エミリー・ウングワレー特集を観た。
彼女はオーストラリアの先住民アボリジニのアーティストなんだけど
なんと、80歳目前にキャンバスに絵を描き始め
87歳でなくなる直前までずっとオーストラリアの平原で描き続けたらしい。
もう、圧倒的な絵の力を感じた。
アボリジニ独特の思想「ドリーミング」を表現したらしいんだけど
すごかったなあ・・・。
おもいっきり、「野蛮人魂」を感じたよ。
ドリーミングとは、
「地上の、単なる石ころや枯れ枝、その他ありとあらゆるものには精霊が宿り、
それぞれがすべてに関係しあってて、
それは人も例外じゃなく、
この世界全体の秩序がそこにはある」
っていう考え方らしくて
なんか、以前書き込んだ「連綿たる生命体論」にも通ずる世界観で
すごく共感できた。
今回の絵は、
まあ、彼女の絵には到底足元にも及ばないんだけど
ボクなりのアボリジニに対する敬意を込めて描いてみた。
とにかく、すごく勇気付けられたことは
確かであります。