yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

幻影

2008年01月02日 | アートイラスト

Photo 昨日に引き続き

中原中也の詩です。

そのなかの一つ、「幻影」から。

彼はきっと、

どこかの時点で

あることに

ハッと気が付いたんだろうね。

それは、「一つのメルヘン」では「蝶」だったり、

「春の日の夕暮」だったら「瓦」だったり、

「サーカス」では「ブランコ」だったり、

「寒い夜の自我像」では「一本の手綱」だったり、

んで、この「幻影」だったら「ピエロ」だったり、

もう、ほとんどの詩のなかに

いろんな形で表現されてるんだけど、

それが、彼の一生の詩作の中で

伝えたいことだったことだと思うんだ。

んで、

それがなんなのかわかってるんだけど

うまく表現できないから

詩作を続けたんじゃないかって思う。

彼が、現代に生きたら

きっと、ロックバンドをやってるんじゃないかなあ。

よく、自分の詩に節をつけて

周りの人に朗読して聞かせたらしいから、

彼の中ではメロディーが流れてたんだろうと思う。

ホント、聴いてみたいよね。

彼は、生前、彼の奇行のせいで

ほとんどの人に嫌われちゃったらしいけど

一度でいいから

会って、話をしてみたかったなって思う。

きっと、ケチョンケチョンのギッタギタにされると思うけど、

なんか、こういう詩を作るヒトとは

共感しあえる気がするんだけどなあ・・・。

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コメント
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