yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

自己肯定感ってとても大事なんだよね。

2023年05月01日 | たわごと、ひとりごと
子どもの頃から熱くならず冷静にいろいろと考える癖のあるボクを
「冷酷な人間だオマエは」と呪いの言葉をかけ続けてきたのが実の兄。
この言葉のおかげで
ボクはずっと「冷酷な人間なんだ」と思い続け、
ずっと自分自身に自信が持てないまま、
ただただ兄の顔を見るたび声を聞くたびに息苦しく感じて生きてきた。
このままじゃ生きていけないと思ったので、
大学進学を機に故郷を離れ遠い関東に生活の基盤に置くことに決めた。
 
 
いざ自分が子育てするとき、
ボクはその真逆なことをしようと思い立った。
傷つけられるような言葉を投げかけられて育つと自分のようになるのはわかったので、
今度はそういう言葉を投げかけられずに育った子どもはどう育つんだろうという興味もあった。
 
 
ボクは自分の子どもに対し、
自分の子どもの頃を思い出しながら自分が言って欲しかったことを言ってあげ、
言われたくなかったことは言わないようにした。
できるだけ言葉で傷つけないように気を付け、
積極的に良いところを見出して言葉に出して褒めるようにした。
常に子どもの気持ちに寄り添い肯定することを意識した。
そうして子どもは順調に育ち、
ボクとの関係も親子という上下関係ではなく友人関係といったような対等な関係で良好なものになっていった。
 
 
そしてそれは自分が全く意図せぬことも引き出した。
 
 
その子育て方法は、まるで自分の育て直しをしているかのようにボクの心も癒していった。
子どもがすくすくと成長すればするほどボクの心も癒されていった。
今こうやって振り返ることができるのも、
こういう子育てを実践して自分自身の心を癒していったからだと思う。
やりたかった音楽をYOUTUBEチャンネルでやろうと思えたのも
きっと子育てをすることで自分自身に自信がついたからなんじゃないかと思える。
子育てを通じて知らず知らずのうちに自分自身で自己肯定感を育んできたんじゃないかと。
 
 
 
この自己肯定感を育む子育ては、
児童福祉施設というボクの職場でも大いに実践している。
おかげでそこでの子どもたちとボクとの関係もすごく良好なものになっている。
親子関係や周囲との関係で傷ついた子どもたちは、
最初は逸脱行動も多く頻繁にトラブルを引き起こすけど、
それらは日が経つごとに少しずつ減っていき、
いつの間にか楽しく過ごせるようになってくる。
 
 
これらを見るにつけ、
人は他者に肯定されてこそ幸せに生きていけるようになるんだと確信するに至ったのが現在。
「自分はここにいていいんだ」
「自分を何の条件もなく受け入れてくれる人がいる」
という感覚がどれだけ生きる上で大切な要素であり、
それがあるだけで満ち足りて安心した気持ちになれるのか、
を心の底から思い知ったんだよね。
 
だから、これからそうやって生きていこうと決めてる。
政治のことを口にするのも
「自己肯定感」をみんなに高めてほしいから。
今の社会じゃ「心を折られること」ばかりなんだよね。
そんな社会じゃ息苦しくて当たり前。
「自己責任」なんてくそくらえなんだよね。
自己責任を問うよりも
政治家の怠慢を追及するべきなんだよな。
「自己責任より政治責任を問え」
これからもずっと声を挙げ続けるつもりなんで
ヨロシクね~。
コメント
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