「仮面ライダー555」を借りて家族で楽しんでる。
以前、レンタルして一通り観てるんだけど
息子の希望で、また最初から観てる。
前のときは、
「どうせ仮面ライダーなんだよね。」と思って
途中まで真剣に見てなかったせいか、
今回、初めて見る場面も多い。
でも、この話はホント面白いよね。
悪役である「オルフェノク」の側に『人間との共存』を求める木場くんという存在が
まるで「もののけ姫のアシタカ」や
原作での「デビルマン」を彷彿とさせるし、
「ファイズ」になる「たっくん」が自分への自信のなさから
他人との関わりから避けてたのが
だんだんと自信を身に付けていって、積極的に関わりあっていくところなんかも上手く表現できてるし、
なぜ、「たっくん」だけがファイズに変身できるのか、とか
オルフェノクの会社「スマート・ブレイン」とヒロインの真里ちゃんとの関係、とか
真里ちゃんの育った「流星塾」の秘密とか
謎もふんだんに盛り込まれてて、ドラマとしてホントに充分楽しめる。
監督は入れ替わってるみたいだから、
脚本を書いた人が大人も楽しめるようにしっかりと作ったんだと思う。
たしか「井上敏樹」さんていうヒトが脚本を書いたと思うんだけど、うろ覚えなんで間違えてたらゴメンナサイ。
出てる役者さんたちはちょっと大根気味なんだけど
脚本がしっかりしてるし、テンポも良いんで
あんまり気にならずに話の中に入っていけるんだよね。
今のところ、第4巻まで来たんだけど(1年間の放映だったんでまだまだ先は長いのがちょっと玉にキズだけど)
謎がからんでるから結構飽きずに観ていけるんだよね。
「20世紀少年」もTVシリーズでじっくりと作っても良かったのに・・・。
なんて思わせるくらいな作品に仕上がってると思うよ。