なぜだかわからないけど
昔からジョン・レノンの顔が好きで、よく似顔絵を描いていた。
ロックのカッコイイイメージとは程遠い「丸メガネ」や「つながり眉毛」に不思議な感じがしたのか・・・。
ロックという音楽はエネルギーをむき出しにする音楽なのになぜか正面から撮った無表情な写真が多く、そこにギャップを感じたせいなのか・・・。
知ったのはジョンが亡くなった後だったから写真でしか知らないけど
とにかくよく描いていた。
今思えば、それはきっとジョンの顔から受け止められるイメージがなかなか表現できなかったからなんだろうと思ってる。
ある程度はそっくりに描けるんだけど
それだけの絵だとまるっきり物足りなさを感じてたんだよね。
何かが足りない・・・。
でも、ここ最近ジョンが生きてきた背景なんかを知るにつけ
なんとなくわかってきた。
ジョンの顔には、
彼の曲からも感じ取れる根源的な「寂しさ」や「せつなさ」、「孤独感」、「喪失感」なんかが滲み出してるってことに
遅ればせながらようやく気がついた。
それは
宮沢賢治や中原中也の詩にも、ゴッホの絵なんかからも感じとれて、
きっとボク自身、そういう作品が好きなんだなと思うんだけど、
それを似顔絵に表現しないから物足りなかったんだなとようやく理解できた。
ジョンの声からもそれは感じとれて、
だからポールの声だけだと物足りなく感じてたんだなと気がついた。
そして、昔から「ジョンの顔」がなぜこんなに好きなのかも
ようやく答えが見出せたのであった。
↑冒頭の絵が物足りなかったんでメガネを強調してみた。
う~ん・・・。まだまだ腕が足りないな・・・。