ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

iアプリとBREWの違いをHTTP,FTPから考える

2006-05-05 17:22:06 | ケータイ

iアプリとBREWの違い第二段。通信についてです
前にも書いたけど、あんまりiアプリには詳しくないし、BREWのディープなことはかけないので、まあ、こんなかんじかなというふうに見てくださいませ。




■iアプリにおけるHTTP等の通信
 そのようなクラスは存在する。ただし、通信できるのは、ダウンロードしてきたところと同じドメインの、おなじポート番号に限られると思った。

 なので、HTTPとHTTPSは(ポート番号が違うので)1つのアプリからはできない。

 もし、端末側で続けてやりたければ、HTTPのアプリからHTTPSのアプリを呼び出すとかすんのかな?

 なので、基本的に、1つのアプリが、複数のサイトにアクセスして、なにかするというアプリは作れない。




■BREWにおけるHTTP等の通信

 IWebによって、HTTP(HTTPSなども含む)を行います。
 HTTP以外のFTP,Telnetを行いたい場合は、ISocketインターフェースを使って実現可能です(技術的には、すきなところにアクセスできます)。

 つまり、技術的には、ISocketインターフェースでtelnetを実現し、いもうとデスクトップを作ることも可能です。

 ただし、これらを使用する際に、KDDIの決まりがあるので、詳しくは機密文書を参照することになります。

 なお、FTPについてですが、
ソフィアクレイドルのサイト
http://www.s-cradle.com/developer/brew/tqbr/#network2

で、(以下斜体は、上記サイトより引用)


BREW アプリケーションで、FTP を簡単に使用する事は可能でしょうか?

BREW アプリケーションはTCP/IPの任意のプロトコルを用いた通信が可能です。しかし、HTTP/HTTPS以外のプロトコル自体は BREW で提供されていないため、TCP クライアント ソケットを使用して、独自に FTP プロトコルを実装する必要があります。このため、BREW でFTPを使用するのは簡単ではありません。


とかかれていますが、この件に関して、ソフィアクレイドルのサイトが、更新していない可能性もあるので、もし、FTPを利用するBREWアプリ構築予定で、作ろうと思っている人は、KDDIに念押しで問い合わせたほうがいい(ソフィアクレイドルもあえて書いていないということは、機密なのかもしれないので、これ以上は書かないでおこう)。





てなわけで、結局、また、機密事項で終わってしまうのであった。。
うーん、書きたいことは、いっぱいあるんだけどね(;_;)!



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iアプリとBREWの違いをファイルシステムから考える。

2006-05-05 16:46:15 | ケータイ

 さて、前のブログに書いたように、KDDIの人が見ていないうちに,iアプリとBREWの違いをまとめてしまいましょう。

 ただ、iアプリについては、プログラムをまだ組んでいないので、詳しいことは分かりません。
 なので、まちがってるかも、BREWについても、詳しくは分からないし、書けない(理由は本文を読むと分かります)ので、まあ、システム化を考える場合のヒントぐらいに思ってくださいませ。




■iアプリにおけるファイル(端末側の永続的なデータ保持)
 スクラッチバッドというので行うようです。
 ただし、このスクラッチパッド、容量が(BREWから見ると)結構小さいです。
 詳しくはiアプリ対応端末の情報をみてもらうとわかりますが、901iシリーズ(DoJa4.0プロファイル)や902i(DoJa4.1プロファイル)で、400Kです。Jarも100Kまでなので、
 たとえば、商品マスタみたいなのをスクラッチパッドとしておいて、入力されたとたんに、そこから引いて単価を表示させようとした場合、
SKU(在庫管理最小単位)が3000アイテム(小売だとかなり小さいケース、製造販売業=ケーキ屋さん、和菓子屋さんなどだと、多いほう)だとして、

 レコード長が
   コード4バイト
   名前20バイト
   金額 6バイト 計30バイトとすると、

 これだけで、30*3000=約90Kになります。

 なので、どのように、どこにデータを置くのかというのを、考えないといけません。




■BREWの場合におけるファイル(端末側の永続的なデータ保持)

