本当は次の撮影記事の一部に含めるつもりだったが、予想以上のボリュームになったので単独記事とした。この記事を読んでいただく方には全く関係ないことだが、何となく転職してから簡潔な文章作成がヘタクソになった気が…(爆爆)。
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さて、前記事で予告した“アウトカーブゼロ角度”を知ることになったきっかけから話を始めさせていただく。まぁ単純な思いつきなんだけど、何度も撮影実績が有るR編成なので、撮影地の他に新ネタと言うかテーマが欲しかったからだ。そこで今回のテーマに“電光ヘッドマークを捉えた撮影を行う!”を加えた。
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ここで言う“電光ヘッドマーク”とは、名称など列車の素性を表示するために編成両端の車両の正面に埋め込まれている表示パネルのことを指している。勉強不足のため正式呼称を知らないため“電光掲示板”に習って“電光ヘッドマーク”と仮に呼ぶことにしたが、実際みんな何て呼んでるんだろう?これが分からないとネット検索もままならない(正解に到達しないリスクがある)ので…。
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電光ヘッドマークは、蛍光灯のように人の目ではそんなに気にならない頻度(周波数)で点滅しており、車両をビシッと止めるシャッタースピードだとその1サイクル全体を捉えられず、デザインの一部が欠けて本当は光っているのに光っていない瞬間に撮影される。
一方、点滅の1サイクルより長い時間のシャッタースピードだと、電光部は全体で光った状態で写る代わりに、車両を止めきれないで流れてしまうこともある。今回はこの両方を攻略することが求められる。
ということは、走行中の撮影に有利なアングルは、カーブのピーク付近orカーブの手前で直線的に真っ正面に向かってくる所を捉えることだ。左右方向に最も動きが少なくなる状態を押さえることで、被写体が流れない撮影ができる。で、これに沿ってネット検索をしていた際に、カーブの呼称や定義について解説したサイトに遭遇し「へ~、なるほど~、そ~なんや~。」と勉強させていただいた訳だ。
また走行中の撮影に有利な距離は、ある程度遠い方がよい。これは構図内で車両の動きを小さく留めることで、カメラの撮影素子のうち車両が占有する範囲を狭くすることができるからだ。しかしあまりに遠すぎると車両が小さくなるのと、車両に反射してカメラまで到達してくれた光が弱くor少なくなるので、電光ヘッドマークを捉えたいのに、その存在感が薄いという本末転倒な状態にならないよう注意が必要だ。
これらを踏まえて撮影地、構図、撮影条件などを決めることになるのだが、初めてと言うかR編成では最初で最後の取り組みになるので、お泊り時や現地でお試しなど、準備も含めて取りこぼしの無いように注意したい。
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