時々、QSO中に「どんなアンテナをお使いですか?」と聞かれることがある。まぁこれは私に限った話ではないので、聞かれること自体は珍しくも何ともないと思う。
しかし私の場合は、バンドに関係無く前段に「モービルとは思えない強い信号で届いている。」や、「言われないとモービルとは思わない信号だ。」などと言っていただくことも多い。そういう話の流れでいただいた質問なので、こちらとしても詳しく答えるように意識している。
しかし、アンテナ調整の結果は持ち歩いておらず、残っている記憶で答えるしかない。で、その記憶もやはり時間が経つと薄まっていき、状況によっては他のアンテナの記憶と混ざる瞬間もあった。まぁすぐに気付けたから、毎回その場で訂正してるんだけど。
そこでこれをきっかけに、調整結果の一覧表を作成してみることにした。過去記事からもお分かりのように、現モービルで運用している約2年間だけを見ても、作業回数(状況把握や失敗を含む)はかなりの数になっている。
今までの振り返り(参照)は当時のメモ@A4ウラ紙や過去記事で行っていたが、一覧表が有れば一目で分かる。今となっては「何でこれに気付かなかったかな~。」って感じだが、“思い立ったが吉日!”としたい。
そして、作成した表がUP写真。データ項目は、バンド&モード、メーカー&型番、調整後の全長、SWR≦1.5範囲&帯域幅、f0におけるSWR&インピーダンス、アンテナ本体長さ、エレメント全長&突出し長さ、使用チェックケーブル&マグネットアースシートのケーブル長さ、作業日&作業場所とした。
これでQSO時は、表の内容から抜粋して必要なデータを紹介し、あとは屋根にマグネットベースで取り付けていて、送信出力50W&チューナレスであることを付け加えればOKかと。
ちなみに、アンテナ本体長さとエレメント全長&突出し長さの欄は空白が多いが、これは既に自己融着テープを貼り付けているので剥がさないと測定不可だったため、次に剥がすことがあれば併せて測定&記録していくつもりだ。
当初の予想より大きな表になってしまったが、見にくくはなっていないと思う。“一覧表”とはよく言ったもので、「本当に一目見れば全てが分かる!」と思った。手前味噌だが「思いついてよかったな~。」というネタであった。
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