現モービル@シエンタに立ち上げたシャックでは、同軸切替器によってシステムキャリアに取り付けたアンテナ2本の中から1本を選んで使用するが、リグは選べない。
今月に入ってからFT-818でCW運用を再開したが、そのたびに同軸切替器のケーブルを外してリグを替えているので、面倒になって来た。そこで、「リグ側も同軸切替器を使って、常設リグ@FT-891Mと持込リグ@FT-818を選べるようにしよう。」と考えた。
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使用している同軸切替器はDAIWA製のCS-201a。過去に別会社の同軸切替器を車内に設置していた時、切替スイッチ(プラ製)が紫外線で劣化したのか?割れたことがある。これを踏まえ、スイッチ形状にピン隅が無い(わずかに隅Rがある)モデルを前回選び、今回も同じものを選んだ。
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2つの同軸切替器は、MP-MPコネクターでつなぐことにした。でも、回り止めの角とMJコネクター(同軸切替器)の位相(向き)がUP写真のように概ね全面着地する置き方になってくれるとは限らない。それについて現物同士を取り付けて確認した結果、やはり全面着地にならない向きであった。
そこで、同軸切替器のMJコネクターに回り止めを受ける凹みを追加することにした。具体的には、正三角形の組やすりでMPコネクターの角と干渉する部分を削った(←下の写真で言うと前後方向)。これで全面着地になる向きに取り付けることが出来るようになった。
次に、MPコネクターの角が凹みに納まっているいるのかを測定で確認。具体的には、MPコネクターのナット部とMJコネクターの根元との間に発生する間隔2か所をノギスで測定。結果、いずれも2mmで相互差が無く、回り止めの引っ掛かり状態も締め切る直前に軽く動かしてみて確認できたので、コネクターは目いっぱい刺さっていると判断する。
それらを車内に設置したところ、いずれの切替器とも宙に浮くことも無く座ってくれた。あとは既存の同軸ケーブルをつなげば作業終了だ。
これでアンテナに引き続き、リグも常設状態を崩さずに2択できるようになり、更にモービルシャックの快適さが増した。あとは少しでも時間を確保して、FT-818を使う(CW運用する)場面を作れればと思う。
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