JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

覚えるボリュームを減らしてあげては?

2012年11月01日 05時13分31秒 | まずは上級ハム

相変わらずマイペースの私だが、ここ数日は朝と晩にCQ誌@2012年11月号を少しずつ読んでいる。夏頃からだったか、“チャレンジ上級国試!!解法のテクニック”という2アマを目指す有志向けの連載がある。

最初は直近の過去問を解説する感じで、かつての通称“カエル本”にはかなわないものの、現在同社で発売中の国試問題集より丁寧な解説という印象だ。

11月号では“計算問題のここを知る”というテーマで、オームの法則について解説しているが、“I=E/R”、“R=E/I”、“E=I×R”について、「この3つの公式を覚えておくと、とても便利~」と書かれている。

これについて私は、「確かに3つとも覚えるのも有りだけど、いずれか1つの式と“移項”を身に付けた方が、結果的に覚える量を少なく出来るのでは?」と思う。

解答時に必要な式を毎回準備するという、ちと無駄っぽい時間を費やす感じがするかもしれないが、実際の試験時間は2時間だからたっぷりある。極端な話、「意味も分からず単に覚えた怪しい記憶によって、不正解に爆走するよりローリスクなのでは?」と思う。

さらに移項は、他の計算問題でも避けることは出来ない手法だ。もしも移項を使わずに計算問題を攻略しようとした場合、少なく見積っても押さえるべき(覚えるべき)公式の種類が5倍のボリュームに膨れてしまうだろう。

現に(上記のように)オームの法則でさえ3倍のボリューム(3つの公式)になる訳だから、とてもとても現実的な状況では無くなることは、誰でも容易に想像できると思う。

■結論
不得意だから3つの公式として捉える(要するに力任せ)のではなく、「不得意だからこそ、1つの公式&計算全般で使える移項の手法(覚えるボリュームを減らす)という作戦でいく方が、結果的に楽なのでは?」と思うが、いかがだろうか?

2アマの計算問題は毎回4~5問ある。楽して約20点を手堅く押さえて、国家試験を有利に攻略していただきたい。


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