これまで(カムバック後)、18MHz用ホイップは2本立ち上げて来たが、実はもう1本ある。具体的にはDIAMOND_ HF16FXで、今夏にCOMET_HFB-17が漏水した後に1本購入していたけど、暑かったので手付かず状態になっていた。
で、今日(10/15)はWXが怪しかったけどHF16CLと同じで、「せっかくお店が広がっているので、一気にやっちゃおう!」と思い、雨を警戒しながら測定&調整を進めることにした。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :18MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500、視差軽減対策を試みる)
・その他 :帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=18.120MHz付近
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このアンテナは、取り外し不可のエレメントを伸縮させて調整するタイプなので、まずはエレメントを目いっぱい短い状態で1回目の測定。結果はf0=18.489MHz、SWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=18.362~18.616MHz(18.489MHz±127kHz)であった。
次に、エレメントを目いっぱい長い状態で2回目の測定(1回目+97mm)。結果はf0=17.788MHz、SWR≒1.00、Z≒49Ω、帯域=17.658~17.918MHz(17.788MHz±130kHz)であった。これで伸縮範囲にバンド全体が含まれていることを確認できた。
上記両極端状態の測定結果を踏まえ、ねらい周波数付近に落とし込むためにエレメントを縮める長さを計算し、-46mm、-1mmでトライ&エラー測定を繰り返し、最終的にf0=18.120MHz、SWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=17.990~18.250MHz(18.120MHz±130kHz)となり、作業終了とした。
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先に調整したHFB-17と比較すると、帯域が広くてボトムSWRが小さいようなので、おそらく今回のアンテナが18MHzで普段使いのメインになると思う。でも、何年か先にモービルを乗り換えると、これらの事情は変わってくるかもしれないので、HFB-17はこのまま保管するか、或いはしばらく触れていないMAV-2Wで使うのか、まだ分からんけどシエンタの第一線からは退くことになりそうだ。
それと、今夏の漏水事案を踏まえると、10年以上前にHF○○FXシリーズで発生した漏水の疑い事案も、熱収縮チューブに極小の亀裂や穴が発生していたことが原因かもしれないと思えて来た。まぁ現に、ここ半年ほど使用してきたHF20FX@14MHzでは漏水事案が発生していないので、多分そういうことなんだろう。いずれにしても、事案が発生しないことはイイことなので、ありがたく使っていきますね。
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