博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『第四片甲骨』その3

2012年02月03日 | 中国近現代ドラマ
『第四片甲骨』第13~18話まで見ました。

一応お尋ね者の身のはずなのに、胡鉄成が堂々と娑婆を歩いているということで、その身柄の確保を狙う白雲と劉培生ですが、胡鉄成の方は劉の娘の司を誘拐し、警察による再逮捕の動きを牽制。さすが胡鉄成、やることが汚い!(^^;) 胡鉄成はYM甲24坑の盗掘犯の片割れ白鷹を配下に収め、古風も仲間に誘いますが、古風はそれを拒絶。

その古風は董済堂教授に藍胡子が持っていた甲骨(すなわち四つに分けられた殷易『亀蔵』の一片)を引き渡します。胡鉄成の命を受けた白鷹はその甲骨を盗み出そうとしますが、古風の紹介で董済堂のもとに身を寄せていた兄の黒鷹がそれを阻止。

一方、白雲は十三拳会会長選に乱入した古風に復讐しようと襲撃をかけたところ、たまたま彼と一緒にいた骨董屋任浩の娘暁倩を傷つけてしまい、白雲と任浩との間に遺恨が発生。ここで古風が暁倩の治療のため、三小姐から家伝の傷薬を借り受けようとしますが、暁倩に嫉妬する三小姐の態度がツンデレすぎて見るのが辛いw

その頃、董済堂ら考古発掘隊では折角古風が藍胡子から取り戻した甲骨が何者かに盗まれるという事件が発生。身内の犯行と見た古風は、実は盗まれた甲骨は偽物で、本物は古風が保管していたという偽情報を流して犯人に揺さぶりをかけることに。この場面で、董済堂「盗まれたのが偽物で本当に良かった!」 古風「……実は盗まれたのは本物です。」 董済堂「ええっ!?(ガタッ」 というやりとりに思わず笑ってしまいましたが(^^;)

さて、なかなか娘を取り戻せないのに業を煮やした劉培生は、部下に胡鉄成のもとから銅鼎を盗み出させ、銅鼎と娘の身柄との交換を呼びかけますが、胡鉄成はその申し出を敢えてスルー。一方、胡鉄成を父親の仇と狙う白雲は、胡鉄成のもとに忍び込んで劉の娘を殺害し、両者の仲を修復不可能なところまで追い詰めようと画策しますが……

話がきな臭くなってきた!のはいいとして、殷代のオーパーツとか日本軍のなんちゃら計画の話はどこに行った?という気が。私としてはそういうトンデモ設定の方が気になってるんですが…… あと、ドンドンと胡鉄成が『笑傲江湖』の任我行、三小姐が任盈盈に見えてきて困る(^^;) かといって古風が令狐冲に見えるというわけでもないのですが。

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