JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

機会を逃さぬように

2013年03月23日 18時14分33秒 | まずは上級ハム

このカテゴリ“まずは上級ハム”の記事は、なかなか書くきっかけが無い。カテゴリを設けている目的、要するに私自身が「技術的なネタでラグチューできるチャンスを少しでも増やしたい!」という欲求に対して、どの程度の効果があるのかは正直なところ分からないが、きっかけが有れば書いているという感じだ。それでも確認すると直近の記事は去年の11月のようで、半年に1件のペースと言ってもいいのかどうか…。何とも微妙な状況である。

今月も下旬となり、毎度のCQ誌を読む時期がやって来た。私が2013年4月号で少し注目した記事は、P.134の“チャレンジ上級国試!!勉強会”という記事だ。今まで(私の場合は1991年以降で。)CQ誌や既に廃刊になったモービルハムで見た上級国試系のネタは、試験問題(ほとんどが無線工学のみ)の解説や傾向と、合格者(つまり上級ハム資格者)の受験体験記しか無かった。それに対して今回は、勉強会の参加者(おそらく初級ハム資格者)の報告および所感の記事であった。要するにターゲットと同じ立場の方の記事ということで、個人的には面白いと言うか前向きな記事に感じた。

そこで思い出したのが、私がお世話になった(便乗した?)“上級国試勉強会”だ。早いもので、あれから8年ほど経つ。基本的にはハム仲間全員で2アマになろうという趣旨だったが、みんなが本気で取り組み過ぎて、私(→当時は2アマ。)としばらく遊んでくれないかもしれないという寂しさ(リスク?)を避けたくて、混ぜてもらった。

まあ他にも、私自身が過去に1アマの受験に失敗(挫折)した実績があったのと、最遠方メンバーの2アマが参加することで、生意気にも(一応、私は最年少メンバー!)「他の有志が離脱しない(逃げられない?)ように仕向けたい!」という心理作戦を展開したかったという理由もあったけど。(もちろん、他メンバーのプライド頼りではあるが…。)

その勉強会の結果は、メンバー7人のうち私を含む2人の2アマが1アマにプロモーションできたものの、新たな上級ハムは誕生しなかった。プロモーションが1人でもいたことは悪い話ではないが、主たる目的(3アマ以下が2アマ以上にプロモーション)は達成ゼロということで、今でも「何とも微妙な結果だ…。」と思っている。

と言うことで、上級国試に関する後方支援がある方は、そのチャンスは是非とも活かしていただきたい。お分かりの方も多いと思うが、そういったチャンスは実際ほとんど無い。私の場合は当時、「こんな機会は2度と無い!」と思って挙手(勉強会に参加)した。最初の1アマ挫折後に、再びチャンスが訪れる(リベンジ意欲が湧く)まで、ざっと10年かかった。極端な話、何でもいいからきっかけにするようにして、志がある方には御健闘いただきたい。そしてタイミング(QSOやアイボール)が合えば「ようこそ、上級ハムの世界へ!」と歓迎し、“技術的なネタによるラグチュー”で盛り上がりたいと思っている。


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