ウィルソン・ピケットには
「ダンス天国」っていう代表曲があるけど
今回はこの曲をモチーフにしてみた。
この、ストレートな歌詞そのまんまのストレートな歌です。
「ボクのこの愛が光り輝くそのときまで
ずっと、待ってるつもりだ。」
願いごとって叶うまでが楽しいもんなんだよね。
もちろん、叶った後の満足感も相当なもんなんだけど
やっぱ、叶うまでの
あのドキドキ感というか
やるせなさというか
とにかく、あのなんともいえない感じも
実はすごく好きな感覚の一つなんだよね。
これがあるから、がんばろうっていう気になるというか。
そう、夢を持って
それに向って取り組んでいくのに
すごくよく似てる気がする。
エミリー・ウングワレー特集を観た。
彼女はオーストラリアの先住民アボリジニのアーティストなんだけど
なんと、80歳目前にキャンバスに絵を描き始め
87歳でなくなる直前までずっとオーストラリアの平原で描き続けたらしい。
もう、圧倒的な絵の力を感じた。
アボリジニ独特の思想「ドリーミング」を表現したらしいんだけど
すごかったなあ・・・。
おもいっきり、「野蛮人魂」を感じたよ。
ドリーミングとは、
「地上の、単なる石ころや枯れ枝、その他ありとあらゆるものには精霊が宿り、
それぞれがすべてに関係しあってて、
それは人も例外じゃなく、
この世界全体の秩序がそこにはある」
っていう考え方らしくて
なんか、以前書き込んだ「連綿たる生命体論」にも通ずる世界観で
すごく共感できた。
今回の絵は、
まあ、彼女の絵には到底足元にも及ばないんだけど
ボクなりのアボリジニに対する敬意を込めて描いてみた。
とにかく、すごく勇気付けられたことは
確かであります。