博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

TVB96年版『笑傲江湖』その4

2012年03月22日 | 武侠ドラマ
『笑傲江湖』第22~28話まで見ました。

少林寺を跡にした令狐冲ですが、何だかムシャクシャしていたので魔教と嵩山派の一味に包囲されていた向問天を助けてしまったことで、杭州梅荘の地下牢に幽閉されていた魔教の前教主任我行救出の片棒を担がされた挙げ句、うっかり吸星大法を身に付けてしまうことに。令狐冲が娘の盈盈といい仲と知った任我行は彼を魔教の幹部にスカウトしますが、任我行の言動に何となく嫌悪感を覚えた彼は敢えてその誘いを拒否。

その後、たまたま出会った恒山派の尼僧一行を福州まで護衛することになり、彼女たちの信頼を勝ち得ますが、福州の林家旧宅で岳霊珊と林平之の窮地を救おうとしたところ、何者かに『辟邪剣譜』を記した袈裟を奪われてしまい、おまけにその後林平之や英白羅が殺傷されたことで、岳不群から更に猜疑の目で見られることに。

華山派「令狐冲?魔教と結託し、『辟邪剣譜』を我が物とした裏切り者ではないか!」 恒山派「キーッ!令狐大哥はそんな人じゃないんだからねっ!」という遣り取りを見てると、何だか微妙な気分になってくるのですが(^^;)

しかし林平之は、実は『辟邪剣譜』を奪ったのが他ならぬ岳不群であると、しかも彼が自分の命を狙っていることを察知し、自分の身を守るために岳霊珊との結婚を意識しはじめます。そして皆が寝静まった夜半に黙々と『辟邪剣譜』、もとい遙か昔に華山派より失われた『葵花宝典』の修練に励む岳不群。

一方、少林寺に任盈盈が捕らわれていると聞いた令狐冲は、恒山派の尼僧たちと別れ、邪派の面々と盈盈を救出するべく少林寺へ……

ということで令狐冲も岳不群も林平之も色々と引き返せない所まで来てしまいました(^^;)
コメント
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