と、いうか
簡単に言うと、「宿題やりたくない!」ということなんだけど。
ま、彼の名誉?のために言っとくと
「学校から毎日出されてる宿題プリントはしょうがないが父さんから出されてる宿題はもういやだ。」
ということらしい。
「こんな勉強やってんのってウチだけだよ。」と。
そりゃそうだ。だって目的が違うモンね。
この勉強は学校のテストの点数を取るための勉強とはチト違うから。
社会に出てからは、報告書だったり文章を書く機会がすごく多いから、
文章を書けるようになっとかないとホント苦労するからねえ。
そのためにコツコツと取り組ませてるのが一つ。
あと、運動等、一切ココロを鍛えるようなことをしてないんで
やりたくないときでもなんとか自分の心を切り替えてやらなくちゃいけないことに取り組めるようになるための練習としての意味合いが二つめ。
それと、自分の気持ちを振り返る練習も兼ねてる。
あともう一つは権利と義務の関係を体験してもらうこと。
モチロン彼には学校が終わった後は自由に過ごす権利があるんだけど、
その権利はやるべき義務をきちんとこなすことによって初めて発生するという状態にしておきたいんだよね。
「大いに楽しい生活を送ってほしい。そのためには必要な義務を果たさなくちゃね。」ということ。
このことを当たり前にしておけば
まあ、どんな職業についても、たとえ創作活動家だったとしても安心してほっとけるからね。
大人になってまでいちいちアーダコーダ言いたくないモン。
というわけで上記3つの理由だから、そりゃ同じようなことをさせてるご家庭はなかなか無いだろうと思う。
それでもすべてのことあわせても30分ぐらいだからね。
ここはちょっとしんどいけど取り組んでいってもらおうと思ってるんだけど。
ま、自分自身のことを振り返ってみると
家庭学習なんて一切してこなかったから、彼の気持ちはホントによくわかる。
やりたいひとなんているわけ無いと思う。
でも勉強する癖をつけてなかったから、いざ必要なときも結局できないまんまだったんだよね。
息子に泣き言を言われるとどうしても「そこまで無理強いする必要ないかな」って弱気も出てきちゃうんだけど、
今まで「怒鳴りつけない子育て」を実践してるから、こういうときこそ踏ん張りどころだ。
ここでがんばれないとただただ甘やかしてるだけになっちゃうからね。
「甘やかす」のと「甘える」のはちがうから。
子どもが親に「甘える」ことはしょうがないけど、親が子どもを「甘やかす」とろくな事になんなそうだもんね。
なんとかガンバルつもりです。