジャッキー演じる梁の兵士に生け捕りされるハメに。王力宏は捕虜として梁国まで連行されることになりますが、そこへ王力宏の命を狙う衛の公子や蛮族の楼煩が絡んできて……

ということで人質を連れ帰ろうとするジャッキーと、脱走をはかる王力宏が仲良く喧嘩しながら珍道中を繰り広げるという展開は期待通りですが、ラストシーンはいまいち……ジャッキーが王力宏をかばって死に、自らの夢を彼に託すというベタな展開の方が良かったなと…… 

主題歌の「油菜花」はなかなか良かったです。この作品、『ラストソルジャー』の題名で日本でも公開されるということですが、この主題歌が『SPIRIT』の時のように変な邦楽に変更されないことを祈っておきます。
コメント (2)
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