DVDをレンタルしに行ったんだけど
そこで、彼が見つけたのが
この映画。
タイトルからしてどうみても
「ナイトメア・ビフォアー・クリスマス」を
パロった映画だろうと思って
パッケージを見ると、
骸骨の姿をした死神がサンタさんの格好をしてるんで
「まあ、たまには笑いながら映画を観るか」と思い
借りてみました。
やはり、予想通りそんなかんじで話が始まって
「ハリー・ポッター」シリーズも意識したような
「ホグワッツ」なんていうフレーズも出てくるし
でも・・・、
なんか長い・・・。
なんと、話が2回に分かれてて
全部で194分もある大作だったんであります。
結局、この映画のテーマが
「愛や正義、自由などというものは人が作り出した幻想に過ぎず、
そういった、幻想を信じる力が人類にはあって、
その力は子どもの頃から見聞きしたおとぎ話を信じることから始まる」
という、
A級作品にも負けないようなものだったんであります。
いや~、
ビデオ屋でみたイメージと、
観た後の感想が
天と地も開いてて
ちょっと、びっくらこきました。
内容も、全く先の展開が予想できず、
最後まで画面に目が釘付けになってました。
面白かったな~。
でも、
このタイトルはよくないよ。
これじゃあ、カン違いされちゃうよね。
原題は「ホグファーザー」だし、このままでよかったんじゃないのかなあ。
たしかに、死神が「ホグファーザー(この話の中でのサンタさんみたいなもの)」のかわりに
子どもたちにプレゼントを配って回るんだけど・・・。
せっかくの映画が台無しになっちゃうよねえ。
完全に「ただおもしろおかしいB級映画」だって借りない人も多いんじゃないのかなあ。
最初に感じた印象がすごく失礼に思ったりしたんだけど
でも、こう思ったのは、ボクだけだったりして・・・。
みなさんも機会があったら
是非、観てみたらいいかも。