以下に置くことが可能です

BREW3.1標準で、アクセスできるところ
・プログラムがあるところと一緒に置く(IFileMgr,IFileでアクセス)
・端末内の共有エリア(share)、他のアプリのところ(mod指定)
・SDカード(IFileMgrでfs:/card0/pcを指定)

KDDI拡張でアクセスできるところ
・データフォルダ(IDataFolderでアクセス、BREW2.1ならIFileCp)

ただし、アクセスの際、規約があり、メッセージを出す必要などがあります。
詳しいことはKDDI規約を参考にしてください(かけません。ここには。機密文書に書かれているので)。

容量的には、iアプリの数十倍、いや、百倍(W41SA等、W41シリーズは、400Kの百倍である40M以上)の容量をもつことも可能ですが、機種によって違います。

 また、上記に書いた、SDカードアクセスなどもできる機種と出来ない機種があります。

 では、どの機種がどれだけの容量持っているかは、あるドキュメントをみればいいのですが、多分、そのドキュメント名自体機密だと思うので、ここにはかけません。




■両者の問題点
 ファイルに関して言えば、小売などでは、容量的な問題が、iアプリではでてくるかもしれません。

 その制約の無い、BREWは、非常にいいのですが、いざ、小売店が、じゃあ、そーいうのを利用したシステム(たとえばバーコード読み取りをケータイで)を作成しようとすると、
鶏が先か、卵が先かみたいな問題にぶつかります。

つまり、

ファイルの容量(たまご)を知りたいと思うのですが、
  それには、
KDDIに企画書を出さねばならず、
  でも
KDDIに企画書をだす(にわとり)ためには、企画を考えないといけないけど、
  それには
ファイル容量(たまご)が知りたいと思うんですが(上にもどる)

となって、どーどーめぐりしてしまうのです。。。
 




 これ以外でも、同じような話がBREWにはあります。そーすると、じゃあ、BREWの開発を知っている会社をいれてということになってしまい、自分たちで自由に作るということが、できなくなってくるわけです。

 そー言う意味で、今後のiモードに期待するか、孫さんのボーダフォンに期待するかという話がでてきちゃったりしますね。BREW自体の機能はいいんだけど。。。


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ジオシティーのページにこのブログからトラックバック貼ってます&BREWページ更新

2006-05-05 11:17:12 | Weblog

 以前、ファイル間でトラックバックを付けて文書管理のとき、あとはこのプログラムを使って、実際にトラックバックをつけた例を示します。と書いておきながら、どこに張ったか書いていませんでした(^^)

 ファイル間ではないのですが、このプログラムを使って、ジオシティーのウィリアムのいたずらのBREWのページ(http://www.geocities.jp/xmldtp/index_brew.htm)にあります。

 そこのいちばん下に、このブログでBREW関係で書いたもので、まだ未整理なものについてトラックバックを貼っています。





 で、ついでなんで書いておくとBREWのページをちょっと書き直しました。
 理由は2つ

■1.複数画面の作成方法をかえたため
 いままで、複数画面のつくりかたを、全体を作って、そのあとで個別画面を作るって書いていたのですが、そーいうやり方はやりにくいので、逆に、個別画面を決まりをもとに作ってから、全体画面を作る方法に変えようと思ってます。そのための書き直し

■2.iアプリの画面と比較させやすくするため
 iアプリのページを現在作成中なのですが、そこと比較させやすくするため。
 そのため、同じような構成にする予定です。




 で、そうそう、iアプリとBREWの比較なのですが、そんなことを書くと、KDDIの人から文句出てきそうなので、KDDIの人が見ていない、連休中にまとめてかかねば。。とおもうウィリアムのいたずらなのでした。

P.S 忘れないように、違いのメモ
1.ファイルシステム
2.HTTP、FTP
3.カメラとQRコードの取得
 あと、画面も大きく違うのですが、それに関しては連休中には、まとめきらないと思うので、今回の対象からははずします。プログラム容量はもちろん違うけど、そもそも開発言語が違うからなあ。。。それを比較しても(^^)ってことで、これも対象外。

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