いつものスタンスを踏まえると、多バンドアンテナの調整は高いバンドから行っているけど、今回は時間の都合(日没約2時間前)や装着バンドの組合せ予想、他を踏まえ、18MHzは一旦置いて14MHzを先に調整することにした。まぁ過去の実績から、「(このアンテナだったら順番を変えても)大失敗には至らない。」という自信もあったからなんだけどね。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ、アンテナを装着した時の外観は、こんなイメージ。
・測定方法 :過去記事@RVK的なアンテナ測定方法_240612に記載の“本気測定”による。
・姿勢&組合せ:タテ向きに7MHzコイル、ただしデフォルトエレメント@未調整のまま。
ヨコ向きに14MHzコイル。
・ねらい周波数:14.050MHz付近。
・その他 :帯域はSWR≦1.5の範囲。
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第一さんのマルチバンド3モデル(HV-4、HV-7、HV7CX)に共通して言えることの1つに、“14MHzのエレメントが他のバンドより極端に短い”という事実がある。理由は知らんけど、結果的にそうなっている。
で、手持ちの長いエレメントを少しでも温存したくて、コメットさんのUHV-6から手に入れた短いエレメントを目いっぱい伸ばして取り付けて測定。結果の記録は忘れてしまったけど、f0≒14.220MHz付近だったので、即行でボツにする。
仕切り直して、手持ちの第一さんエレメントの中で一番短かった首全長261mmを目いっぱい挿入して1回目の測定。結果は、f0≒11.578MHz、SWR≒1.30、Z≒42Ω、帯域=11.556~11.600MHz(11.578MHz±22kHz)であった。
これは思いっきり低く出るしかない状況なので、まぁ予定どおり。とりあえず-100mm、-70mmと詰めたけど、再びねらい周波数を通り過ぎてしまった(更に測定結果を記録漏れしてた!)ため、+16mm、-6mm、-1mmとエレメントを出し入れして6回目の測定。結果は、f0≒14.042MHz、SWR≒1.05、Z≒48Ω、帯域=14.012~14.072MHz(14.042MHz±30kHz)となり、調整終了とした。
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既にHV-7などで経験済みだけど、第一さんのマルチバンド3モデルのハイバンド用コイルは、単位長さあたりの周波数変化量が他のアンテナより大きい。更に14MHzは帯域が狭いので、嫌でもシビアな調整になる。なので、今回は8kHz分の追い込み(おそらくエレメント-0.3mmスライドと予想)は見送り、アンテナアナライザーの測定値を撮影することを優先した。
それがUP写真なんだけど、思ってた以上に暗めだ。これ、撮影時刻は16:08で、まだ撮影不能時刻まで余裕があると思っていたけど、結果は晴れ過ぎもあってコンデジの露出補正だけでは対応しきれない状況だった。なので、今日(1/18)の調整作業はここまで。明日(1/19)も晴れるとのことで、続きは明日行っていこう。
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