ここは、ホントにマジですごくよかった。
建物は明治に建てられたものに、少しずつ建て増ししていってるんだけど
最新でも昭和53年築ですべて木造建築。
建物全体が森の中にあってほとんど木陰状態だからひんやりとしてクーラー要らずだし、
屋根は苔生してて、ホントにもう最高の環境だった。
一番近くの民家が1キロ先だから本当の意味で一軒宿っていうのがピッタリ。
温泉も下から湧き上がってるところにお風呂を設置してあるもんだから
温泉が新鮮なんだよね。
入っててもポコポコと湧き上がって来るんだ。
温度もちょうどいいからね。
いろんな温泉地に旅行に行ってるけど、こんなところ初めてだった。
昼間に家族3人で散歩に出掛けたんだけど
「ヤマビル」が出るっていう話と、
途中に「子連れの熊が出没するのでご注意ください」っていう看板にビビッてしまい、
途中であきらめて宿に引き返したくらいの鬱蒼と茂った森の中だったよ。
ここには全部で2泊したんだけど
帰る時は名残惜しかったね。
宿の人たちも素朴でいい感じだったしね。
前日のカヌー体験での日焼けがひどく、
「アチチチ・・・」なんて言いながら温泉につかんなくちゃいけなかったことだね。
温泉の温度自体は全く熱くなかったんで
これだけが心残りだった。
入るときにどうしても緊張しちゃって。
ゆったりつかれればホント言うことなしだったよ。
しかも、湧き水で冷やしてあるし
その味も都会で飲むのとは一味違う感じがした。
環境の力ってホント大きいと思うよ。
ほかにも囲炉裏なんかもあって、
これも飾りじゃなく、ホントに薪をくべてお湯をわかしてて、そのお湯でお茶も飲めるようになってるんだ。
何から何までものすごくよかった。
ここはまた来たい!って思わせるものがあったな。
と、いうか、
ここに住みたい!って言う感じ。
それくらい良かったよ。
横浜に帰ったら、相変わらずメチャクチャ暑いし、
現実を思い知らされたけど
またここには泊まりに来ようと思った。
とにかく、
今回の旅行は
「日焼け」以外は今までで最高の旅行になったよ。