ビートルズ で一番いいのは、やっぱジョンの声かなあ。
シャウトしても、ささやいていても、彼の声には痺れちゃうね。
声だけじゃなく、詩もいかしてるから手に負えないよ。
んで、今回は
「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド」
頭文字から、LSDの曲だって勘ぐる人たちもいたらしいけど、
そんな下世話な人たちのことはほっといて・・・
この曲で、彼が伝えたかったのは「固定観念に縛られるなよ」ってことじゃないかって、ボクは感じるんだ。
「夜空に輝くのは星かもしれないけど、ボクにはこうも見えるよ」ってね、
ジョンはいってる気がするんだ。
実際、ボクらは、何を見るときでも、
客観的には見れやしない。
いつだって、自分の思い込みや願望が物事をゆがめてしまう。
だけど、これは、とっても大事なことなんだ。
だからこそ、この世の中に素晴らしい詩や絵や音楽が生まれてくるんだと
ボクは、信じてる。
夜が更けてゆくころ
月はあまりに高く
冷たい風の中で
遠くで輝いてる
ところが、オイラの手のひらからは
だらりと、真っ赤な血が垂れているのさ・・・
空が二つに割れた!
あの娘の声がしたよ
―星月夜 by fu-taro―
この、大いなる勘違いに乾杯!