映画『ハドソン川の奇跡』90秒予告【HD】2016年9月24日公開
特別な演出をあまりせず淡々と人間の業を描くC.イーストウッド監督作品が大好きだ。
直面する悲喜劇こもごもの出来事の中で、もがきながらも必死に生きる人々を描くのが彼はとても上手だからね。
今回は「ハドソン川の奇跡」。
ニュースによく目を通す人ならハドソン川に不時着した旅客機のことはよく覚えていると思う。
でも、その裏では国家運輸安全委員会によって厳しい調査が行われ、
不時着させた機長の判断ミスがあったのではないか、ということについて追及が行なわれていた。
素人考えだと、
155名の乗員乗客すべて無事に生還させたわけだから、
その結果からも「機長の判断は正しかった」となると思われるけど、
この映画を観て、
確かに、
今後のこともあるし同様のことが起きたときに「何が最善だったのか」を吟味するのはとても大切なんだなと感じた。
そういう意味では国家運輸安全委員会は嫌な役回りだけれど、それはそれでなくてはならない必要な存在でもあるんだなとも思った。
この映画のテーマは「英雄とは何か」だと思う。
「特別なことをするから英雄になるのではない。関わったそれぞれの人たちが目の前の自分のやるべきことに集中して取り組むことが大切で、その集大成こそが奇跡を起こす。その関わった人々こそが英雄なんだ。」
↑もうね、これに尽きる。
機長だけじゃなく、乗員、乗客、レスキュー隊、警察、赤十字、管制塔、・・・関わったすべての人たちがそれぞれの持ち場で自分たちそれぞれの役割を一生懸命果たしたからこその「奇跡」だった。
そして、それは国家運輸安全委員会の調査にも言えることなんだというね、ホント、そういう人と人とのつながりを描き切ってて
ラストは涙を禁じえなかった。
ホントにC.イーストウッド監督作品は涙無くしては見れない。
公聴会での最後の副機長のセリフ「次にもし同じようなことが起きたら同じようにするかって?いや、しないよ。次はもっと暖かい時期に着水するよ」というジョークもイカしてたね。
大したアクションシーンもないけれどリアルに一生懸命生きる人々を観たいという方にはお勧めしたい映画です。
特別な演出をあまりせず淡々と人間の業を描くC.イーストウッド監督作品が大好きだ。
直面する悲喜劇こもごもの出来事の中で、もがきながらも必死に生きる人々を描くのが彼はとても上手だからね。
今回は「ハドソン川の奇跡」。
ニュースによく目を通す人ならハドソン川に不時着した旅客機のことはよく覚えていると思う。
でも、その裏では国家運輸安全委員会によって厳しい調査が行われ、
不時着させた機長の判断ミスがあったのではないか、ということについて追及が行なわれていた。
素人考えだと、
155名の乗員乗客すべて無事に生還させたわけだから、
その結果からも「機長の判断は正しかった」となると思われるけど、
この映画を観て、
確かに、
今後のこともあるし同様のことが起きたときに「何が最善だったのか」を吟味するのはとても大切なんだなと感じた。
そういう意味では国家運輸安全委員会は嫌な役回りだけれど、それはそれでなくてはならない必要な存在でもあるんだなとも思った。
この映画のテーマは「英雄とは何か」だと思う。
「特別なことをするから英雄になるのではない。関わったそれぞれの人たちが目の前の自分のやるべきことに集中して取り組むことが大切で、その集大成こそが奇跡を起こす。その関わった人々こそが英雄なんだ。」
↑もうね、これに尽きる。
機長だけじゃなく、乗員、乗客、レスキュー隊、警察、赤十字、管制塔、・・・関わったすべての人たちがそれぞれの持ち場で自分たちそれぞれの役割を一生懸命果たしたからこその「奇跡」だった。
そして、それは国家運輸安全委員会の調査にも言えることなんだというね、ホント、そういう人と人とのつながりを描き切ってて
ラストは涙を禁じえなかった。
ホントにC.イーストウッド監督作品は涙無くしては見れない。
公聴会での最後の副機長のセリフ「次にもし同じようなことが起きたら同じようにするかって?いや、しないよ。次はもっと暖かい時期に着水するよ」というジョークもイカしてたね。
大したアクションシーンもないけれどリアルに一生懸命生きる人々を観たいという方にはお勧めしたい映画です。