ビートルズの4人が、壊滅的なレットイットビーのレコーディングのあと、
再度レコーディングのために集まって仕上げたアルバム「アビー・ロード」を聴いてる。
結局はこれが最後のレコーディングになってしまったが
ポール以外は「これが最後」だとは思っていなかったようだ。
ポールもどうだったんだろうな。
このレコーディングの後、4人はそれぞれ思い思いの活動に入っていったんだけど
ポール以外は「ビートルズの解散」はまったく考えていなかった様子。
ただ、ポール自身も初期の頃に比べて自分の出すアイデアにメンバーが乗り気じゃないってことは感じてたんだろうなあとは思う。
逆にセンスだけで乗り切ろうとするジョンやジョージからしたら
ポールの音楽性の高さは少しうざったく感じてたんだろう。
確かにポールの音楽的センスはずば抜けて凄い気がする。
でも・・・、ね。
多少メロディラインがフラット気味になったりしてちょっと不安定になったりするんだけど
ジョンの声に魅力を感じるんだよね、なぜか。
ポップなメロディラインをつくるポールとうまく噛み合ってホント稀有なバンドになったと思うよ。
おまけにポールがベースだったのが良いね。
ベースラインでうねりを作って、他に前例のないような曲調に仕上がってる気がする。
こんなに暴れるベースラインもあんまりないよ。
それにあわせてリンゴの太鼓のオカズも上手い具合にはまってるし、ホントにすばらしい!
それでも・・・、
やっぱジョンの声が鍵なんだよね。
コーラスで聞こえてくるだけでも良いよ。
多少冷却期間を置いてでもバンドとして続けていってくれればなあと思ったりもするが
この「アビー・ロード」を聴いてると
この路線も限界だったのかなという気もする。
同じことの繰り返しじゃ飽きちゃうだろうし、そうなったらマンネリ化しちゃって駄作も増えて
ビートルズの伝説も伝説じゃなくなったかもしれないから
ここで終わってよかったのかもしれないな。
ストーンズも「ダーティ・ワーク」で終わっとけば良かったのかも・・・・。
まあ、でもこういうことって
なってみなきゃわかんないからね。
結果論なら誰でも言えるしね。